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Yamareco

記録ID: 5894769
全員に公開
ハイキング
アジア

韓国ソウルの名峰・冠岳山 果川駅→恋主台→ソウル大

2023年09月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:54
距離
9.6km
登り
797m
下り
799m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:33
休憩
1:22
合計
4:55
距離 9.6km 登り 564m 下り 551m
7:06
23
果川駅
7:29
7:32
18
果川登山口・果川郷校
7:50
7:55
50
美しい淵を眺めて休憩
8:45
8:50
15
分岐を過ぎた森で休憩
9:05
9:10
5
恋主庵
9:15
9:25
5
山頂を望む展望台
9:30
10:10
50
山頂=恋主台
11:00
11:05
10
美しいナメを眺めて休憩
11:15
34
ソウル大学校最上部出口
11:49
11:58
3
ソウル大学校正門前のコンビニ
12:01
冠岳山駅
天候 秋晴れ!
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
START……KORAIL安山・果川線(ソウルメトロ4号線と直通。シンボルカラーは青)、果川(グァチョン) 駅から。
GOAL……ライトレール新林線、冠岳山(クァナクサン)駅まで。

なお、ソウル大学校キャンパス内と、ソウルメトロ2号線・落星岱 (ナクソンデ) 駅の間には、路線バスが頻繁運転されています。ソウル大学校側からスタートする場合、駅で下車後多くのハイカーにくっついて行けば、自ずとバス乗り場、そして登山口に着くはずです。
コース状況/
危険箇所等
危険なところは一応ありません。
今回歩いたコースは韓国有数の超人気コースで、非常に良好に整備されています。
しかし、山全体が岩峰で、登山道も巨岩がゴロゴロしたところを行く岩の道です。
転倒が命取りや大怪我につながる可能性もあります。
日本アルプスを歩くときと同じような心構えが必要かも知れません。

なお、山頂の巨岩の上では、韓国人ハイカーが岩の上をヒョイヒョイと歩いていますが、非常に危険ですので自己責任で!

