一人でつぶやく 秋の詩 大菩薩嶺〜丸川峠
- GPS
- 05:49
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 612m
- 下り
- 1,301m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 大菩薩登山口BS〜塩山駅 |
写真
感想
ここのところ、大気が不安定で午後は雷雨になる。土曜日を見送り日曜日山行を決断した。相変わらず甲斐大和駅はバス待ちの登山者で混雑していた。バスは立ち席が出る程の混みようだ。途中で若い女性が体調を崩し小屋平BSにて下車する。そういえばこの方、顔色が悪かった。パートナーさんがいるので大丈夫だろう。上日川峠BSで下車。まだこの時点では、空は蒼かった。ふくちゃん荘から唐松尾根に向かう。一気に雷岩までと。唐松尾根は最後の雷岩の急坂がキツイ。標高が厳しい。上を見たらあかん、とカメラだけ急こう配を撮る。何度かそうした急こう配を撮りながら登った。人声が聞こえ始めた。近くまで登ったようだ。雷岩に着いた。前回より20分遅れだ。気持ち凹む。すぐに富士山と大菩薩湖方面を見遣る。富士山は低く垂れる雲に隠れて見えなかった。食事タイム。すると富士山の天辺が見えたり隠れたりしている。シャッターを切る。これだけ見えれば満足だ。山頂の大菩薩嶺に向かう。今回は丸川峠経由のルートを往く。急坂もない登山道を往くが、1800m付近から標高が下がらないなぁと。先に明るくなった草原に下りた。丸川峠だ。富士山は完全に姿を隠した。山荘は廃屋かと思ったら小屋人がいあた。しゃがんで休んでいたら急に雨が降り出した。雨具を身に着けた。大菩薩登山口BSは15時発と16時発がある。前回は15時台に間に合わなかった。ヤマレコタイムからするとぎりぎりで乗れるタイムだ。1200m付近で裂石の表示を無視して直進、途中で踏み跡が怪しい。登り返すが、あぁこれで15時のバスは絶望的になりしゃがみ込んだ。下山してきたグループの方に教えてもらい、まだ、諦めず林道を急ぎ足で下った。いや矢張り無理だろう、駐車場にも来ていない。それでも走った。こんな年寄りを走らせるな、と。あと10分。時計針は無関心に時を進めている。もう、そろそろあの茶屋が見えるはず、が中々そのシーンが見えない。それでもあきらめず、早足で林道を急いだ。何とか14:56バス停に着いた。間に合った。逃せば1時間以上の待ちになる。
雷岩は半袖Tシャツでは寒いくらいだった。トンボが空を舞っている。あーもう秋ですね、とつぶやく。
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