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Yamareco

記録ID: 5967768
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

ニセイカウシュッペ山、平山、軍艦山(アンギラス)、比麻奈山、比麻良山、文三岳〜平山登山口〜

2023年09月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:42
距離
18.6km
登り
1,512m
下り
1,501m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:09
休憩
0:34
合計
8:43
6:20
32
スタート地点
6:52
6:52
15
7:07
7:08
20
7:28
7:28
11
7:39
7:39
13
7:52
7:52
11
8:03
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21
8:24
8:24
52
9:16
9:19
47
10:06
10:31
49
11:20
11:21
47
12:08
12:08
11
12:19
12:20
30
12:50
12:51
22
13:13
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13
13:26
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22
13:48
13:48
9
13:57
13:57
17
14:14
14:14
14
14:28
14:30
33
15:03
ゴール地点
天候 曇り→小雨→晴れ、強風
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
平山登山口の駐車場は数台停めれるくらいの広さだが、手前側にも十数台停めれる大きなスペースがある。一般車両は手前側に停めることが推奨されているらしい。
登山口までの未舗装道路は窪みや砂利の箇所が多数あるので注意。
コース状況/
危険箇所等
平山連山の縦走ルートは特に危険箇所はない。
ニセイカウシュッペ山への縦走ルートは笹薮・ハイマツ漕ぎ必須。ロープがない急登もある。
その他周辺情報 平山登山口はAUの電波なし。縦走ルートは一部電波あり。
登山口周辺に温泉なし。道の駅しらたきが比較的近い。
登山口のスタート地点。登山届のポストはあるがペンはないようだ。トイレもある。
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登山口のスタート地点。登山届のポストはあるがペンはないようだ。トイレもある。
水場は豊富で至るところに流れている。
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水場は豊富で至るところに流れている。
行雲の滝で渡渉箇所があるが靴が濡れるほどではない。
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行雲の滝で渡渉箇所があるが靴が濡れるほどではない。
基本的に石の上を登って行く。天候状況によっては下山時に滑るので注意。
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基本的に石の上を登って行く。天候状況によっては下山時に滑るので注意。
第一雪渓あたりでやっと開けてくる。
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第一雪渓あたりでやっと開けてくる。
第二雪渓あたり。尾根まであと少し。
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第二雪渓あたり。尾根まであと少し。
振り返ると見晴らしがいい。けっこう色づいてきている。
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振り返ると見晴らしがいい。けっこう色づいてきている。
標高1737m地点に到着。ここまで一般的な登山道のようなやや急登が続いた。
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標高1737m地点に到着。ここまで一般的な登山道のようなやや急登が続いた。
すぐに平山山頂に到達。ここまで1時間半ほど。
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すぐに平山山頂に到達。ここまで1時間半ほど。
これから向かう比麻奈山方面。稜線沿いの緩い道が延びている。
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これから向かう比麻奈山方面。稜線沿いの緩い道が延びている。
軍艦山(アンギラス)が見えた。ニセイカウシュッペ山はその奥だが雲に隠れている。
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軍艦山(アンギラス)が見えた。ニセイカウシュッペ山はその奥だが雲に隠れている。
地獄の縦走ルート分岐点。ここからがメインディッシュ。
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地獄の縦走ルート分岐点。ここからがメインディッシュ。
ハイマツてんこ盛りで全くルートが見えないが、足元にはしっかり道がある。
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ハイマツてんこ盛りで全くルートが見えないが、足元にはしっかり道がある。
かなりの急登箇所だがロープはない。周囲の枝を掴みながら降りる。
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かなりの急登箇所だがロープはない。周囲の枝を掴みながら降りる。
アンギラスの背中までまだ遠い。
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アンギラスの背中までまだ遠い。
今度は笹薮祭り。それでもピンクテープと足元に道があるので迷わない。
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今度は笹薮祭り。それでもピンクテープと足元に道があるので迷わない。
アンギラスまでもルートのようなものは見えないがピンテを頼りに進む。
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アンギラスまでもルートのようなものは見えないがピンテを頼りに進む。
またハイマツ。ザックのサイドポケットに物を入れていると落としやすいので注意。
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またハイマツ。ザックのサイドポケットに物を入れていると落としやすいので注意。
アンギラス山頂。ルート手前で山頂に行ける道がある。誰かが置いた木札を撮らせていただく。
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アンギラス山頂。ルート手前で山頂に行ける道がある。誰かが置いた木札を撮らせていただく。
ここからピンテがかなり少なくなるので道を間違いやすい。左側のハイマツ帯に入る方が正解ルートだった。
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ここからピンテがかなり少なくなるので道を間違いやすい。左側のハイマツ帯に入る方が正解ルートだった。
笹薮とハイマツ漕ぎでペースは遅くなるがあと少し。
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笹薮とハイマツ漕ぎでペースは遅くなるがあと少し。
ここも間違いやすかった。左側の道に入って斜面を登る。
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ここも間違いやすかった。左側の道に入って斜面を登る。
ルートは笹薮に覆われているが、掴みながら登ればいくらかマシ。下りも同様。
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ルートは笹薮に覆われているが、掴みながら登ればいくらかマシ。下りも同様。
ニセイカウシュッペ山の登山道と合流。雲の中で小雨が強くなってきた。
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ニセイカウシュッペ山の登山道と合流。雲の中で小雨が強くなってきた。
山頂よりも高い地点の標識。
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山頂よりも高い地点の標識。
やっとのことでピークに到達。縦走分岐点から2時間弱かかった。
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やっとのことでピークに到達。縦走分岐点から2時間弱かかった。
運良く雲の隙間から大雪山系の山々が見えた。
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運良く雲の隙間から大雪山系の山々が見えた。
再び帰りのルート。右側から続く本来の登山道は快適そうだ。
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再び帰りのルート。右側から続く本来の登山道は快適そうだ。
縦走路への分岐点。左側に進む。
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縦走路への分岐点。左側に進む。
アンギラスを通って奥の山々に向かう。
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アンギラスを通って奥の山々に向かう。
帰りのほうが心なしかペースが速い。あとはひと山越えるだけ。
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帰りのほうが心なしかペースが速い。あとはひと山越えるだけ。
比麻奈山の山頂まで戻ってくることができた。ここは特に標識はない。
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比麻奈山の山頂まで戻ってくることができた。ここは特に標識はない。
比麻良山ピーク。ここも標識なし。
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比麻良山ピーク。ここも標識なし。
その先の文三岳への道。緩やかで快適。
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その先の文三岳への道。緩やかで快適。
文三岳山頂に到着。ここにも標識はなかった。
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文三岳山頂に到着。ここにも標識はなかった。
ニセイカウシュッペ山への縦走ルートで思ったよりも時間がかかってしまい、歩行距離のわりにはペースは遅くなった。
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ニセイカウシュッペ山への縦走ルートで思ったよりも時間がかかってしまい、歩行距離のわりにはペースは遅くなった。