800m近く登ったように表示されていますが、実際には600m弱です。
01. 夜遅いフライトで金浦空港に着き、深夜11時過ぎにソウル市街の南西部にある永登浦の宿に着いたのですが、予報では滞在中は翌日が一番天気が良いとのことですので (→後にはずれる w)、僅か4時間の睡眠で朝5時半に起床し、6時10分に宿を出発、7時に登山口の果川駅に着きました。テキトーに外に出たところ、公園のど真ん中にある5番出口 (汗
冠岳山登山は、1番出口から出たのち、赤で示したルートを進み、山裾の「冠岳山路」に出ればOKです。
2023年09月06日 14:02撮影
3
9/6 14:02
01. 夜遅いフライトで金浦空港に着き、深夜11時過ぎにソウル市街の南西部にある永登浦の宿に着いたのですが、予報では滞在中は翌日が一番天気が良いとのことですので (→後にはずれる w)、僅か4時間の睡眠で朝5時半に起床し、6時10分に宿を出発、7時に登山口の果川駅に着きました。テキトーに外に出たところ、公園のど真ん中にある5番出口 (汗
冠岳山登山は、1番出口から出たのち、赤で示したルートを進み、山裾の「冠岳山路」に出ればOKです。
02. 冠岳山路を南西方向に進み、中学校や教会の前を過ぎますと、公衆トイレがあります。用を済ませたあと、こんな景色の登山口からいよいよ登山開始!
思わず左側 (右岸) の道を行ってしまいそうですが、登山道は沢の右側 (左岸) です。私は何も知らず右岸を歩いてしまいましたが、後で飛び石を渡って登山道に合流できます。
2023年09月02日 07:30撮影 by  Canon EOS R7, Canon
4
9/2 7:30
02. 冠岳山路を南西方向に進み、中学校や教会の前を過ぎますと、公衆トイレがあります。用を済ませたあと、こんな景色の登山口からいよいよ登山開始!
思わず左側 (右岸) の道を行ってしまいそうですが、登山道は沢の右側 (左岸) です。私は何も知らず右岸を歩いてしまいましたが、後で飛び石を渡って登山道に合流できます。
03. 登山道入口の脇には、朝鮮王朝時代の地元エリート養成学校である「果川郷校」がありますが、見学時間は10時から。
韓流時代劇ファンで、腐れ儒者的ライフスタイルに興味をお持ちの方は、見学されると良いと思います。
2023年09月02日 07:31撮影 by  Canon EOS R7, Canon
7
9/2 7:31
03. 登山道入口の脇には、朝鮮王朝時代の地元エリート養成学校である「果川郷校」がありますが、見学時間は10時から。
韓流時代劇ファンで、腐れ儒者的ライフスタイルに興味をお持ちの方は、見学されると良いと思います。
04. 山全体が巨大な岩山で、沢の底全体が巨大な一枚岩だったりする場所がしばしば。澄み切った水を眺めながらの楽しい登りが始まります。
2023年09月02日 07:35撮影 by  Canon EOS R7, Canon
12
9/2 7:35
04. 山全体が巨大な岩山で、沢の底全体が巨大な一枚岩だったりする場所がしばしば。澄み切った水を眺めながらの楽しい登りが始まります。
05. こんな感じの渓流美が続きます。紅葉時は多分見事。
2023年09月02日 07:39撮影 by  Canon EOS R7, Canon
6
9/2 7:39
05. こんな感じの渓流美が続きます。紅葉時は多分見事。
06. 絶妙なバランス w
2023年09月02日 07:47撮影 by  Canon EOS R7, Canon
8
9/2 7:47
06. 絶妙なバランス w
07. 碧く美しい淵の眺めとともにしばし涼みました♪
2023年09月02日 07:51撮影 by  Canon EOS R7, Canon
10
9/2 7:51
07. 碧く美しい淵の眺めとともにしばし涼みました♪
08. さらに岩の谷は深く険しくなって行きます。
しかし登山道は完璧に整備されていますので安心です。(ただ、たまに巨岩の上をそのまま歩くところもあり、濡れている時など転倒注意!)
2023年09月02日 07:59撮影 by  Canon EOS R7, Canon
5
9/2 7:59
08. さらに岩の谷は深く険しくなって行きます。
しかし登山道は完璧に整備されていますので安心です。(ただ、たまに巨岩の上をそのまま歩くところもあり、濡れている時など転倒注意!)
09. 涼やかな沢沿いの登りで、疲れは全然感じません☆
2023年09月02日 08:18撮影 by  Canon EOS R7, Canon
9
9/2 8:18
09. 涼やかな沢沿いの登りで、疲れは全然感じません☆
10. 巨岩の小滝♪
2023年09月02日 08:27撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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9/2 8:27
10. 巨岩の小滝♪
11. 沢を覆う森の表情もいとをかし!
2023年09月02日 08:40撮影 by  Canon EOS R7, Canon
4
9/2 8:40
11. 沢を覆う森の表情もいとをかし!
12. 登山道が二手に分かれるところでは、他の多くの登山者と同じく左に進み、最後の急登を前にして苔の森で休憩♪
2023年09月02日 08:50撮影 by  Canon EOS R7, Canon
6
9/2 8:50
12. 登山道が二手に分かれるところでは、他の多くの登山者と同じく左に進み、最後の急登を前にして苔の森で休憩♪
13. 山頂にほど近い山寺「恋主庵 (ヨンジュアム)」に着きました。
読経がスピーカーで流され、あたり一面に響き渡っています。
2023年09月02日 09:08撮影 by  Canon EOS R7, Canon
4
9/2 9:08
13. 山頂にほど近い山寺「恋主庵 (ヨンジュアム)」に着きました。
読経がスピーカーで流され、あたり一面に響き渡っています。
14. 恋主庵の縁側に腰掛けて一休みするハイカーの皆様。
2023年09月02日 09:09撮影 by  Canon EOS R7, Canon
8
9/2 9:09
14. 恋主庵の縁側に腰掛けて一休みするハイカーの皆様。
15. さらにちょこっと進むと、ソウル大学校からの登山道と合流し、山頂=恋主台 (ヨンジュデ) の絶景を望む展望台に着きます。いや〜標高600m少々でこの絶景!
2023年09月02日 09:22撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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9/2 9:22
15. さらにちょこっと進むと、ソウル大学校からの登山道と合流し、山頂=恋主台 (ヨンジュデ) の絶景を望む展望台に着きます。いや〜標高600m少々でこの絶景!
16. 山頂=恋主台の超巨大な一枚岩!
記念の集合写真を撮る場合は、後ろに並んでいるグループが前のグループを撮ってあげるというルールになっています。

