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Yamareco

記録ID: 5976041
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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

綿向山【白倉谷林道から綿向山南東尾根を歩く】　　　　

2023年09月24日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
 - 拍手
onetotani その他5人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:47
距離
8.5km
登り
801m
下り
790m
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歩くペース
ゆっくり
1.3～1.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:15
休憩
1:32
合計
7:47
7:20
56分
清水ヶ平橋
8:16
8:21
69分
P641
9:30
9:33
52分
P816
10:25
10:31
42分
滝山（P992）
11:13
11:56
22分
綿向山
12:18
12:27
49分
滝山（P992）
13:16
13:24
49分
P766
14:13
14:31
36分
白倉谷林道に着地
15:07
清水ヶ平橋
天候 爽やかな晴れ
【気温】駐車地：18℃　　綿向山：23℃　　焼尾谷出合：22℃　
過去天気図（気象庁） 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関：
自家用車
武平トンネル東側の駐車場に集合し、乗り合って深山橋から白倉谷林道を
上流へ向った清水ヶ平橋へ移動、手前の路肩に駐車。
（白倉谷橋から地道に変わり以降は悪路！）
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コース状況／
危険箇所等		 �／嫉涯脅蠢阿稜鯀卉�林道ゲートから清水ヶ平橋まで約4km、
　徒歩1時間の距離を車移動しました。
�△い鼎譴糧�根もバリエーション（マイナー）ルートです。

【綿向山南東尾根】
P992までは展望に乏しい尾根ですが、比較的明確な尾根筋が続きます。
《P816→P992》
P816を西へ下ると藪の尾根が広がり、二重山稜の広い窪地になります。
テープなどの目印もありますが、南側の尾根寄りを意識しながら
窪地の底を歩きます。藪の薄い切り開き？から低い尾根に上がり
微かに残る踏み跡について尾根下を絡むようにP992まで登ります。

《P816→白倉谷林道》
P816を東へ下った小さな鞍部から焼尾谷出合に向かう北向きの急尾根を
一気に下ります。
我々は常に尾根芯を下りましたが、造林公社の看板より少し上部には
西側を捲くような踏み跡が有りました。
その他周辺情報 野洲川ダムにはほとんど水が無く底が見えていました。河川管理、維持等
の意図的なものでしょうか？

