日光白根山(湯元から)


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,399m
- 下り
- 1,379m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
当日はトレースあり。 積雪は膝下程度の深さでした。 スキー場から外山鞍部まで 急斜面が続きます。トレースがあったのでそのまま登りましたが、雪が深い場合はワカンかスノーシューが必要です。 外山鞍部から前白根山まで 雪が深いです。トレースは稜線上についていました。ツボ足では歩きにくく、かなりペースが落ちました。稜線に出た時点でワカンをつけるべきでした。 前白根山から五色沼避難小屋まで 稜線上の雪はクラスト。避難小屋に下る道はかなり雪が深いです。 そのままスノーシューで進む人が多いようです。 避難小屋から奥白根山まで 森林限界を越える辺りからの急斜面は緊張します。 アイゼン+ピッケルの人が多いです。 午後、下るときはトレースもしっかりしていて、ワカンやスノーシューは必要ないくらいでした。 |
写真
感想
天気予報を確認したら、終日晴れ予報。急きょ支度をして、日光白根山へ向かいます。雪が深いようで心配でしたが、着いてみるとすでに何人か入山しているみたいでした。さすが土曜日です。
スキー場から外山鞍部までは、最近経験していないような急登が続きます。雪山は体力が落ちたんじゃないかというほどに進みません…。無心になって登ること1時間半、稜線に出ました。遠くに富士山も見えています。ここで先行者の方と挨拶を交わして先を急ぎます。しかし、ここでワカンをつけておくべきでした。稜線は、トレースはあってもところどころ足が沈んで思うように歩けず、かなり体力を消耗しました。ペースが上がらないまま何とか前白根山にたどり着くも、風が出ていて寒いのであまり留まらずに先に進みます。
稜線上は雪が硬いので、アイゼンがよく効いて歩きやすかったですが、避難小屋に下る所では雪が深くて進むのに難儀しました。トレースがなかったら相当苦労したと思われます。先行者の方には本当に感謝です。そこから再び森林限界まで登るまで、雪が重くてぜんぜん進みませんでした。BDのアイゼンはすぐに雪団子になって重りのように負担がかかります。それでも、葉のない木々に差し込む太陽の光に元気付けられました。冬の山はこういうところが好きです!
森林限界を越えると、今度は急斜面が待っていました。ここでスキー場からの取り付き部分でお会いした方とすれ違います。その先には先行者お二人。一歩一歩足場を確かめながら、確実に登っていきます。ピッケルはまだ持っていませんが、こういうところはあったほうが良さそうです。
斜面を登りきった後は岩場のアップダウンを越えてまもなく山頂に到着!期待通りの絶景が待っていました!風がないので、しばらく写真を撮ったり、山頂にいた方々と話をしたり、良い時間をすごせました。
昼食は避難小屋の前で。稜線への登りに備えて休憩。日差しが気持ちよくて、そのまま寝てしまいたくなるほどです。ここで持ってきた飲み物600mlがなくなりました…いつもは半分も飲まないのに、今日は相当気温が高いようです。仕方がないので雪を溶かしてペットボトルにつめました。この時間から、テント泊装備の方とすれ違うようになります。重い装備で雪道を歩くなんて、まだ自分にはできそうにありません。来年にはやっていそうですが。笑
後は快適な下り。雪が深くて下るのは楽しかった。スキー場から抜きつ抜かれつしていた方とは、最後まで同じようなペースでした。笑
最後のつまらないゲレンデ歩きは、お話しながら歩けたので楽しかったです。またどこかの山でお会いできたら嬉しいです!
今回の山行は、雪のコンディションの違いにワカンにアイゼンの使用タイミング、急斜面に雪深い稜線歩きなど、いろいろなことを勉強する機会になった。次につながる良い経験ができた。3月は浅間ともう一ついけたらいいと思う。
コメント
この記録に関連する登山ルート

いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する