そして、見ていて恐ろしいのは、地元韓国人ハイカーがこの巨岩の上をヒョコヒョコ歩いていること! 滑ってずっこけたら確実に骨折、さらに死亡間違いなしと思うのですが・・・。私が小心者なだけ?

なお、山頂の三角点は、西側にある電波塔施設のフェンス沿いに登って行けば確実に着けます。
2023年09月02日 09:30撮影 by  Canon EOS R7, Canon
17
9/2 9:30
16. 山頂=恋主台の超巨大な一枚岩!
記念の集合写真を撮る場合は、後ろに並んでいるグループが前のグループを撮ってあげるというルールになっています。

そして、見ていて恐ろしいのは、地元韓国人ハイカーがこの巨岩の上をヒョコヒョコ歩いていること! 滑ってずっこけたら確実に骨折、さらに死亡間違いなしと思うのですが・・・。私が小心者なだけ?

なお、山頂の三角点は、西側にある電波塔施設のフェンス沿いに登って行けば確実に着けます。
17. ソウル首都圏きってのお立ち台ゆえ、冠岳山の山頂界隈はアンテナが林立していますが、その脇には「ロケットバウィ (バウィ=岩)」が屹立しています。
2023年09月02日 09:36撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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9/2 9:36
17. ソウル首都圏きってのお立ち台ゆえ、冠岳山の山頂界隈はアンテナが林立していますが、その脇には「ロケットバウィ (バウィ=岩)」が屹立しています。
18. ロケット岩をズームアップ!
見事すぎる天然の造形です!
2023年09月02日 10:10撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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9/2 10:10
18. ロケット岩をズームアップ!
見事すぎる天然の造形です!
19. 山頂の三角点すぐ脇からの眺めは本当に見事!
こんなヤバい稜線を進む上級者向け登山道もあります (人が小さく見えます)。
2023年09月02日 09:55撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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9/2 9:55
19. 山頂の三角点すぐ脇からの眺めは本当に見事!
こんなヤバい稜線を進む上級者向け登山道もあります (人が小さく見えます)。
20. 新緑・紅葉・冠雪時は本当に絶景ですよここ……!
2023年09月02日 09:56撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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9/2 9:56
20. 新緑・紅葉・冠雪時は本当に絶景ですよここ……!
21. 山頂からの大展望!
冠岳山の西にある三聖山 (サムソンサン) 方面。
2023年09月02日 10:09撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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9/2 10:09
21. 山頂からの大展望!
冠岳山の西にある三聖山 (サムソンサン) 方面。
22. 眼下に広がるのはソウル大学校のキャンパス。
1970年代、学生運動に手を焼いた朴正煕大統領が、ソウル市内中心部の大学路 (テハンノ) 界隈からここに移転させたとのこと。
画面右奥に、国会議事堂がある汝矣島 (ヨイド) 界隈の高層ビル群が見えます。
空気がクリアなら、北朝鮮も余裕で見えるはずなのですが……残念!
2023年09月02日 10:01撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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9/2 10:01
22. 眼下に広がるのはソウル大学校のキャンパス。
1970年代、学生運動に手を焼いた朴正煕大統領が、ソウル市内中心部の大学路 (テハンノ) 界隈からここに移転させたとのこと。
画面右奥に、国会議事堂がある汝矣島 (ヨイド) 界隈の高層ビル群が見えます。
空気がクリアなら、北朝鮮も余裕で見えるはずなのですが……残念!
23. 滔々と流れる漢江 (ハンガン) の中央奥がソウルの中心街で、その奥にはソウルの最高峰にして風水のシンボルである北漢山 (プッカンサン) が見えます。
また、やや右側には、滞在最終日に登った南山 (ナムサン) も見えます。
PM2.5多めで、レタッチで辛うじてここまで見えるようにしました (汗)。
2023年09月02日 10:00撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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9/2 10:00
23. 滔々と流れる漢江 (ハンガン) の中央奥がソウルの中心街で、その奥にはソウルの最高峰にして風水のシンボルである北漢山 (プッカンサン) が見えます。
また、やや右側には、滞在最終日に登った南山 (ナムサン) も見えます。
PM2.5多めで、レタッチで辛うじてここまで見えるようにしました (汗)。
24. 韓流ドラマ好きな方でしたら皆さんご存知、ソウルきっての高級ゾーン・江南 (カンナム) を望む。
※私は韓流ドラマ&スターファンではないので、地下鉄で下車したことはないです (^^;)。
2023年09月02日 09:59撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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9/2 9:59
24. 韓流ドラマ好きな方でしたら皆さんご存知、ソウルきっての高級ゾーン・江南 (カンナム) を望む。
※私は韓流ドラマ&スターファンではないので、地下鉄で下車したことはないです (^^;)。