写真

スライドショーで見る
清水ヶ平（しょうずがひら）林道と白倉谷林道の分岐となる清水ヶ平橋を出発する。
2023年09月24日 07:18撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 7:18
清水ヶ平（しょうずがひら）林道と白倉谷林道の分岐となる清水ヶ平橋を出発する。
僅かに白倉谷林道を戻り、P992へ延びる南東尾根の支尾根に取り付く。
2023年09月24日 07:29撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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2
9/24 7:29
僅かに白倉谷林道を戻り、P992へ延びる南東尾根の支尾根に取り付く。
定期的に現れる「佐山財産区」の杭は比較的新しそうだ。
2023年09月24日 07:34撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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1
9/24 7:34
定期的に現れる「佐山財産区」の杭は比較的新しそうだ。
いつになったら緩むんだろう。
2023年09月24日 07:50撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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2
9/24 7:50
いつになったら緩むんだろう。
不気味なキノコはカエンタケかな。
2023年09月24日 08:12撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 8:12
不気味なキノコはカエンタケかな。
南東尾根最初のピーク（P641）で小休止。
2023年09月24日 08:21撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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2
9/24 8:21
南東尾根最初のピーク（P641）で小休止。
細尾根の崩れたフェンスに注意して慎重に通過する。
2023年09月24日 08:23撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 8:23
細尾根の崩れたフェンスに注意して慎重に通過する。
細尾根からしっかりした尾根に変わった。足元の踏み跡は作業道だろうか？
2023年09月24日 08:35撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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3
9/24 8:35
細尾根からしっかりした尾根に変わった。足元の踏み跡は作業道だろうか？
東側に見えるお山は清水頭かな？
2023年09月24日 08:42撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 8:42
東側に見えるお山は清水頭かな？
大杉
2023年09月24日 09:08撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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4
9/24 9:08
大杉
樹林が途切れてイハイガ岳（祝ヶ岳）、大峠が正面にドーン！
2023年09月24日 09:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 9:16
樹林が途切れてイハイガ岳（祝ヶ岳）、大峠が正面にドーン！
尾根の向きが西へ変わりP816に到着。
2023年09月24日 09:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 9:33
尾根の向きが西へ変わりP816に到着。
尾根が広がり、雰囲気はまるで園地のようだ。
2023年09月24日 09:45撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 9:45
尾根が広がり、雰囲気はまるで園地のようだ。
リボンを追って広い窪地（二重山稜？）を抜ける。
2023年09月24日 09:48撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 9:48
リボンを追って広い窪地（二重山稜？）を抜ける。
微かな踏み跡が続く尾根下に絡みながら稜線へ。
2023年09月24日 10:26撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 10:26
微かな踏み跡が続く尾根下に絡みながら稜線へ。
《P992：滝山》
山名標識は無いけど、「滝山」と呼ばれるピークに到着。
2023年09月24日 10:31撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 10:31
《P992：滝山》
山名標識は無いけど、「滝山」と呼ばれるピークに到着。
《ブナの木平》
ブナに囲まれた休憩適地だけど食事にはまだ早いね。
2023年09月24日 10:49撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 10:49
《ブナの木平》
ブナに囲まれた休憩適地だけど食事にはまだ早いね。
《ブナの木平》
鎌尾根を間近に望む。
2023年09月24日 10:52撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 10:52
《ブナの木平》
鎌尾根を間近に望む。
《ブナの木平》
ブナの木が並ぶ癒しのコバ。
2023年09月24日 10:53撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 10:53
《ブナの木平》
ブナの木が並ぶ癒しのコバ。
綿向の山頂を目指して登る。
2023年09月24日 10:56撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 10:56
綿向の山頂を目指して登る。
ママコナ
2023年09月24日 11:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 11:03
ママコナ
《綿向山》
ケルン（青年の塔）に迎えられ好展望の山頂に到着。
2023年09月24日 11:12撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 11:12
《綿向山》
ケルン（青年の塔）に迎えられ好展望の山頂に到着。
《綿向山》
山頂に祀られた大嵩神社（馬見岡綿向神社の奥宮）。
2023年09月24日 11:13撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 11:13
《綿向山》
山頂に祀られた大嵩神社（馬見岡綿向神社の奥宮）。
《綿向山》
イブネ、雨乞岳、清水頭〜大峠の稜線、そして鎌ヶ岳〜鎌尾根を展望する。
2023年09月24日 11:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 11:54
《綿向山》
イブネ、雨乞岳、清水頭〜大峠の稜線、そして鎌ヶ岳〜鎌尾根を展望する。
滝山と正面に奥草山から政子、そして山麓を走る白倉谷林道を眺めながらブナの木平へ下る。
2023年09月24日 12:05撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 12:05
滝山と正面に奥草山から政子、そして山麓を走る白倉谷林道を眺めながらブナの木平へ下る。
《P992：滝山》
あっという到着だ。
2023年09月24日 12:18撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 12:18
《P992：滝山》
あっという到着だ。
立派なブナを見上げる。
2023年09月24日 12:38撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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2
9/24 12:38
立派なブナを見上げる。
もう少し明るいと「ダイラ」を思わせるような広い窪地。こういう場所も悪くないね・・・。
2023年09月24日 12:55撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 12:55
もう少し明るいと「ダイラ」を思わせるような広い窪地。こういう場所も悪くないね・・・。
《P816を下った鞍部》
林道へ下る前に一休みしましょう。
2023年09月24日 13:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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1
9/24 13:16
《P816を下った鞍部》
林道へ下る前に一休みしましょう。
《P816を下った鞍部》
Fさん、頂きます。
2023年09月24日 13:17撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 13:17
《P816を下った鞍部》
Fさん、頂きます。
こんなマイナーな尾根でもちゃんとテープが案内してくれました。
2023年09月24日 13:38撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 13:38
こんなマイナーな尾根でもちゃんとテープが案内してくれました。
お菓子のようなキノコを見っけ。
2023年09月24日 13:57撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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3
9/24 13:57
お菓子のようなキノコを見っけ。
造林用の作業道だったのかな？
2023年09月24日 13:57撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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2
9/24 13:57
造林用の作業道だったのかな？
着地点、白倉谷林道の焼尾谷出合の様子。
2023年09月24日 14:31撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 14:31
着地点、白倉谷林道の焼尾谷出合の様子。
一本上流の明神谷出合には崩れた階段と祠が。
2023年09月24日 14:17撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 14:17
一本上流の明神谷出合には崩れた階段と祠が。
【白倉谷林道】
荒れた林道を戻ります。
2023年09月24日 14:39撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 14:39
【白倉谷林道】
荒れた林道を戻ります。
白倉谷雨量局
2023年09月24日 14:46撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/24 14:46
白倉谷雨量局
崖の崩落地点を過ぎると「清水ヶ平橋」までは僅かな距離だった。
2023年09月24日 15:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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3
9/24 15:03
崖の崩落地点を過ぎると「清水ヶ平橋」までは僅かな距離だった。
撮影機器：
IXY 650

