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Yamareco

記録ID: 5945502
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

ほろ苦く美味い!南アの秀峰「笊ヶ岳」(日本二百名山)

2023年09月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
11:51
距離
50.2km
登り
2,747m
下り
2,748m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:38
休憩
2:06
合計
11:44
2:57
2:57
6
3:03
3:03
11
3:14
3:14
24
3:38
3:38
4
3:42
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4
3:46
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1
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3:57
18
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52
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49
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8:36
26
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14
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13:16
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10
14:20
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5
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8
14:33
畑薙ダムゲート前
天候 晴れ☀
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
●車は、畑薙ダムゲート前の登山用駐車スペースに駐車
・駐車スペースは30台程度(週末は満車になる可能性高い)

●ゲートから登山口まで電動アシスト自転車を利用
・走行距離約17.3km、標高差190m、走行時間↑60分↓50分
・全体の7〜8割は舗装路
・小さなアップダウン多い
コース状況/
危険箇所等
★登山道整備度:1〜2(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度 :5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度 :3〜4(難5・4・3・2・1易)鎖場、ヘツリ等の頻度や時間等
★登山道の眺望:2(良5・4・3・2・1悪)
★山頂の眺望 :4.5(良5・4・3・2・1悪)


【すれ違った登山者の数:1グループ】


◆ルートの状況(登山口〜標柱(トラバース道起終点))
・樹林帯の稜線を標高差850m登っていく。
・踏み跡が薄くルートが不明瞭な区間があるので、目印を確認しながら進もう。

◆ルートの状況(標柱(トラバース道起終点)〜上倉沢)
・上倉沢まで標高差は50mしか登らず、同じような標高帯をひた歩くトラバース道
・沢や尾根を5〜6回通過する際、部分的に登下降する箇所が多く、大きな登りは無いが体力的にキツイかも。
・技術難度の高い箇所はないが、登山道の幅が狭い区間は気が抜けないので慎重に歩きたい。

