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Yamareco

記録ID: 5942168 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走 中央アルプス

安平路山;ヤブ漕ぎを堪能できた

情報量の目安: S
-拍手
日程 2023年09月15日(金) 〜 2023年09月16日(土)
メンバー
天候1日目:曇り一時雷雨,2日目:霧のち快晴
アクセス
利用交通機関
車・バイク
車止めゲート前の空き地。2,3台の駐車が可能。ここまでの手前1km程は結構荒れているので車高の低い車は底をこする可能性大。又,ここまでの途中にも路肩に停められる場所が幾つかあるが,釣りをする人の車で結構埋まっていた。
経路を調べる(Google Transit)
GPS
32:00
距離
24.4 km
登り
1,508 m
下り
1,495 m

地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

1日目
山行
6時間49分
休憩
1時間54分
合計
8時間43分
Sゲート前駐車場07:1008:37トイレ08:3908:41摺古木自然園休憩舎08:5509:57直登分岐10:0510:37摺古木山10:5412:09シラビソ山12:1512:49安平路避難小屋13:1014:03安平路山14:1814:52古い水場標識14:54水場15:1815:37新しい水場標識15:40水場15:4715:53安平路避難小屋
2日目
山行
5時間44分
休憩
1時間4分
合計
6時間48分
宿泊地05:5505:55安平路避難小屋06:39シラビソ山06:4008:14摺古木山08:4209:08摺古木展望台09:3010:11直登分岐10:1211:18摺古木自然園休憩舎11:3012:43ゲート前駐車場G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
とにかく藪漕ぎが多いので,予想以上に体力を消耗するし,時間もかかった。又,笹の露でびっしょりになるので雨具着用は必須と思う。獣道らしきものが交差している個所もあるが,ルートの刈り払いはされているので,地図を確認しながら進めばルートを見失うことはないと思う。
その他周辺情報登山口へのアプローチ途中にある「大平宿」はかつての宿場町で現在は古民家の宿泊体験を実施しているらしい。
砂払温泉(600円)を利用。幾つかの種類の湯舟があり,洗い場も広いので使い勝手が良かった。
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図