感想

onetotani

「深山橋から清水ヶ平橋までの林道歩きを省略できそうだ」との
お誘いは、西内さんのコースを参考に綿向山へ向かう計画だった。
白倉谷林道から初めて歩く綿向山南東尾根はどんな尾根だろうか。

今シーズン初めて秋らしい爽やかな空気に包まれて、白倉谷に架る
清水ヶ平橋を出発する。
林道を僅かに戻り、境界を示す赤い杭とピンクリボンが目に留まる
地点から強引に尾根に取り付く。
アキレス腱が伸びそうな急斜面を無理やり登ると、やがて尾根形状に
変わり、適度な間隔で「佐山財産区」の杭も現れ、適度に手入れが
されているようで微かな踏み跡も認められるが、相変わらず急登が
続きP641まで収まらなかった。

P641から南東尾根に乗って北へ向かうと、崩れたフェンスが現れ
足元に仕掛けられたトラップにも注意しながら細尾根を通過すると
やがてしっかりした尾根に変わり、梢の間に清水頭やイハイガ岳がチラ見
できるようになると東から下山予定の尾根を併せたP816に到着し、
藪っぽい広い尾根になり雰囲気が変わってくる。
明るさには欠けるが「ダイラ」を連想させる二重山稜？の広い窪地を抜け
尾根下に絡んで稜線に合流すると幹のテープにP992と書かれた山名標識の
無いピーク：滝山となり、綿向山〜奥草山への縦走路に出る。

ここまでは初めての南東尾根で展望には乏しかったが、この先から綿向山
山頂までは以前も歩いており、楽しみが詰まっている。
コバを囲むようなブナの林に癒され、開放的な笹原に爽やかな秋を感じ、
そして到着した人気の高い好展望の山頂。
久し振りに雨の心配をせずにゆっくりと昼食を摂り、イブネ〜雨乞岳〜
鎌尾根〜奥草山、更に仙ヶ岳へ続く南鈴鹿の展望を満喫して再び南東尾根
をP816まで戻り、東側の小さな鞍部から白倉谷林道へ下山にかかる。

小さなピークを経て北へ流れる尾根には上がらず、尾根下をトラバース
して北向きの尾根に乗ると次第に傾斜がきつくなってくる。
こんなマイナーな急尾根にも古いながらもテープや微かな踏み跡が
続いていた。マニアックな人はいるものだと思っていると造林公社の看板
が目に留まり「そうか、作業道なのか」と合点はいったが、転がるような
急斜面は白倉谷林道に着地する直前まで緩まなかった。

汗ばむような気温ではなかったが、最後のアルバイトはきつかった。
白倉谷に流れ込む焼尾谷でしっかりとクールダウンしてから、荒れた
林道を清水ヶ平橋へ戻る。

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