◆ルートの状況(上倉沢〜山頂)
・上倉沢から暫し沢地形を緩やかに登っていく。枯れた沢の中を歩く区間もあるので、目印テープを確認しながら進みたい。
・椹島下降点でようやく主稜に乗り、最後は標高差200mを尾根伝いに進む。
・山頂は360度の眺望が見渡せ、南アルプスの展望は抜群に良いが、それ以外は樹林帯に覆われ眺望はほぼ無い。
畑薙ダムゲートの手前に車を止めて出発!
2023年09月17日 02:48撮影 by  XQ-CT44, Sony
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9/17 2:48
畑薙ダムゲートの手前に車を止めて出発!
畑薙ダムゲート。
自転車は通行可能なのだ〜(笑)
2023年09月17日 02:48撮影 by  XQ-CT44, Sony
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9/17 2:48
畑薙ダムゲート。
自転車は通行可能なのだ〜(笑)
登山口まで約17kmの林道走行。
全体の7割は舗装されているが、ヘッデンだけでは凹凸が分かり難く安全走行。
2023年09月17日 03:35撮影 by  XQ-CT44, Sony
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9/17 3:35
登山口まで約17kmの林道走行。
全体の7割は舗装されているが、ヘッデンだけでは凹凸が分かり難く安全走行。
畑薙ダムゲートから約1時間で、登山口のある滝見橋に到着。
小休止とエネルギー補給をして、いざ、出発!
2023年09月17日 03:55撮影 by  XQ-CT44, Sony
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9/17 3:55
畑薙ダムゲートから約1時間で、登山口のある滝見橋に到着。
小休止とエネルギー補給をして、いざ、出発!
序盤から急登。
ピンクテープはあるが少し踏み跡が分かり難い。
2023年09月17日 04:10撮影 by  XQ-CT44, Sony
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9/17 4:10
序盤から急登。
ピンクテープはあるが少し踏み跡が分かり難い。
登山口から20分ほど登り、標高1245mの鉄塔を通過。
2023年09月17日 04:14撮影 by  XQ-CT44, Sony
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9/17 4:14
登山口から20分ほど登り、標高1245mの鉄塔を通過。
尾根に沿ってひた登る。
2023年09月17日 04:56撮影 by  XQ-CT44, Sony
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9/17 4:56
尾根に沿ってひた登る。
P1857を超えると斜度が緩くなってきた。
2023年09月17日 05:30撮影 by  XQ-CT44, Sony
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9/17 5:30
P1857を超えると斜度が緩くなってきた。
登山口から約2時間で標柱(トラバース道起終点)に到着。
ここで朝食タイム。
2023年09月17日 05:51撮影 by  XQ-CT44, Sony
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9/17 5:51
登山口から約2時間で標柱(トラバース道起終点)に到着。
ここで朝食タイム。
山頂まで4時間半か〜
まだまだ長いね〜
2023年09月17日 06:02撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 6:02
山頂まで4時間半か〜
まだまだ長いね〜
では、トラバース道に入って行こう!
2023年09月17日 06:09撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 6:09
では、トラバース道に入って行こう!
小さな沢と尾根を何度も何度も越える。
2023年09月17日 06:20撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 6:20
小さな沢と尾根を何度も何度も越える。
小さなアップダウンを繰り返しながらトラバースしていく。
2023年09月17日 06:21撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 6:21
小さなアップダウンを繰り返しながらトラバースしていく。
美しい滝を眺めて小休止。
大きな登りは無いが、結構疲れるルートだ。
2023年09月17日 06:38撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 6:38
美しい滝を眺めて小休止。
大きな登りは無いが、結構疲れるルートだ。
再び沢を渡渉。
2023年09月17日 06:59撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 6:59
再び沢を渡渉。
気が抜けないトラバースが続く。
2023年09月17日 07:02撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 7:02
気が抜けないトラバースが続く。
特段技術難度は高くないが、道幅が15cmほどの区間は慎重に。
2023年09月17日 07:03撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 7:03
特段技術難度は高くないが、道幅が15cmほどの区間は慎重に。
またまた、渡渉。
徐々にトラバースが飽きてきた〜(笑)
2023年09月17日 07:10撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 7:10
またまた、渡渉。
徐々にトラバースが飽きてきた〜(笑)
トラバースだけでなく登下降があるのが嫌だね〜
2023年09月17日 07:21撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 7:21
トラバースだけでなく登下降があるのが嫌だね〜
ようやく上倉沢源流台地に着いた。
トラバース道を1時間半も歩いたのに、この間、標高差50mしか登ってないし〜
2023年09月17日 07:35撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 7:35
ようやく上倉沢源流台地に着いた。
トラバース道を1時間半も歩いたのに、この間、標高差50mしか登ってないし〜
上倉沢を左岸側に渡れば、山頂まで標高差は550mほど。
鬱蒼としたシラビソの森を緩やかに登る。
2023年09月17日 07:42撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 7:42
上倉沢を左岸側に渡れば、山頂まで標高差は550mほど。
鬱蒼としたシラビソの森を緩やかに登る。
標高2150m付近はここ登山道?と思うような枯沢の中へ。
目印を確認しながら遡行していく。
2023年09月17日 07:52撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 7:52
標高2150m付近はここ登山道?と思うような枯沢の中へ。
目印を確認しながら遡行していく。
標高2230mから再び森の中に入る。
九十九折しながら急坂を登ると、
2023年09月17日 08:11撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 8:11
標高2230mから再び森の中に入る。
九十九折しながら急坂を登ると、
標高2430mの椹島下降点に乗る。
ようやく主稜線だ〜♪
2023年09月17日 08:32撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 8:32
標高2430mの椹島下降点に乗る。
ようやく主稜線だ〜♪
わーお、ようやく木々の隙間から南アルプス主稜が見えてきた。
2023年09月17日 08:25撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 8:25
わーお、ようやく木々の隙間から南アルプス主稜が見えてきた。
あとは、正面の山頂まで主稜線伝いに標高差200mを登る。
2023年09月17日 08:37撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
9/17 8:37
あとは、正面の山頂まで主稜線伝いに標高差200mを登る。
終始、山頂直下まで樹林帯に覆われ眺望が良いところがない我慢の登山であったが、
2023年09月17日 08:43撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 8:43
