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Yamareco

記録ID: 591653
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雪山ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

釈迦ヶ岳(中尾根を往復)

2015年02月21日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.6km
登り
700m
下り
683m

コースタイム

日帰り
山行
4:00
休憩
0:34
合計
4:34
6:30
7
朝明渓谷駐車場
6:37
6:37
43
中尾根登山道口
7:20
7:40
15
鳴滝コバ
7:55
8:05
21
岩場迂回路入口
8:26
8:26
38
最高点への取付
9:04
9:08
6
最高点
9:14
9:14
52
10:06
10:06
49
庵座の滝分岐
10:55
10:55
9
中尾根登山道口
11:04
朝明渓谷駐車場
ルート図は、手書きのため、正確ではありません。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朝明渓谷駐車場に車を駐車しました。私の車はノーマルタイヤですが、本日は問題なく、駐車地に到着しました。冬季のためか、管理人さんがいなかったので、駐車料金は徴収されませんでした。
コース状況/
危険箇所等
 登山道上は、標識や目印ががあるため、基本的に迷うことはないと思いますが、最高点手前のピーク2つの登りは、雪が深く、目印等が埋もれている可能性があるため、周囲をよく確認し、登りやすい個所を選んで進む必要があります。
 登山口〜岩場迂回路地点 
 徐々に積雪が多くなり、痩せ尾根が続く辺りも雪に覆われていたので、注意して進む必要がありました。
 岩場迂回路〜最高点
 この辺りから難度が上がります。岩場迂回路は、急斜面をトラバースした後、尾根に登りますが、滑らないようにアイゼンを利かせて進みました。その後、ピーク2つを越える際、もともと急登な上、積雪で夏道が完全に埋まっているので、急斜面を登ることになるのですが、雪が深く、すぐに崩れるので、危ないし、体力を消耗します。1つ目のピークは何とか越えることができましたが、2つ目のピークの途中で完全に行き詰ってしまいました。登頂を諦めて下山しかけたところ、後から来た方が、ワカンをお持ちで、それを履いてトレースを作ってくださったので、その跡をたどって登り続けることができました。最高点手前には、巨大な雪庇が張り出し、行く手を阻んでいたのですが、その雪庇もトレースを作ってくれた方が雪庇の一番薄い部分の雪を崩してくれたおかげで、木につかまりながらも何とか越えることができ、最高点に出ることができました。この区間は、雪が柔らかいため降りも非常に滑りやすく、降りるのに、本当に神経を使いました。
 最高点〜山頂
 快適に稜線歩きを楽しめると思います。但し、雪庇ができているので、登山道崖側に寄りすぎると危険です。
駐車場まで、積雪もなく、ノーマルタイヤで来ることができました。
2015年02月21日 06:26撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
3
2/21 6:26
駐車場まで、積雪もなく、ノーマルタイヤで来ることができました。
中尾根方面登山口に登山ポストがあります。
2015年02月21日 06:30撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
2/21 6:30
中尾根方面登山口に登山ポストがあります。
川を渡って、中尾根登山道に入ります。
2015年02月21日 06:37撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
2/21 6:37
川を渡って、中尾根登山道に入ります。
釈迦ヶ岳羽鳥峰縦走路方面
2015年02月21日 06:38撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
2/21 6:38
釈迦ヶ岳羽鳥峰縦走路方面
今日はいい天気です。
2015年02月21日 06:47撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
4
2/21 6:47
今日はいい天気です。
痩せ尾根に積雪があるので、注意して進みます。
2015年02月21日 07:11撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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2/21 7:11
痩せ尾根に積雪があるので、注意して進みます。
鳴滝コバまで来ました。
2015年02月21日 07:20撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
2/21 7:20
鳴滝コバまで来ました。
御在所岳がよく見えます。
2015年02月21日 07:20撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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2/21 7:20
御在所岳がよく見えます。
伊勢湾方面
2015年02月21日 07:20撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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2/21 7:20
伊勢湾方面
最高点方面が見えました!
2015年02月21日 07:38撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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2/21 7:38
最高点方面が見えました!
岩場迂回路手前付近の登りです。滑り落ちないよう慎重に登ります。
2015年02月21日 07:46撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
2
2/21 7:46
岩場迂回路手前付近の登りです。滑り落ちないよう慎重に登ります。
猫岳
2015年02月21日 07:50撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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2/21 7:50
猫岳
迂回路辺りでアイゼンを付けました。
2015年02月21日 08:02撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
2
2/21 8:02
迂回路辺りでアイゼンを付けました。
迂回路を過ぎて、再び尾根に出ると、霧氷の林が広がっていました。
2015年02月21日 08:10撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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2/21 8:10
迂回路を過ぎて、再び尾根に出ると、霧氷の林が広がっていました。
2015年02月21日 08:10撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
2
2/21 8:10
これからピークを越えます。
2015年02月21日 08:22撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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2/21 8:22
これからピークを越えます。
遠くの山々が見えました。
2015年02月21日 08:22撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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2/21 8:22
遠くの山々が見えました。
鈴鹿縦走ルート方面
2015年02月21日 08:24撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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2/21 8:24
鈴鹿縦走ルート方面
2015年02月21日 08:24撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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2/21 8:24
このピークを登りきると、最高点に出ますが、本当にしんどかった。途中、写真を撮る余裕が全くありませんでした。
2015年02月21日 08:26撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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2/21 8:26
このピークを登りきると、最高点に出ますが、本当にしんどかった。途中、写真を撮る余裕が全くありませんでした。
最高点に出ました!
2015年02月21日 09:04撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
7
2/21 9:04
最高点に出ました!
少しガスがわいてきましたが、それでも素晴らしい景色を満喫できました。
2015年02月21日 09:05撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
1
2/21 9:05
少しガスがわいてきましたが、それでも素晴らしい景色を満喫できました。
2015年02月21日 09:05撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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2/21 9:05
山頂標識までの巨大な雪庇です。最高点から山頂までを取り囲むようにしてできていました。
2015年02月21日 09:10撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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2/21 9:10
山頂標識までの巨大な雪庇です。最高点から山頂までを取り囲むようにしてできていました。
山頂に到達しました!
2015年02月21日 09:14撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
6
2/21 9:14
山頂に到達しました!
雪庇と思われるので、際まで近づけませんでした。
2015年02月21日 09:15撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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2/21 9:15
雪庇と思われるので、際まで近づけませんでした。
2015年02月21日 09:15撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
4
2/21 9:15
下山中の雪庇の間から見えた景色
2015年02月21日 09:24撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
8
2/21 9:24
下山中の雪庇の間から見えた景色
庵座の滝分岐まで降りてきました。この間、やはり、写真を撮る余裕がありませんでした。
2015年02月21日 10:06撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
1
2/21 10:06
庵座の滝分岐まで降りてきました。この間、やはり、写真を撮る余裕がありませんでした。
猫岳方面
2015年02月21日 10:07撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
1
2/21 10:07
猫岳方面
登山口まで戻りました!
2015年02月21日 10:55撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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2/21 10:55
登山口まで戻りました!
駐車場に戻りました。ほかの鈴鹿の山々に比べて、多少登山客が少ない気がしました。
2015年02月21日 11:04撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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2/21 11:04
駐車場に戻りました。ほかの鈴鹿の山々に比べて、多少登山客が少ない気がしました。
帰路、赤信号で停車したときに、慌てて撮ったのですが、ズームする余裕がななったです。
2015年02月21日 11:21撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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2/21 11:21
帰路、赤信号で停車したときに、慌てて撮ったのですが、ズームする余裕がななったです。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 ザック アイゼン 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

