奥美濃石徹白のナメ天国:保川支流遡行〜岩巣越〜牧川下降

- GPS
- 07:18
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 645m
- 下り
- 635m
コースタイム
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:19
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 保川・朝日添川の二俣、牧川出合の橋近くに駐車スペースあり |
写真
装備
個人装備 |
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
保険証
携帯
時計
ナイフ
カメラ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
セルフビレイランヤード
キャメロット
ハンマーバイル
アングルハーケン
渓流シューズ
|
---|---|
共同装備 |
ロープ
|
感想
ワンゲル部の山小屋があることから、奥美濃の石徹白を沢やスキーのホームにしているが、まだ遡行していない沢はある。その1つが、保川の支流と牧川の周回ルートである。噂によると、奥美濃の沢上谷と言うぐらいに美しいナメがあるらしい。ワンゲル部前主将がしぶりに沢に行きたいというので、この機会に行ってみることにした。
車高の低いノアでは、林道の奥まで入るのは怖いので、保川林道と朝日添川林道が分岐する橋の近くに車を駐めた。車高の高い車であれば、牧川出合近くの橋にある駐車スペースも利用できる。林道を1時間10分ほど歩くと、大きめの沢が林道を横切るので、その橋の下から入渓する。
沢を下降し、保川の本流に出て、さらに沢を下ると、左岸に支流からの5mの滝がかかる。この支流が遡行する沢である。5m滝をシャワーを浴びながら登ると、ゴルジュ状となり、8m、2m、3mと滝を越える。渇水でも結構シャワーを浴びるのに、水量が多い時期だと、かなり苦労しそうな箇所である。結構滑っているので、ラバーソールでは少々怖い。その後は、8m滝と多段の滝15mと越える。10m幅広滝は右岸から巻く。所々にナメも現れる。最後の15m滝は直登できそうではあったが、無難に右岸から巻いた。沢を進み、最後はルンゼに入り、少々のササ藪漕ぎで岩巣越の三角点を見つけることができた。
岩巣越からは藪漕ぎをしながら西へ進み、それほど苦労することなく沢に出た。最初のうちは、水流がいったんなくなったり、藪が濃かったりとショボかったが、次第に沢らしくなっていき、ナメが現れる。ラバーソールでは結構滑るので、草木を掴みながら下る。三角岩を過ぎると、水量も増えて、美しいナメが現れる。規模は沢上谷より小さいが、充分に奥美濃の沢上谷と言ってよい立派で美しいナメである。ナメをヌメリに注意しながら下降していくと、橋らしきものが現れるが、これが林道合流地点であった。あとは沢沿いの林道を下降していけば、保川林道に合流し、駐車地点に戻ることができた。
石徹白の沢は林道や登山道を使えないところが多く、帰りは沢下降をせざるを得ないが、基本的にササが濃いので藪漕ぎにかなり苦労する。このルートは、藪漕ぎがさほどキツくないという点では、なかなか魅力的なルートと言えるだろう。
記録はブログにもアップしています。
http://mamezou.cocolog-nifty.com/mamezoudiary/2023/09/post-f01e35.html
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