25. 地下鉄2・4号線の舎堂 (サダン) から登ってくるルートは一応よく整備されているそうですが、こんな感じのヤバ目な岩場多数のようです w
下山は、果川ルートと同じく超メジャーなソウル大学校ルートを選びました。
2023年09月02日 09:36撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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25. 地下鉄2・4号線の舎堂 (サダン) から登ってくるルートは一応よく整備されているそうですが、こんな感じのヤバ目な岩場多数のようです w
下山は、果川ルートと同じく超メジャーなソウル大学校ルートを選びました。
26. オンシーズンの高尾山6号路・稲荷山コースよりもはるかに凄まじい数の (?) ハイカーとすれ違いつつ、こんな感じの沢沿いに下って行きます。
2023年09月02日 10:39撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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26. オンシーズンの高尾山6号路・稲荷山コースよりもはるかに凄まじい数の (?) ハイカーとすれ違いつつ、こんな感じの沢沿いに下って行きます。
27. 超〜ナメ岩!
2023年09月02日 10:56撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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9/2 10:56
27. 超〜ナメ岩!
28. かなり下ってきたところで、なかなか涼しげな景色あり。石に腰掛けて休憩しました。
2023年09月02日 11:03撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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9/2 11:03
28. かなり下ってきたところで、なかなか涼しげな景色あり。石に腰掛けて休憩しました。
29. 展望の開けた橋を過ぎると急なゴロゴロ坂は終わり、ひとしきり緩やかな道を下ると、ソウル大学校キャンパスの最上部に出ます。
2023年09月02日 11:09撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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9/2 11:09
29. 展望の開けた橋を過ぎると急なゴロゴロ坂は終わり、ひとしきり緩やかな道を下ると、ソウル大学校キャンパスの最上部に出ます。
30. ソウル大学校の広大なキャンパス内をダラダラと下って行きます。
2023年09月02日 11:30撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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9/2 11:30
30. ソウル大学校の広大なキャンパス内をダラダラと下って行きます。
31. ソウル大学校の正門前から冠岳山を振り返る!
この脇にあるコンビニでコカコーラを購入し激ウマ!!
2023年09月02日 11:49撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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9/2 11:49
31. ソウル大学校の正門前から冠岳山を振り返る!
この脇にあるコンビニでコカコーラを購入し激ウマ!!
32. さらにちょこっと歩くと、ライトレール新林線の冠岳山駅にゴール! (駅前にある冠岳山公園の門です) 午後から登るというハイカーも結構います。
2023年09月02日 12:01撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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9/2 12:01
32. さらにちょこっと歩くと、ライトレール新林線の冠岳山駅にゴール! (駅前にある冠岳山公園の門です) 午後から登るというハイカーも結構います。
33. 午後は撮り鉄。その前に、撮影地最寄駅の駅前にある中華屋にて、中国産の燕京ビールウマー!! そしてワンタン麺をすすり、塩分をきっちりと補給しました。
2023年09月06日 14:11撮影
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9/6 14:11
33. 午後は撮り鉄。その前に、撮影地最寄駅の駅前にある中華屋にて、中国産の燕京ビールウマー!! そしてワンタン麺をすすり、塩分をきっちりと補給しました。
34. 次から次へとやって来るKORAIL (韓国鉄道公社) の列車を撮りまくり!! 暑いのに3時間ほど激写しました w
2023年09月02日 13:22撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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9/2 13:22
34. 次から次へとやって来るKORAIL (韓国鉄道公社) の列車を撮りまくり!! 暑いのに3時間ほど激写しました w
35. 撮り鉄を終えて最寄駅に戻る途中、街並みの奥に聳える冠岳山を眺める。「あそこ、登ったんだな・・・!」
2023年09月02日 16:38撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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9/2 16:38
35. 撮り鉄を終えて最寄駅に戻る途中、街並みの奥に聳える冠岳山を眺める。「あそこ、登ったんだな・・・!」
36. うちのにゃんこ雪丸殿。
ばぁちゃんとのお留守番ありがとうニャ!
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36. うちのにゃんこ雪丸殿。
ばぁちゃんとのお留守番ありがとうニャ!
撮影機器:

