快晴の赤坂山でスノーシューデビュー♪(マキノスキー場からピストン)


- GPS
- 06:00
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 681m
- 下り
- 663m
コースタイム
天候 | 曇りのち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://www.makinokougen.co.jp/publics/index/17/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
マキノスキー場まで積雪・凍結箇所はありませんでした。 スキー場駐車場にトイレ、売店、登山ポストがありました。 登山道に危険箇所はありませんが、リボンやマークの目印は少なく感じたので、案内板が雪で埋まっていたり、トレースがない場合はGPS等は必要だと思いました。 |
その他周辺情報 | マキノ高原温泉『さらさ』 大人600円(モンベルカード提示で10%引) http://www.makinokougen.co.jp/publics/index/9/ |
写真
感想
今週末は土曜日に西高東低の冬型気圧配置が緩んで、日本海側にも晴れ間がありそうだったので、ずっと行きたかった赤坂山に行って来ました。
赤坂山は滋賀県と福井県の県境になり、高島トレイルの一角で花の山としても有名ですが、冬山でもスノーシューハイクが盛んらしいので、私たちのスノーシューデビューが果たせそうです。
国道161号線の湖西道路の沢ランプから県道に入り、北欧を思わせるようなメタセコイア並木道を通って、マキノスキー場の駐車場に朝7時過ぎに到着しました。
スキー場のあるマキノ高原はキャンプ場や温泉も併設されているアウトドアゾーンで、駐車場には登山客以外の車も沢山来ていました。
駐車料金の1000円を支払ってから、駐車場の奥にトイレと登山ポストがあったので、いつも通り登山届を提出してから7:40に出発しました。
スキー場のゲレンデから登山口の場所が分からずウロウロしながら、歩道サンキッドを点検中の係員らしきおじさんに登山口の場所を聞いて、赤坂山まで約4kmと書かれた登山口の案内板を見つけることができました。
まだ朝なので雪はしっかり締まっていて、ツボ足でも大丈夫そうでしたが、道中で進退窮まってからだと不安なので、登山口からスノーシューを履いて歩くことにしました。
取り付きから結構な傾斜の尾根を北方向にまっすぐ進んで行く中で、駐車場に着いた時はどんよりしていた空でしたが、徐々に雲が取れ始めて西側に見える寒風峠や大谷山が青い空の下にくっきりと見え始めました。
登山口から1時間以上歩いた辺りで、まだかな〜?と思いながら、危うく通り過ぎそうになってしまった武奈の木平は、そこにある筈の東屋が雪で埋まりすぎてて、一瞬雪の吹き溜まりにしか見えませんでした(笑)
でも近づいてみると中はしっかり除雪されていて、ちゃんと休憩できそうになってました。
武奈の木平からすぐに小さな沢沿いの道になり、トレースが沢沿いを進む道と、急な尾根の取り付きを登る道に分かれていたので、沢沿いに進んでみたのですが、暫く進むとトレースが心細くなります。
GPSで確認すると本来のルートを外れているようなのですが、沢を詰めて尾根に取り付けばかなりの近道になりそうだったので、そのまま進みました。
やがて直進できる道がなくなり、おそらくは先行された1人分のトレースを辿りながら、急斜面との格闘が始まりました。
スノーシューが邪魔になるのでザックに付け、アイゼンに履き替えて、先行トレースのステップ通りに、50m以上ある雪の斜面を30分かけてよじ登りました。
快晴の中で気温も上がってきたせいでもう汗だくです…
結果、近道だったのか、余計に時間がかかったのか分からないままに、再度スノーシューに履き替えて、周囲の眺望が広がる稜線に出て暫くで鉄塔のあるピークに着きました。
ここまで来れば頂上まではもうすぐです。
真っ青な空の下に浮かび上がったような、真っ白な雪のピークに向かって歩くこと15分ほどで赤坂山(823.6m)の山頂に到着しました。
時計を見ると時間は11時。コースタイムよりかなり時間がかかってしまったけど、頂上はこれ以上ない位の青空で、360°のパノラマの大展望にとても幸せな気持ちになりました。
稜線の先の三国山から明王の禿、高島トレイルの乗鞍岳のずっと先には白山も良く見えて、右に金糞岳と、伊吹山や霊仙山も繋がっていました。
当初は三国山まで縦走するつもりでしたが、ここまで意外と時間がかかったし、二人とも十分満足感があったので、赤坂山からピストンで下山することにします。
頂上はかなりの強風で、次々と登って来られる方も見えたので、少し下って鉄塔の下で昼食休憩にしました。
休憩中にかなりの人数の方を見ましたが、ほぼ100%の人がスノーシューかワカンかスキーを履いておられたので、私たちもここをスノーシューデビューにして正解だったと思います。
鉄塔ピークでゆっくりして12時に下山開始。帰りは雪が溶けて緩んでいましたが、泥濘はなく快適に下ることができました。
先週は下山中にすれ違う際に悪天を慰め合うご挨拶でしたが、今日は正反対の快晴の好天を喜び合うご挨拶になりました。
山はやっぱりこうでなくてはですよね♪
実は今日はヒップソリも持参していたのですが、なかなか使う場面がなく(分からず?)、結局登山口手前のお子ちゃま達がソリで滑るゲレンデになった所で滑って下りました。
尻セードよりスピードが出て怖かったです…
マキノスキー場にはリフトがなく、ゲレンデも一ヶ所だけなので本格的なスキー客ではなく、雪遊びを含めたご家族連れが多い場所でした。
駐車場に戻ってから、隣接されたマキノ高原温泉『さらさ』で入浴をして帰路に着きました。
初めての赤坂山でしたが、標高が900mにも満たない低山とは思えない程の稜線は感動的ですらありました。
もっともっと雪の高島トレイルも歩いてみたいし、初夏の花に溢れた高原ハイキングもしたいと思える魅力たっぷりなお山でした。
赤坂山での、スノーシューデビュー
おめでとうございます。
途中の急坂で苦労されても
これだけの晴天と展望が
山頂で得られたら、大満足ですね
とくに白山、ずいぶん遠いのに
意外に大きく見えて、うれしくなりますね。
雪のないときの道は、たしか、沢沿いを
つかず、離れずでずっと歩いて、
数箇所の、軽い岩歩きが
あってといった、道だった記憶がありますが
冬は、全部雪の下。夏道沿いを
忠実に歩かずとも、大きく外れなければ
当日のルート状況に
応じた、安全なルート取りで、よろしいかと。
山頂から、南下する、寒風方面も
お勧めです。
コメントありがとうございます
駐車場に着いた時に曇り空だったので、今回もお天気に恵まれないんだと諦めかけていましたが、快晴の山頂に立てて、雪化粧した壮大な白山を見れた時は最高の気分で、ルート取りに失敗した苦労も全部吹っ飛びました
スノーシューはまだコツも掴めないですが、踏み抜きがなくなったことで随分楽でしたよ
山頂で満足しすぎて山頂からピストンで下山だったので、komakiさんお勧めの寒風峠は次回に必ず歩きたいと思います
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