 今季鈴鹿山脈登山4回目は、釈迦ヶ岳に登ってきました。冬の釈迦ヶ岳は、今回が初めてです。駐車場までは、ノーマルタイヤで問題なく到着することができ、中尾根道ピストンで山頂を目指しました。
 結果として、非常に厳しい山行となりました。谷道は雪が深いだろうが、尾根道なら比較的雪も少なく、進むことができると考えたのが、中尾根道を選択した理由でした。また、細い尾根道が多く、山頂が近付くにつれ急登となるため、ワカンジキでなく、アイゼンで登ろうと考え、ワカンジキを持参しませんでした。しかし、岩場迂回路を越えた最初のピークに取付く付近から、雪が柔らかくて深く、また、トレースもなかったので、ズボズボになりながら、自分で登りやすい個所を探して急登を進みました。何とか最高点への最後の急登取付きに到着し、同様にして登り始めたのですが、急登で登ろうとしても足場が崩れて前に進むことが困難になり、行き詰ってしまいました。もうこれ以上は自分には無理だと感じ、来た道を少しずつ降りかけた時、後から登ってきた方がいたので、事情をお話しすると、「自分がアイゼンを着けて先行するので、頑張ってみましょう。」とおっしゃってくださり、その方の後について一緒に登らせていただくことにしました。そして、その方に付けていただいたトレースをたどって登り続けると、最高点手前に雪庇が張り出していて、行く手を阻んでいました。自分たちが登り詰めた個所からは、迂回して雪庇のない場所へ行けるかわからなかったため、もう駄目かと思ったのですが、その場所も、ご一緒させていただいた方が雪庇の比較的小さい部分の雪を崩し、道を作ってくれたので、何とか最高点にたどり着き、山頂に進むことができました。
 今回の山行は、自力で登頂できたとは言えず、また、山行前の自分の見通しも甘かったということを思い知らされました(毎度同じことを言ってますが)。装備の点も含めて、今後の山行の教訓にしたいと思います。
 また、自分が行き詰って、下山しかけた時、声をかけて励まして下さり、先頭に立ってトレースを作ったり、雪庇を崩して道を開いていただいた方には、感謝の言葉もありません。本当にありがとうございました。

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コメント

お疲れ様でした。
最高点手前の急登を一緒にがんばったオジサンです。
なかなか楽しい思いが出来ました。自分は一人だと簡単にへこたれるので、チョット「がんば」っちゃいました。久しぶりに「仲間」がいるといいもんだなあ、と感じられる山行でした。同じような山域を歩かれているようなので、またどこかでお会いすると思います。その時はよろしく 。
近年、特に職場では「がんばろう」「がんばれ」はメンタルの関係で使いにくい言葉になっており、使用を控えていますが、山ではすんなり口から出るのが不思議ですね(笑)。
2015/2/23 9:47
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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