感想

韓国と言えば焼肉!に加えて韓流スターというのが最近の定番かも知れませんが、個人的にはそのどちらにも興味はなく、完全に鉄ヲタとハイキングに振り切ってソウルをちょこっと訪問して参りました。
具体的には、ほとんどの時間を車両新旧交代の真っ只中にある鉄道撮影に注ぎ、半日か一日はソウルの街を囲む山のどれかに登ることとしました。

では、具体的にどの山に登るか……第一候補はソウルの北に聳える最高峰の北漢山、第二候補はその北にある道峰山でした。
しかし、ここのところ運動不足すぎて、標高差700m以上の超岩峰に登れる気がしません w
また、深夜に着くフライトの翌日が、一番の好天であるという天気予報……。4時間くらいの睡眠でも何とか登れそうな山を考えなければなりません。
そこでチョイスしたのが、ソウル界隈第三の名峰である冠岳山 (クァナクサン) です。標高は高尾山よりも若干高い程度で、基本的に岩場のヤバい道の距離も短めなため、何とか行けそうだと判断した次第です。

そこで、ソウル到着の翌朝、実際に天気が良いのでレッツラゴー!
日本の酷暑がウソのような秋らしく爽やかな空気の中、岩と水と緑が最高に素晴らしい登山道を進み、たどり着いた山頂部の絶景に快哉を叫びました (内心ですが w)。
そして、老若男女が怒涛のように押し寄せる「韓国の高尾山」ぶりにビックリ仰天しつつ、「そりゃ〜もう、日常生活の目の前にこんな絶景の山があり、地下鉄の駅からすぐに歩いて登れるのであれば、誰でも登りたくなるよな」と思ったのですが、それにしても岩岩しい登山道のグレードそのものは高尾山よりも全然上。韓国人ハイカーはこういうところを歩き慣れているからこそ、日本の高い山にもフツーにやって来ようとするのか……と思った次第です。

なお、今回歩いたルートですが、果川ルートとソウル大ルートのどちらから登るか?
それはまあ人それぞれですが、渓谷の美しさと人の若干少なさという点で、果川駅からのルートを推します。他にも色々なルートがありますが、露岩の上をロープや鎖を頼りに進むアルプス級のルートもあるとのことですので、訪れる方はネットで情報を拾いつつ、どうぞご安全に!

以上、ご覧いただき誠にありがとうございました m(_ _)m

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コメント

アニョハセヨ〜、bobandouシー♬

韓流ドラマで見る地名が出てきて楽しめました〜♪
bobandouさんはソウルは何回か訪れていらっしゃるのですか、 
鉄道乗り換えもスムーズで羨ましい!
実はちょうど4年前に兄家族とソウルへ行ったのですが、仁川空港に着いた途端に

どのバスに乗ったらいいんだ( ̄0 ̄;)、

姪っ子が東大門のホテルに先乗りしていたので、その後の行程はスムーズで地下鉄にも乗りました!
地下街が充実していて、改装前の渋谷の地下街のような雰囲気だった…、ような!

