武蔵五日市から藤野へ【小坂志川本流(沢登り)】

2023年09月21日(木) [日帰り]

• GPS: 07:02
• 距離: 10.3km
• 登り: 656m
• 下り: 612m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:34
• 休憩: 1:29
• 合計: 7:03

7:55 笹平バス停
9:00 9:25 遡行開始点
9:37 0:00 林道の最後の橋
11:26 11:50 ALT.440m
12:00 0:00 ALT.540m。2m滝
12:30 0:00 ALT.620m。二条3m滝
12:38 12:51 二俣
13:40 0:00 遡行終了点(笹尾根)
13:43 14:10 山ノ神
14:35 14:35 大草里山登山口
14:58 和田バス停

天候

曇り　23℃

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■行き: 武蔵五日市駅から数馬行バスで「笹平」下車
■帰り: 「和田」から藤野駅行バスで「藤野駅」下車

コース状況／危険箇所等

■二俣(ALT.630)まで：
傾斜が緩く小滝主体で、ゴルジュもある長めのルートです。倒木も所々にありますがそれほどうるさくはありません。ぬめりも少ないです
■二俣〜稜線
連行峰にツメ上げる右俣ではなく、山の神付近にツメ上げる左俣へ入りました。右りも短かく滝場もありません。しかし、源頭は沢筋に枝や岩が山積していて歩きにくいので支尾根へツメ上げ山の神付近の縦走路に出ました。この斜面も急傾斜で、落ち葉の堆積の下は小石混じり。

その他周辺情報

■コンビニ(武蔵五日市周辺)：
　改札の向かいにNewDays(朝6:30〜)、駅のすぐ南にセブンイレブン
■トイレ：
武蔵五日市駅(構内、駅前広場)、ゆずの里ふじの(和田バス停横)、藤野駅(構内、改札出て右)

写真

9/21 9:00

【入渓地点(ALT.400m)】。笹平バス停から約1時間。ウルシゲ谷沢分岐にかかる橋付近で準備を整え 09:25に入渓しましたが…

9/21 9:35

こんな感じでです。10分くらいすると橋(林道最後の橋)が見えてきました。そこから入渓すればよかったですね。

9/21 9:39

最初は河原歩きと段々状の小ナメ

9/21 9:45

ツリフネソウ。花は少なく、咲き終わったイワタバコが見られるくらいでした。

9/21 9:52

30分ほど歩くと ALT.435m。3m滝。
左壁も登れそうでしたが釜が深いので左から巻きました。巻道にはフィックスロープがありました

9/21 10:07

岩床。お隣の「矢沢」と同じような縞模様でした。

9/21 10:23

トウノ木沢とキットウ谷沢を見送りいくつかの小滝を過ぎると…

9/21 10:28

ALT.450m。ゴルジュ帯に入ります

9/21 10:30

こんなところも数か所ありましたが…

9/21 10:32

小滝が連続します。

9/21 10:39

小滝でも釜が深いのが小坂志川の特徴です

9/21 10:48

ALT.480m。ゴルジュが続きます

9/21 10:51

こんな感じのところが多かったです。真ん中はおそらくお腹くらいの深さ

9/21 11:04

小滝や

9/21 11:07

ALT.段々小ナメ滝が続きます

9/21 11:09

9/21 11:14

ALT.510m。

9/21 11:55

ここは右をへつり、倒木にも頼りながら上がりました

9/21 12:00

ALT.550m。2m滝。左から巻きました

9/21 12:17

ALT.570m。休憩中に…森の妖精。イヌセンボンダケ？

9/21 12:31

ALT.620m。見事な二条3m滝。もうすぐ二俣です

9/21 12:38

「二俣(ALT.630m)」に来ました。遡行開始から休憩を入れて3時間10分ほどかかりました。写真は右俣。「連行峰」にツメ上げていますが、先が長いので…

9/21 12:39

今回はこちらの左俣へ入り「山の神」へツメ上げることにしました

9/21 12:55

すっかり源頭部の様相です。左俣には滝場もなく水量も少なかったです

9/21 13:11

印象的な巨木。倒木が煩わしくなってきたので…

9/21 13:17

ALT.715m。ここからは左の支沢に入り、少し上ったところから支尾根に上がることにしました。支沢はさらに倒木の巣でした。

9/21 13:27

支尾根方向を見上げています。このあたりから支尾根へ斜上しました。落ち葉の下は小石混じりの柔らかい土です。なかなかの急斜面

9/21 13:38

支尾根も急斜面で踏み跡はありませんでした

9/21 14:08

遡行終了点から2,3分で「山の神(ALT.800m)」に到着。二俣からは約50分かかりました。ここで沢装備を解除し「和田バス停」へ下りました

9/21 14:49

シュウカイドウ
車道に出ました。美しい佐野川地区を眺めながら和田バス停へ向かいます

9/21 14:52

民家の裏庭のサルスベリ。和田バス停横の「ゆずの里ふじの」で汚れを落とし、涼しい風に吹かれながらバスを待ちました。楽しい「沢からの山旅」でした。

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

装備

MYアイテム

山ボーイ

重量：-kg

感想

山ボーイ

明日から天気が崩れるようなので南秋川に沢歩きに行きました。

ガイド本「ウォータークライミング・1」でも紹介されているこのコース、思ったよりも時間がかかりましたが、変化があり楽しく歩けました。沢靴の慣らし、へつり、泳ぎ、ロープワークの練習にもいいと思います。

この沢は小滝でも釜が深いところが多かったです。へつったり巻いたところもありましたが、盛夏ならば腹あたりまで浸かって流芯を直登するのもありかと思います。

今回のように遡行開始点に戻るのではなく尾根越えをして別の地点へ行くのは「山を旅している」という充実感が得られますね。

気温は23℃。稜線には心地よい風が吹いており、秋の訪れを感じました。おそらく今年最後の沢歩きになると思いますが、自然と戯れた充実した一日でした。