安達太良山 (過去ログ)
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 884m
- 下り
- 876m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
福島への出張の帰りに安達太良山に登ってきました。マイナーな沼尻登山口からのコースを選択。このコースだと安達太良山の西斜面にぱっくりと口を開けた爆裂火口を一周する事ができます。沼尻スキー場のがたがた道を過ぎて駐車場に着くと車は零。平日だからかな。でも、ちょっと寂しい。登山口には沼の平での遭難の慰霊碑が建っていた。硫化水素ガスで4人亡くなっています。合掌。登山カードを提出して、いざ出発。爆裂火口を反時計回りに回るコースです。
雨上がりの樹林帯は蒸していて汗が噴き出してくる。暑いが足元にはナントカりんどうやナントカつがざくら的な花がたくさん見られ、少し気が紛れた。急登をしばらく登るとガスが晴れてきて北側に爆裂火口が見えてきた。ん〜ん、なかなか凄い。稜線に出ると風が強くて、涼しいを通り越して寒くなってきた。一気に汗が引く。そうこうしている内に船明神山に到着。ここからは乳房の様な形の安達太良山が綺麗に見る事ができた。ここで本日はじめての登山者と遭遇。しかし安達太良山山頂直下ではスキー場のゴンドラ利用の奥岳コースからたくさんの登山者が登って来ていた。
たまたま山頂では三角点の測量をしていた。GPSで約2時間掛かるようだが、精度はミリオーダーらしい。映画「劔岳 点の記」を思い出した。時代は変わったね。
帰りは鉄山経由で爆裂火口の北側を下った。ガス噴出エリアに迷い込まないようにマークがしっかりと付いていた。胎内岩を過ぎたあたりから落石注意の看板が目立つようになり、硫黄臭もしてきた。沼尻温泉まで引いている温泉のパイプがずっと続いている。パイプと同一ルートを駐車場まで下った。
大迫力の爆裂火口を見ながらの変化に富んだこのコースはお奨めです。そして入った温泉は田部井淳子さん経営の沼尻高原ロッジ。良い泉質です。こちらもお奨め。
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