終始、山頂直下まで樹林帯に覆われ眺望が良いところがない我慢の登山であったが、
じゃーん‼
山頂に到着すると、360度見渡せる絶景が待っていた。
2023年09月17日 09:27撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 9:27
じゃーん‼
山頂に到着すると、360度見渡せる絶景が待っていた。
山頂標柱はいっぱい(笑)
2023年09月17日 09:28撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 9:28
山頂標柱はいっぱい(笑)
山頂に9時なら貸切だと思っていましたが、既に神奈川の女性がいてビックリ。
いや〜、健脚ですね〜♪
2023年09月17日 09:35撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 9:35
山頂に9時なら貸切だと思っていましたが、既に神奈川の女性がいてビックリ。
いや〜、健脚ですね〜♪
小笊の上に浮かぶ富士山♪♪
2023年09月17日 09:28撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 9:28
小笊の上に浮かぶ富士山♪♪
南側には左の布引山をはじめ、右奥には稲又山などが見える。
2023年09月17日 09:29撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 9:29
南側には左の布引山をはじめ、右奥には稲又山などが見える。
西側に赤石山脈の主脈の峰々。
左から上河内岳、聖岳、
2023年09月17日 09:29撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 9:29
西側に赤石山脈の主脈の峰々。
左から上河内岳、聖岳、
更に北側には、
左から聖岳、赤石岳、荒川岳、千枚岳まで一望できる。
2023年09月17日 09:29撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 9:29
更に北側には、
左から聖岳、赤石岳、荒川岳、千枚岳まで一望できる。
上河内岳
2023年09月17日 09:29撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 9:29
上河内岳
聖岳
2023年09月17日 09:29撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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聖岳
赤石岳
2023年09月17日 09:29撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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赤石岳
荒川岳と千枚岳
2023年09月17日 09:44撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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荒川岳と千枚岳
更に南アルプス北側。
2023年09月17日 09:30撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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更に南アルプス北側。
仙丈ヶ岳や
2023年09月17日 09:30撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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仙丈ヶ岳や
農鳥岳、北岳まで見渡せる南アルプスの展望台のような山だ。
2023年09月17日 09:30撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 9:30
農鳥岳、北岳まで見渡せる南アルプスの展望台のような山だ。
山梨県側は一面の雲海が広がる。
雲が上がる前に登頂できて良かった〜♪
2023年09月17日 09:31撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 9:31
山梨県側は一面の雲海が広がる。
雲が上がる前に登頂できて良かった〜♪
ドローンで絶景を撮影。
2023年09月17日 09:13撮影 by  FC3682, DJI
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ドローンで絶景を撮影。
パンパンのランチパック、2回目の朝食タイム。
2023年09月17日 09:36撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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パンパンのランチパック、2回目の朝食タイム。
では、下山しよう!
2023年09月17日 09:46撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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では、下山しよう!
北側に続く縦走路も楽しそう。
2023年09月17日 09:59撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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北側に続く縦走路も楽しそう。
上倉沢まで下り、
2023年09月17日 10:34撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 10:34
上倉沢まで下り、
再びトラバース道に突入。
復路も往路と同じ1時間半を要し、
2023年09月17日 11:37撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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再びトラバース道に突入。
復路も往路と同じ1時間半を要し、
標柱(トラバース道起終点)に戻る。
ここで昼食タイム。
2023年09月17日 12:14撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 12:14
標柱(トラバース道起終点)に戻る。
ここで昼食タイム。
最後は標高差850mの急坂を下り、登山口に到着。
2023年09月17日 13:36撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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9/17 13:36
最後は標高差850mの急坂を下り、登山口に到着。
再び17kmの自転車走行。
復路は下りが少し多いということで往路より少し早く50分で、
2023年09月17日 14:17撮影 by  XQ-CT44, Sony
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9/17 14:17
再び17kmの自転車走行。
復路は下りが少し多いということで往路より少し早く50分で、
ゲート前の駐車場に到着。
お疲れさまでした!
2023年09月17日 14:34撮影 by  XQ-CT44, Sony
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9/17 14:34
ゲート前の駐車場に到着。
お疲れさまでした!
撮影機器:

感想

先月の北海道遠征で日本二百名山の完登まで、あと4座となりました。
この調子で、もう1座いっちゃえ〜と
アクセスが悪く、どこから登ってもキツイので、後回しにしていた本州最後の二百名山に出陣です。

ルートは山梨県側の老平から登ることも考えましたが、自転車を使えば椹島の方が楽かな〜と考え、新潟からグルっと回り、7時間も要して畑薙ダムに到着しました。
結果的には、自転車で17kmもなかなかですし、長いトラバース道も飽き飽き。
更に先週発症した痛風が完治していなかったようで、途中から痛み始め、ロキソニンを服用するなど、登山自体はほろ苦いものでした。

ただ、山頂は、南アルプスの展望台と言わんばかり、360度の絶景が待っていてくれて、山梨県側は雲海に浮かぶ富士山が、静岡県側は3000m級の至高の峰々が連なり、達成感が半端なく満足度の高い美味しい山行になりました。


<山頂で撮影した絶景のドローン動画はこちら↓>


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