鳥海山ー檜ノ沢(ひのそ)日本屈指の美しい詰めとは?
- GPS
- 09:52
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,226m
- 下り
- 1,219m
コースタイム
- 山行
- 9:09
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 9:52
天候 | 晴れ、9月半ばにしてはとても暑い日。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
檜ノ沢ルートは沢1級上とのことです。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は「あぽん西浜」が近くてよいです。または鳥海山荘もいいですね。 |
写真
装備
MYアイテム |
Palomon
重量:0.25kg
|
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備考 | 道の駅ふらっとで車中泊したが9月半ばにしては暑かった。 二ノ滝登山口駐車場は標高が高く涼しいしトイレも立派なのでこちらで車中泊すればよく眠れたと思う。 |
感想
9月の3連休は山でやりたいことやりたい。久しぶりに北ア・テン泊縦走とかも考え、ソロテントや登山靴を買い直してみたもののそれに至らず。今年は沢登り単独行をやってみることにした。単独沢山行をネットで調べてみたところ、今回の檜ノ沢(ひのそ)は(最初のゴルジュ帯を除けば)私でも十分やれそうだった。さて、「日本屈指の美しい詰め」とは如何に?この檜ノ沢をやってみることにした。
日帰り10時間計画だったので3連休の中日を候補とした。前日の夕方に車で現地へ移動する。今回も「道の駅ふらっと」にて車中泊する。これが9月半ばというのに暑くてさっぱり眠れず...標高が高くて涼しい登山口で車中泊すればよかったなと反省。(というか、今年の残暑は厳しすぎるでしょ。)
当日、出発からゴルジュ帯を省いた入渓地点(c906)まで万助道を2時間弱歩いた。登山道からの入渓ポイントは良く使われているようで分かりやすかった。草木を掴んで急斜面を下る。無事に入渓したら遡行開始だ。
早速始まる巨岩帯は(ゴーロとしては)面白い。ボルダリングっぽく岩を楽しみながら登る。ゴーロに飽きてきた頃に沢の地形に変化が見られる。今度は連瀑になっていてシャワーを浴びながら気持ちよく登れる。その後、水流が途切れて再びゴーロになるがそこまで詰めると笙ヶ岳の斜面が見えてくる。そのため次は雄大な景色を楽しみながら歩くことができた。ここでオコジョに会えたのもラッキーだった。広かった沢も徐々に狭まっていき最後の鍋森周回にかかる。鍋森北側の分水嶺を越えいくと湿原が現れ、これにて感動のフィナーレだ。そのまま今日の下山道となる登山道(二ノ滝コース)へと合流できた。ここまでの6時間は飽きることなく楽しく歩き、疲れた分だけ達成感は大きい。
「日本屈指の美しい詰め」と言われるのも確かでした。
さて、単独行での沢装備は経験乏しくよく分からないのでいつも通り30mザイルに沢用ハーネス、それにいつものガチャ類を全部着けた。まあ、今回のルートではどれも使うことなく終了だ。他の記録を見ると軽量化のためにヘルメットと沢靴のみという例もあったな。このルートで鳥海山山頂を目指すとなればプラス5時間だ。私の体力的に日帰りは難しそう。確かに軽量化も重要だ。
これまでの夏山でこのようなバリエーションルートを単独で歩くことは無かった。今回の山行をきっかけに少し夏山山行の幅が広がった。次は何をやろうか計画するのも楽しみだ。何れにしても安全に配慮して次なる計画を立ててそれを達成していきたい。
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