屋久島 荒川登山口から縄文杉までピストン
- GPS
- 09:15
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 2,802m
- 下り
- 2,770m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れからの〜ドシャ降り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大変整備されています。雨が降ると登山道が川になります。 |
その他周辺情報 | 夕ごはん→いその香り 宿→まんまる |
写真
感想
遅めの夏休み。初めての屋久島。
今回は「yamakara」さんのツアーを利用しました。
朝4:30にお迎えあり、バス送迎場所まで連れて行ってくれました。
途中バスがお弁当やさんに立ち寄り、昨日注文した朝&昼のお弁当を受け取る→
まだ真っ暗な山道を登山口まで40分くらいバスに乗って登山口まで→
登山口に着いたら、朝ご飯タイム。30分くらいで朝のお弁当を食べ、トイレなど支度をする。
ここまでシステマチックに進みます。結局スタートは6時。
まずはトロッコ道の木道をひたすら歩きます。これが長くて…ほぼ平坦な道をとにかくずんずん進みます。ガイドさん、速い!
帰りのバスの時間が決まっておりトータル20キロ以上歩くので、速めに進める所はかなり早足です。途中屋久杉の説明なども混じえ、休憩も取りながら歩きます。私の頭の中ではトロッコといえばインディジョーンズ。シダが生い茂るジャングルのような中を進むので冒険みたい。
テッテレッテー♪テッテレー♪脳内でインディの音楽がかかります。
たくさんの手すりのない橋を渡り、トロッコ道8キロほどを歩き終えて縄文杉までは最後のトイレタイム。
ここのトイレがおもしろくて、女子トイレは便器にずっと水が川のように流れています。しかもかなりの急流ペース(笑)もちろん手洗い場もあります。
水の豊富な島ならではだなぁ、と。
水場もたくさんあり、各所にで水を汲めます。10時間も歩くのに、ペットボトル一本あれば、なんとかなると言う他の山ではありえない体験ができました。
今回私達は6人のパーティにガイドさん1人。
この先は登山道+階段になりましたが、ウィルソン株に着いた先で1人両足がつってしまい残念ながらリタイア。
ツアーに参加される方はみんなが普段登山をする人ではないので、トロッコ道を8キロ歩いた後の山道でかなり足に負担がかかります。(朝、早起きなのも体調変化があるかもしれない)
リタイアの方はウィルソン株の所で待っていてもらい、縄文杉に向かいます。
その間にもたくさんの屋久杉に出会います。屋久杉と呼ばれるのは樹齢1000年以上のもの。
名もなき屋久杉もとても立派で、上が見えないくらい高いものもたくさん。倒木からは苔や新たな木の芽が芽吹いており、森の再生を感じます。岩にも苔がたくさん。緑の中にダイブしている気分。
縄文杉はゴールであって、ランドマーク的な存在ですが、行き帰りの道のりがとても楽しい。
私は大王杉と呼ばれる杉が一番良かったです。
縄文杉は保護のために近くまでは行けず、展望台から見るようになっているので大きさが分かりづらい(笑)
屋久島のスーパースター、縄文杉は樹齢2000〜7500歳ほど。そしてまだ生きている。それがすごい事なのです。(本来杉の寿命は500歳ほど)
どっちにしてもニンゲンには真似できない。
帰り道は同じ道を戻る形になります。
お天気が帰り残り2/3くらいで雷雨に。
私は雨も楽しかったですが、ガイドさんは結構危機感があったようで、途中説明も飛ばして屋根のある休憩場所に急いでいました。だんだん雷が近づいていたらしい。
また雨足が弱まらず(止みそうになるけど結局止まずにまあまあ降り続きました)、帰りは川の水も濁り急流へ。そして至る所に滝が出現していました。屋久島は岩の島(土がない)なので雨が山に染み込まず、そのまま岩肌に流れていくので、ひどいときは沢の水が鉄砲水となり山道をふさぐかもしれず。
それが想像できました。ガイドさんいて良かったです。
帰り道はトロッコ道が所々川になっていました。
靴の中は水浸し。ゴールで靴下が絞れました。
無事帰って来ました。麓は晴れてました。
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