快晴の赤岳〜高山病の症状のため山頂目前で敗退〜

2015年02月21日(土) [日帰り]

• GPS: 09:08
• 距離: 16.6km
• 登り: 1,738m
• 下り: 1,737m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:34
• 休憩: 0:34
• 合計: 9:08

5:59 スタート地点
6:36 6:36 やまのこ村
6:42 6:43 赤岳山荘
6:47 6:47 美濃戸山荘
11:06 11:18 地蔵の頭
12:19 12:20 赤岳天望荘
12:30 12:31 地蔵の頭
13:12 13:30 行者小屋
14:35 14:35 赤岳山荘
14:36 14:37 やまのこ村
15:07 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

赤岳山荘の駐車場まで入りたかったが、立ち往生した車があり、林道の途中にある駐車スペースに車を置いた。ほぼ美濃戸口付近

コース状況／危険箇所等

快晴で気温が高く、地蔵尾根のナイフリッジの北側のトラバースの足元の雪が緩くなっていた。滑落の危険があり、ナイフリッジの上を通過する方が安全と思われる。

その他周辺情報

河童の湯500円
16時頃に利用したが、スキー客で割と混雑していた。

写真

2/21 6:06

車で入れる林道最奥の赤岳山荘まで行くはずが、立ち往生した車がいたため、林道脇の駐車スペースに車を止め、ここから歩くことに。いきなり予定が狂う。

2/21 6:18

林道をどんどん歩く。予定が狂った分を取り戻そうとペースを上げてみたが、寝不足でペースが上がらない。結局、疲労度が増しただけだった。

2/21 6:48

赤岳山荘に到着。ここで登山届を提出。ここまで車で入りたかった。

2/21 6:54

美濃戸山荘ここから登山道へ

2/21 6:55

今回は、南沢コースを進みます。

2/21 8:44

八ヶ岳の林が切れて赤岳様が！。天気も良く、雪の赤岳様に感動。

2/21 8:45

こちらは阿弥陀様です。

2/21 8:48

最高の天気です。

2/21 8:49

やばいくらい快晴！。

2/21 8:57

行者小屋に到着。今日はテントも多い。ここでエネルギー補給とピッケル、アイゼン、ヘルメットを装着。

2/21 9:28

行者小屋と阿弥陀岳

2/21 9:29

地蔵尾根から登り、文三郎尾根を下る予定。

2/21 9:41

どんどん高度を上げる。

2/21 10:00

階段もこんな感じで埋まってます。

2/21 10:09

諏訪湖も見えます。

2/21 10:24

ガンガン行くぞ！。

2/21 10:25

この辺りから体調が少し・・・。
ペースもさらに落ちてきた。

2/21 10:42

阿弥陀岳と中岳

2/21 10:43

ナイフリッジの手前。
寝不足と地蔵尾根で急に高度を上げたせいか、息が荒くなり、高山病の症状が出てきた。

2/21 11:19

ナイフリッジ通過後、他の登山者をパチリ。
危険を顧みず、果敢に挑む。

2/21 11:19

通過した人は皆勇者だ！。

2/21 11:22

ナイフリッジは登りも下りも慎重に。
右側のトラバースは、気温上昇で足元の雪が緩くなって滑落の危険あり。私もトラバース側に行きかけたが戻り、リッジの上を通過しました。

2/21 11:23

地蔵の頭に到着。
手がしびれ、完全に高山病だ。

2/21 11:24

富士山も見えるが、それどころではない。

2/21 11:24

赤岳天望荘で休憩。
眺めも良いし、長めの休憩。
高山病の症状が出ているので、体を順応させなければ。

2/21 11:25

阿弥陀岳、かっこいいな。

2/21 11:27

富士山がきれいに見えると嬉しくなる。
日本人特有かな。

2/21 11:30

天望荘で休憩

2/21 11:49

硫黄岳、蓼科山方面

2/21 11:49

霧ヶ峰、美ヶ原、北アルプス

2/21 11:50

乗鞍方面

2/21 11:50

阿弥陀岳の後ろに御嶽山、中央アルプス

2/21 11:51

赤岳山頂はもう少し。休憩して高山病の症状が治まったので、赤岳山頂を目指す。しかし、高度を上げると呼吸の荒さと手のしびれが再発。3分の2ほど登ったところで、頭もクラクラしてしまい、やむを得ず撤退を決定。勇気ある撤退。でも悔しい。

2/21 12:32

文三郎尾根を下るはずが再度地蔵尾根へ。

2/21 12:33

登りの人がいたため、トラバース側を通過した人。足元緩いけど崩れなくて良かった。この後私はリッジの上を通過。

2/21 12:33

赤岳様、かっこいい！。

2/21 12:36

赤岳様、また来ます。

2/21 12:36

大キレットもよく見えました。

2/21 12:37

360度、どこを見ても飽きません。
本当にきれいな景色でした。

2/21 12:43

ナイフリッジ通過後の1枚

2/21 12:50

不思議なもので、高度を下げると高山病の症状は治まります。症状が出始めたあたりまで戻ると、体調はすっかり回復しました。

2/21 12:50

真ん中に行者小屋

2/21 12:50

こちらは、真ん中に赤岳鉱泉

2/21 12:57

2/21 13:11

2/21 13:17

2/21 13:17

行者小屋に戻ってきました。

2/21 13:22

今日の装備。今回ワカンは使用しませんでしたが、万が一のため、いつも持ち歩いてます。

2/21 14:38

美濃戸山荘まで下山しました。

2/21 14:42

赤岳山荘の駐車場
ここに車を止めたかった。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-625 Tough オリンパス

装備

備考

日差しが強く、手を汚さないスティックタイプの日焼け止めを持参すれば良かった。

感想

akaginoboru

睡眠時間2時間という寝不足の状態で赤岳を目指す。
赤岳山荘まで車で入りたかったが、立ち往生の車があって先に進めず、ほぼ美濃戸口から歩くことになる。
遅れを取り戻そうとペースを上げるが寝不足の影響でペースが上がらず、結局、疲労度が増しただけでした。
そのうえ地蔵尾根で急激に高度を上げたせいか、高山病の症状が出るはめに。
山頂を目前にやむを得ず撤退しましたが、無理に登っていたら命を失うことにもあるので、良い判断だったと思います。
快晴だっただけに残念な結果ではありましたが。

コメント

chiho_w

おつかれさまでした！
ちょっとした体調の変化や条件で高山病になってしまうのですね。
寝不足、私も今後は十分に気をつけたいと思います。
写真を見てますますこの目で見たくなりました。
どうか今週末、晴れてください・・・。

akaginoboru

Re: おつかれさまでした！
寝不足は大敵です。
私の経験則ですが、山での体調不良は、大抵寝不足でやられますね。
週末晴れると良いですね。
肉眼で見ると、写真では味わえない素晴らしさがあります。