韓国は登山が盛ん、bobandouさんも登られて岩山、と書いてありましたが、ソウルでは広蔵市場でユッケが食べられて、その近くの鍾路5街に登山用品店が沢山並んでいました。
岩山だからソールが滑りにくい靴が特化している、と聞いて意気込んで行きました。
…言葉が通じなくて撃沈、、
900mlのナルゲンボトルと専用保冷ケースを買ったのみでした。
靴はRedFaceというメーカー名に引いちゃったのかなぁ、、

冠岳山 (クァナクサン)、
韓国の高尾山、のように賑わっていて、だけれども高尾山よりもグレードが高い、だから日本の高いお山にふつうにやって来ようとする、という感想にとても納得しました。
日頃の鍛練の賜物ですね、
私も頑張らないと、いつかまた韓国へ行った時に登れません。
 
ホテルの屋上から山が見えた事を覚えています、よく見えるなぁー、と思いましたが冠岳山 だったかもしれません。

ソウルの山旅レコ、カムサハムニダ〜、
続編、おまけは無いのでしょうか?
("⌒∇⌒")
2023/9/8 7:42
miketama씨
안녕하십니까? コメントどうもありがとうございます!
実は韓流ドラマどっぷりで少々韓国語をご存知なのですね
韓国は5年ぶりの5回目ですね。鉄道は、訪問する前に路線図をじっと眺めて思い出したあとは、基本的に日本の首都圏と同じように乗りこなしています。公共交通の運賃は日本と比べて激安ですし
(その代わり、食べ物代が日本よりも高くなってしまっています・・・円安ですし -_-;)
バスは路線がありすぎて、基本的には地元の人が分かっていれば良いというシロモノですので、よそ者が短期間の滞在で使うには超ワケわからんですね w。その代わり、使いこなせば最高に便利なものであることは、韓国で鉄ヲタ・バスヲタ活動する日本人の間での共通認識です w
仁川空港からですと空港鉄道に乗ればバビューン!とソウル駅まで行けるのですが、ホテルまで辿り着こうとするとソウル駅の地下街がワケワカメですので、確かにリムジンバスに一日の長があるかも知れません
身軽になったあとは、やはり地下鉄が便利ですね。ソウルの地下鉄の駅は、北の攻撃に備えたシェルターを兼ねて、やたらとバカでかいわけですが、そのぶん中心部の駅や乗り換え駅は地下街が発達していて楽しいですね 2000年代までは、それこそ無許可の行商人が地下道いっぱいに品物を広げて市場状態にもなっており、最高に面白い世界でした。地下鉄の電車の中も物売りいっぱいでしたし www

韓国人が岩の上をスタコラ歩けるのは・・・なるほどそうですね!もともと登山用品店でも、韓国の山対応でソールの滑りにくさに徹底的にこだわった靴が売っているからでしょう!! 大いに納得です。私が履いてきた日本の低山用シューズでしたら、結構すり減り気味だったこともあり、山頂の大岩で滑って転がり、骨折・転落死していたはずです
靴の試着は、「ポゴチュセヨ (見せてください)」「チャルテッソヨ (大丈夫です)」「アントゥェヨ (ダメですね)」で何とか行けそうな気もしますが・・・w

とにかくまあ、600mちょいの気軽に登れる山なのに、植生も登山道のゴツさも日本の中級山岳ですので、私も次回の訪韓時 (未定) にもっと岩岩しい山に挑むために脚力を何とかしないとと思いました
ちなみに東大門界隈のホテルからですと、すぐ南に見えるタワーがある山が南山ですね。最終日に登りました (レコはこれから)。北に見える凄まじい岩峰は北漢山界隈ですね〜。最高に奥が深いです・・・
2023/9/8 10:20
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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