写真

ゲート前の空き地には2,3台が駐車可能
2023年09月15日 07:07撮影 by iPhone 6sApple
ゲート前の空き地には2,3台が駐車可能
ツリフネソウ
2023年09月15日 07:25撮影 by iPhone 6sApple
ツリフネソウ
ヤマハハコ
2023年09月15日 07:56撮影 by iPhone 6sApple
ヤマハハコ
気の早いモミジが既に色づいていた
2023年09月15日 08:06撮影 by iPhone 6sApple
気の早いモミジが既に色づいていた
一休みするのに絶好な小屋
2023年09月15日 08:42撮影 by iPhone 6sApple
一休みするのに絶好な小屋
沢のほとりに咲くトリカブト
2023年09月15日 09:31撮影 by iPhone 6sApple
沢のほとりに咲くトリカブト
崩れやすい斜面にかかった木道も崩れかけていた。通過は慎重に
2023年09月15日 09:39撮影 by iPhone 6sApple
崩れやすい斜面にかかった木道も崩れかけていた。通過は慎重に
カニコウモリ
2023年09月15日 09:43撮影 by iPhone 6sApple
カニコウモリ
三角点のある摺古木山頂。この日は雲のために眺望は無し
2023年09月15日 10:38撮影 by iPhone 6sApple
三角点のある摺古木山頂。この日は雲のために眺望は無し
1
ささやぶの路がずっと続く
2023年09月15日 11:19撮影 by iPhone 6sApple
ささやぶの路がずっと続く
白ビソ山頂。周囲は笹だらけで眺望は無し
2023年09月15日 12:10撮影 by iPhone 6sApple
白ビソ山頂。周囲は笹だらけで眺望は無し
1
樹々の隙間から中央アルプスが。多分,越百岳から仙儚戮諒佞
2023年09月15日 12:40撮影 by iPhone 6sApple
樹々の隙間から中央アルプスが。多分,越百岳から仙儚戮諒佞
小屋の向こうに安平路山が待っている
2023年09月15日 12:48撮影 by iPhone 6sApple
小屋の向こうに安平路山が待っている
1
セリバシオガマ?
2023年09月15日 13:37撮影 by iPhone 6sApple
セリバシオガマ?
安平路山頂も笹薮に覆われていた
2023年09月15日 14:02撮影 by iPhone 6sApple
安平路山頂も笹薮に覆われていた
1
奥念丈岳へと続く路は一応,踏み跡とテープの目印がある
2023年09月15日 14:15撮影 by iPhone 6sApple
奥念丈岳へと続く路は一応,踏み跡とテープの目印がある
1
水場は少々,細くて汲むのに時間がかかる
2023年09月15日 14:54撮影 by iPhone 6sApple
水場は少々,細くて汲むのに時間がかかる
1
小屋近くの水場の案内標識。笹に覆われて見過ごしそう
2023年09月15日 15:50撮影 by iPhone 6sApple
小屋近くの水場の案内標識。笹に覆われて見過ごしそう
1
こちらの水場は汲みやすかった
2023年09月15日 15:45撮影 by iPhone 6sApple
こちらの水場は汲みやすかった
1
初めてヒカリゴケを見た
2023年09月15日 17:58撮影 by iPhone 6sApple
初めてヒカリゴケを見た
1
小屋の外に出ると霧で見通しが悪い
2023年09月16日 05:54撮影 by iPhone 6sApple
小屋の外に出ると霧で見通しが悪い
陽の光が霧を透かして降り注ぐ
2023年09月16日 08:00撮影 by iPhone 6sApple
陽の光が霧を透かして降り注ぐ
ガマズミの赤い実が青空に映える
2023年09月16日 08:03撮影 by iPhone 6sApple
ガマズミの赤い実が青空に映える
木曽駒から越百岳まで中央アルプスが一望できた
2023年09月16日 08:27撮影 by iPhone 6sApple
木曽駒から越百岳まで中央アルプスが一望できた
1
北岳,間ノ岳,農鳥岳を始めとした南アルプスも見えた
2023年09月16日 08:20撮影 by iPhone 6sApple
北岳,間ノ岳,農鳥岳を始めとした南アルプスも見えた
1
雲に包まれた御嶽山
2023年09月16日 08:23撮影 by iPhone 6sApple
雲に包まれた御嶽山
キベリタテハが沢山舞っていた
2023年09月16日 11:28撮影 by iPhone 6sApple
キベリタテハが沢山舞っていた
スギゴケの中に小さいキノコが可愛い
2023年09月16日 11:57撮影 by iPhone 6sApple
スギゴケの中に小さいキノコが可愛い
大きなキノコ。20cmはあるか?
2023年09月16日 12:00撮影 by iPhone 6sApple
大きなキノコ。20cmはあるか?
アサギマダラかな?
2023年09月16日 12:05撮影 by iPhone 6sApple
アサギマダラかな?
タニソバ
2023年09月16日 12:10撮影 by iPhone 6sApple
タニソバ
青空をバックにススキがスックリと立つ
2023年09月16日 12:30撮影 by iPhone 6sApple
青空をバックにススキがスックリと立つ
アケボノソウ?
2023年09月16日 12:33撮影 by iPhone 6sApple
アケボノソウ?
シラネセンキュウ?
2023年09月16日 12:35撮影 by iPhone 6sApple
シラネセンキュウ?
顔を洗ってサッパリした
2023年09月16日 12:38撮影 by iPhone 6sApple
顔を洗ってサッパリした
1
幾つもの古民家が建ち並ぶ一帯
2023年09月16日 13:21撮影 by iPhone 6sApple
幾つもの古民家が建ち並ぶ一帯
1
撮影機材:

感想/記録

2週間ほど前に南木曽から見えた安平路山に行こうと思い立った。名前が印象的なのと,藪漕ぎがどの程度のものなのかを以前から確かめたかった。車でのアプローチの最後の方が荒れているらしいので,明るくなってから通過するようにと,自宅出発は1時半。途中の駒ヶ岳SAで朝飯を摂るなどして予定通りに6時50分頃にゲート前の小さな空き地に到着。正味5時間弱のドライブで結構きつい。
すっかり明るくなっているので早々に出発するが,避難小屋での泊り予定なので時間的には余裕があり,林道をのんびりと歩く。雲が多くて気温がそれほど上がらず歩き易い。小雨もぱらついたりしたが,大したことはなく,休憩舎に辿り着いて一休み。ここから先は登山路になり,いきなり路が笹ヤブで覆われていてビッショリになる。少し路が崩れたり,木の梯子が壊れていたりするが,大した問題もなく通過し分岐点に着く。「直登コース」と「周遊コース」とに分かれるが,周遊コースでの眺望は明日の楽しみにして,直登コースを進む。
暫く上ると傾斜が緩くなり,樹木の間から周囲の山並みも見えるようになるが,雲が多いために眺望を楽しむには至らず。やがて着いた擂古木山頂でも眺めを楽しむことはできなかった。気温が少し上がってきたので,ここで上の雨具を脱ぎ半袖シャツに,笹で擦り傷を負わないようにアームカバーと薄手袋の格好になる。
白ビソ山までの路は小さなアップダウンの繰り返しで,笹を掻き分けながら進む。木の根や倒木,段差などがあるので,ストックや体全体で笹を掻き分けて下を確認しながら進むので,通常よりも随分と時間がかかる。樹木のために遠望も効かないので,ひたすら歩きている内に白ビソ山に。ここも眺めはないので早々に避難小屋に向かう。
避難小屋は赤い屋根が印象的で,少し雲がかかった安平路山をバックに絵になる。小屋にシュラフやコッヘルなどをデポした後,安平路山へと向かうが,ここからも相変わらずの藪漕ぎが続く。ただ,路の幅分は刈り払いされているので,まったくの藪に比べれば全然,楽ではある。所々で路が交錯していたり,獣道らしきものも混じっているので尾根を外さないように注意して進んで行くと三角点が現れ,その向こうに山頂の標識が笹藪の中に建っていた。周り一面,笹だらけであったが,奥念丈岳へと続くであろう方向には,立ち木に白いテープが下がり,僅かだが踏み跡もついていた。興味はあったが,自分の体力を考えてここまでとする。小さな羽虫が煩いので,防虫ネットを被り小休止。ダメもとで試したドコモ携帯は電波がかろうじて入った。
少し雲が厚くなってきたようなので,降り始める前に小屋に着こうと出発する。途中,水場が2か所あったが,小屋に近い方が水を汲みやすいし,水場まで降りる路も良かった。小屋には4時少し前に戻って,濡れた衣類を着替えたりコーヒーを飲んだりとのんびりする。小屋の土間の部分には,ヒカリゴケが自生しているので注意との張り紙があったので,注意してみるが良く分からない。試しにフラッシュ撮影してみると,一面に映えている苔の一部が光って映った。昔に武田泰淳の小説を読んで以来,気になっていたので,これがそうなのかと初めての遭遇に感激する。
4時40分頃から雨が降り始め,一時は雷鳴が響きザーザーと雨音も激しかった。しかし,小屋の中にいると,テントに比べて安心感が全然違う。6時過ぎまで降り続いたが,やがて上がり,南の方角では雲も切れていた。東の遠くの方では時々だが稲光がずっと続いていた。FM放送が良く入ったので,音楽番組を聞いているうちに眠ってしまった。
翌朝は3時頃に起床。外の天気はガスっているようだった。太陽が昇って晴れてくることを期待して,出発は少し遅めとした。周りは100m先が見えないほどの霧がかかっていたが,太陽が昇るにつれて段々と薄れてきて,白ビソ山を過ぎるころにはかなり薄れていた。薄い霧に陽の光がベールのように光り,藪は相変わらずだが気持ち良く歩ける。擂古木山に着くころにはすっかり霧が消え,快晴となった。
擂古木山頂からは近くに中央アルプス,遠くに南アルプスが望め,雲がかかってはいたが御嶽山も見ることができた。最高の展望所である。ここで大休止を取り眺めを堪能した後,さらなる眺望を期待して擂古木自然園展望台へと向かう。ここからは,中央アルプスの展望が更に素晴らしい。しかし,少し雲がかかってきてしまい,木曽駒から越百山までの峰を一度に全部見ることは叶わなかった。残念。ここでは,これから安平路山に向かうという方に出会った。今回の山行で出会った唯一の登山者だった。
小休止の後,下山にかかる。周遊コースは幾つかの沢を横切ってつけられている。幾つか崩れかけたところもあったが問題なく,分岐点を経由して休憩舎まで到着。ここでようやく雨具を脱いでスッキリ。後は,花などを愛でながら林道を車まで辿る。
駐車した場所に至る手前の林道脇も含めて7,8台の車が停まっていた。下の方から渓流釣りの格好をした人がすれ違ったので,多分,林道の下を流れる黒川に入っているのだろう。休日は駐車場の確保が大変そうだ。
車に乗り込み,凸凹のある林道を下って大平(オオダイラ)宿に至る。ここには,明治時代頃の古民家が10件以上建ち並んでおり,囲炉裏などで自炊する体験宿泊ができるようだ。飯田市街地からは20卍度の細い山道を走る必要があるが,有名なのか,ポツポツと観光客らしき人も居た。
飯田市内にある砂払温泉でさっぱりとした後,坐光寺ICで中央自動車に入り,駒ヶ岳SAにて早めの晩飯と土産を買う。ナビに従って,最速ルートということで,岡谷ICで高速を降り国道142号を走って佐久中佐都ICへ。上信越自動車道,関越自動車道,圏央道を経由して,8時10分に帰宅。駒ヶ岳SAから4時間半のノンストップ運転はさすがに疲れた。
今回の山行は,期待していた藪漕ぎが堪能できたし,思いがけず,素晴らしいアルプスの眺望も得られた。又,避難小屋も貸し切りで静かな一夜を過ごせて満足。ただ,もう少し近いと良いのだけど・・。
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