小秀山；御嶽山の絶景
HIROkun
- GPS
- 08:05
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,205m
- 下り
- 1,187m
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- 山行
- 7:40
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 9:27
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
取り立てて危険な個所はないが，幾つかの岩場もあるので三点確保は確実に。 |
| その他周辺情報 | 少し離れているが，翌日登る奥三界岳に近い「中津川市保健福祉施設かたらいの里」にある温泉を利用。440円だが，シャンプーや石鹸などは備えていない。各５0円で購入可能。 数人で一杯になる程度の小ささだが，誰も居らずゆっくりとできた。 https://www.city.nakatsugawa.lg.jp/soshikikarasagasu/kawaue/2/1336.html |
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感想
乙女渓谷キャンプ場の駐車場で車中泊したが，何故か余り寝付けずウトウトとしている内に目が覚めた。予定していたよりも1時間も早い2時40分。どうせ最初の方は整備された道だから暗くても大丈夫だろうと考え，そのまま準備をする。
4時10分にヘッドランプを点けて出発。乙女渓谷は立派な木の路や階段がつけられていて問題なく歩けた。ただ，周囲の景色は暗闇の中で，ヘッドランプに照らされた沢の白い反射だけが幻想的だった。名物の滝なども良く分からないまま，沢音を聞きながら進んで行くと避難小屋に到着。この先は少し山路らしくなってくる。周囲が明るんできたのでヘッドランプをしまい，しばらくすると大きな滝音が聞こえてくる。ふと顔を上げると予想していなかった大きな滝が現れた。近くには展望台があり，下から滝を見上げるのに絶好ポイントだ。
ここで小休止した後，一登りで滝の上部に出る。沢を横切った後，尾根に取り付いて登って行くとカモシカ渡りに到着。大きな岩に木の根が絡んだりしていてダイナミックだ。ホールドは豊富にあるので，問題となる箇所は無かった。岩場では見通しが良く，下界の方が見渡せた。天候も良い。
三の谷との分岐地点には，下山路に考えていた三の谷ルートで伐採が行われているので，う回路を取るようにとの注意書きがあった。
そこから30分弱で着いた兜岩の辺りも良眺望ポイント。太陽が未だ雲の中にあるのであまり暑さも感じることなく，気持ち良く登って行く。直ぐに第一高原に到着し，ここからは緩やかなアップダウンが続く。第二高原を過ぎた辺りから，路に笹の葉が被さってくることが度々あった。未だ朝露が残っているので，たちまちにグッショリとなってしまう。第三高原からは小秀山に建つ小屋が見えた。中央アルプスも手に取るようである。
ここから少し下った後，最後の一登りで秀峰舎に辿り着く。これが避難小屋かと思うほど立派な造りになっている。トイレも利用可能だ（清掃協力金100円）。
小屋から1分もかからず小秀山頂に立つ。何といっても御嶽山が真正面に聳えており，迫力満点だ。設置されている山座説明板で周囲の山々を確認してゆく。中央アルプスは勿論のこと，北アルプスの笠ヶ岳や薬師岳までもが，小さくはあるがクッキリと見えた。この頃には太陽が出て，気温も随分と上がってきたようだ。周囲にはトンボや蝶が飛び交っている。眺めを楽しみながら大休止する。
太陽のおかげで大分乾いてきた。もう一度濡らしたくなかったので，下り始める前に下だけ雨具をつけた。しかし，帰路ではほとんど露が残っておらず不要だった。太陽の力はすごい。
周囲の景色を楽しみながら，第三から第一まで高原を辿って行く。途中で登ってくる登山者2人とすれ違う。第一高原直下の兜岩からは，小秀山山頂が見えた。その後ろには御嶽山が控えている。未だ登っていないので近い内に登りたいものだ。
分岐からは，三の谷コースを辿る。かなり下った辺りで「う回路」の標識が立っているので，指示されている路を辿る。荒れているかと心配だったが，普通の登山路と変わらない程度に整備されており，特に問題となるような個所はなかった。登山口に降り立ち，そこからは林道歩き40分で駐車場に戻った。途中，色々な花が咲いていて，写真を撮るのに忙しかった。
駐車場には全部で10台余りが停まっていたが，人影はなかった。翌日の登山を予定している奥三界岳の方に向かう途中にある「中津川市保健福祉施設かたらいの里」にある温泉で汗を流した。
しかし，今夜の宿泊を予定していた夕森キャンプ場は，何と土日にイベントがあり，貸し切りのために宿泊不可とのこと。止む無く，本日も車中泊とし，道の駅 花街道付知の裏手にある公園駐車場で夜を明かした。車中からは何故か月がやけに明るく見えたのだが，どうも8月31日がスーパームーンだったようで，そのせいかと後で納得した。
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