感想

消費カロリー:2075kcal、水分摂取量:2.7L、行動食としてチョコブラウニー340kcal。※GPSログが一部途切れていたので修正済。
自宅を午前3時に出発して目的地まで片道3時間ほどかかった。片道約230km。
札幌から高速道路に乗って旭川方面に向かい、比布JCTから旭川紋別自動車道へ。奥白滝ICで降りる。
グーグルナビでは平山登山口までの案内ができないので、GPSをオンにして登山口のあるエリア名「白滝上支湧別」と検索すると未舗装道路あたりまで案内してくれる。登山口までの未舗装道路は窪みがあったり大きめの砂利道になったりと慎重に進まないと危険かもしれない。車一台分の道路幅しかないので対向車にも注意が必要。
登山口には数台停めれる駐車スペースがあるが、その手前にも十数台停めれる広い駐車場があった。一般利用者はなるべくこちらの広い駐車場に停めることが推奨とのこと。
現地の気温は午前6時の時点で8℃。一部天候不良の可能性もあったので、雨と寒さ対策で上下レインコートを装備して登山を開始した。
スタートから平山分岐の標高1737m地点まではきつい登りが多いが、道は整備されていて危険な場所もなかった。基本は石の上を登る感じで、上の方まで行かないと景色は見えない。石が濡れていると滑りやすいかもしれない。延々と登っていたこともあり、レインコートが思ったよりも暑くてキツかった。
標高1737m地点まで到達すると一気に視界が開けて、平山を始めとした連山やニセイカウシュッペ山が見えてくる。この日はあいにく雲が多く、ニセイカウシュッペ山はほとんど雲に隠れていた。おまけに強風で真冬並みに寒く、手と顔が痺れるほどだった。9月末でも山頂付近は防寒対策が必要。
まずは平山に向かったが、縦走ルートは広くてなだらかなので歩きやすい。景色も良いので平山連山の縦走だけでも楽しめる。
次はメインであるニセイカウシュッペ山への縦走分岐点へ向かった。ここからは笹薮・ハイマツ漕ぎ地獄が待っている。おまけにロープのない急登箇所もあるのでかなりワイルドな行程になる。
分岐点からアンギラスまでは丁寧にピンクテープが設置されているので、藪の中でも安心して進むことができた。アンギラスからニセイカウシュッペ山まではピンクテープが少なくなり、一部迷う箇所があった。どれだけ笹とマツが濃くても足元に道はしっかりあるので慎重に進めば問題ない。周囲の笹やマツの枝を掴みながら上り下りすると、わりと負担が少なくて楽だった。
枝にスネを打ち付けマツヤニまみれになりながら、往復3時間半ほど掻き分ける作業を続けることになるが、1時間ほどで感覚が麻痺してきてどんなに濃い茂みでも何も感じなくなり淡々と作業をこなすようになった。
ニセイカウシュッペ山の山頂は強風で凍てつくような寒さだったが、運良く雲が晴れて愛別岳などの大雪山系の山々も拝むことができた。山頂標識の手前から小高い場所に行けるが、そこにもピークの小さい標識があった。
なんとか比麻奈山まで戻って来たあとは、緩やかな稜線沿いを文三岳まで縦走してから下山した。
平山から文三岳までの縦走ルートは他の登山者とけっこうすれ違ったが、ニセイカウシュッペ山までの縦走ルートでは一人も会わなかった。山頂も貸し切りで、穏やかな天候なら長居したかった。本来の登山口に通じる林道が本年度は通行止めらしいが、過酷な縦走ルートも達成感があって楽しい。
下山後は周囲に温泉がないので、比布町まで車で戻って遊湯ぴっぷで汗を流した。

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