サーキットあきらめ針ノ木小屋往復の2日間修行
- GPS
- 08:34
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,284m
- 下り
- 1,285m
コースタイム
天候 | 1日目:曇り時々晴れ 2日目:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一般道ですが、冬場は雪崩の起こる場所であり、岩盤が毎年削られます。もろい斜面歩きですので崩落・落石にはいつも注意が必要です。(雪渓のない時期の)高巻き道は結構神経使います。 |
写真
感想
当初は3泊4日の予定で別の山を予定していたのですが、天気が怪しいので2泊3日で行ける針の木サーキット(針の木〜種池周回)にしました。
でもその後も予報は悪化する一方で、とうとう2泊が1泊になってしまいました。
(2泊にしても歩けない天気予報ではなかったですが、稜線からの景色を楽しめそうもないので下山を決めました。)
およそ1か月ぶりの山行。この歳になると、やはり日頃のトレーニングは欠かせないなと思いました。前回足がつったのは脱水が原因と考えていましたが、今回も後半につったことを考えると、やはり筋力の衰えと考えたほうがよいのでは?と思いました。
今回の重量は20kg弱。以前から背負えない重量ではなかったのですが、歩いて4時間過ぎたあたりから、内側のももの筋肉が痛むように・・・。だましだまし歩いて、かろうじて標準タイムくらいで到着しました。
テントを設定し、天気がよければ蓮華岳にも行ってみようと思っていましたが、あいにくガスで眺望は望めそうもないし、そのままゆっくりすることに。
ところで、今日のテン場は3名のみでした。受付の人によると、昨日の土曜は60名とのこと!ここまで違うものか!
推測ですが、駐車場から4-5時間で気軽に?上がってこれる場所なので、土曜は特に混みやすいということか?(一方で2泊目でないとたどり着けないような場所は、土曜にそこまで集中はしない。)
水場:扇沢から1時間くらいあるいた場所に豊富な水量の湧き水があります。たくさん流れているので最初は沢だと思っていました。古びた看板があります。
今回は4Lほどかついできたので、利用しませんでしたがまた来るときは汲みたいと思います。
電波:ドコモ回線のMVNO使っていますが、ときどきつながらない場所があります。小屋付近も、つながったりつながらなかったり。
水:小屋で1L 200円で販売しています。
昼食営業は中止でした。
2日目、雨の心配はさほどなくても、やはり展望が望めないのはつまらないので下山することに。テント場のほかの2人も同じように下山でした。
下山は、昨日通った道。ザレていると、下りはとくに滑りやすいです。足に負担がかからないよう、ゆっくりめに下りました。
登山時には気付かなかったコゴメグサを発見。希少種であるハチジョウコゴメグサを先に覚えていたので、通常種でもやたら感動。黄色いアクセントがきれいな花です。
最近クマの目撃情報が多いとのことでビビっていました。鈴をガンガンに鳴らしていたせいか、気配を感じることはありませんでした。
今回の山行は、朝焼け・夕焼けほか、晴れの下の絶景はほとんど拝めず、痛めた足で登って降りるだけの修行をしたような気分でしたが、まあ仕方ないこと。また、日頃からトレーニングしろってことかな。
下山後はまず温泉へ。車の場合は運転が大変ですが、自由に行動できるのはありがたい。心笑の湯へ。500円。ほかに客は一人のみ。露天もあります。
その後は山麓線沿いの蕎麦屋へ。
扇沢や白馬方面へ行くときは、いつも高瀬川右岸のパノラマロード(オリンピック道路)を通るのでほとんど店はありませんが、たまには違う道を走るのも楽しいものです。
お米の収穫の季節で、たんぼが黄金色に輝いているのが印象的でした。
下山後に、(生きて帰ってきたという)安心した気持ちで帰路につき、観光気分を味わったり、食事をするのがかなり好きです。
次回はクーラーを感じられる雪渓の季節に、蓮華岳のコマクサの群落を見にまた登りたいと思います。
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