越生梅林〜大高取山
- GPS
- 04:35
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 466m
- 下り
- 417m
コースタイム
天候 | 小雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:ゆうパークおごせ送迎バス〜越生駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
歩きやすいハイキングコースでした...('-'*)フフ |
その他周辺情報 | 登山後の温泉:ゆうパークおごせ 反省会:ゆうパークおごせ・レストラン |
写真
装備
個人装備 |
雨具
飲料
地図(地形図)
カメラ
御朱印帳
入浴セット
|
---|
感想
出発前の東京はまだ冷たい雨が、しとしと降っています。
ただし時間帯予報では、朝6時から9時位までの間に雨があがるようです。近年の天気予報の確率の良さを信じましょう。
ということで、予定通りの電車で埼玉県のほぼ真ん中に位置する越生町へ。越生駅に到着する頃には、予報どおり雨はあがってくれました… v(。・ω・。)ィェィ♪
関東三大梅園のひとつ越生梅林は今が見頃で、今日も梅まつりが開催されています。早咲きの梅を楽しみながら、大高取山の三角点を踏み、ゆずの里ハイキングコースを歩いて、“ゆうパークおごせ”がゴールのコースになります。そして、御朱印ウォーカーでもある私たちは、「武蔵越生七福神めぐり」に乗っかり、コースに沿うように点在する5つのお寺を参詣します。(あと2つは大きくコースを外れるため次回に持ち越し)
早速越生駅を歩き始めると、正面に最初のお寺、真言宗智山派智積院の法流である松渓山法恩寺があります。七福神は漁業の守護神で商売繁盛の神である恵比寿さまです。
ここで七福神巡り専用のご朱印帳(白と赤の2種類があります)を購入しました。
次は近くに七福神・大黒天をお祀りしている大慈山 正法寺です。鎌倉建長寺の末寺で、足利尊氏の開基と伝えられています。代々建長寺の高僧の隠居寺として、入定(生きながら即身仏になること)する入定場だったそうです。小槌と大袋を持つ財宝招来の神である大黒さまをお参りします。ちょうど丸々太った猫ちゃんが寄ってきました。福を呼ぶ招き猫(大黒さまの化身?)であってほしいなあ…。各寺には七福神をかたどった顔ハメ看板があり、この手のものを発見するとやらずにはいられないO島部長が早速ハメ写真を要望…ε-(ーдー)ハァ
ここから越生役場前を北方面へ歩いていきます。関東屈指のつつじの名所で、1万株のつつじが咲く“五大尊つつじ公園”入口を通り過ぎ、子授け祈願や安産祈願の参拝者が訪れる弘法山観世音を参拝します。ご本尊が弘法大師作と伝えられる観音菩薩ということで、七福神は琵琶を奏でる音楽と弁才の女神・弁財天です。戸が閉まっており、人の気配がありません。ご朱印は諦めるよりほかはなさそうです。
雨はあがってくれたものの、どんよりとした曇り空。のんびりと平地を歩いているだけでは身体も温まらず、手も悴んできました。この町には至る所に梅の木があり、白梅・紅梅・しだれ梅などを観梅しながらのハイキングです。北から西へ歩き、更に南へカーブし始めると越生梅林があります。まだ朝が早く雨上がりの曇天のせいか、梅まつりに集まる観梅客もまばらです。約千本ある梅の花は見応えがありますが、天気が良ければ芳香も楽しめたに違いありません。まつり開催中なので特産品の出店も多く、梅干を買いました。
梅園を出るとすぐに清龍山最勝寺です。法恩寺と同じく真言宗智山派智積院の法流です。七福神は福禄寿。経巻物を持つ幸運と長寿の神様です。ここではご住職にご朱印をいただくことができました。
越辺川を渡って、サッカーの大会中であろう梅園(うめその)小学校の脇道を通り、観光客の立ち寄りで賑わう“越生自然休暇村センター”の横道から、曹洞宗大護山円通寺へ。七福神は、老子の化身で1,500歳の超長寿を生きたと言われる長寿の神・寿老人が祀られています。本堂前には立派な仁王さまが立ちはだかっていました。ここは住居を伴うお寺のようでしたが、ご不在のようで、呼び鈴を何度押しても応答が無く、ご朱印は諦めました。
七福神ご朱印めぐりは中途ですがこれにていったん終了。円通寺のすぐ先が大高取山への登山道入口です。
さて、今日はぶらぶらウォーキングで、すでに8,000歩程歩きましたが、ここからが山登りです。大高取山までの1.4kmは、武蔵おごせハイキングコースの一部で、勾配も若干ありますが、いたって初心者向きです。
登り始めると嘘のように身体が熱くなり、汗を拭う段階でアウターを脱ぎます。やはり山登りは健康にいいと実感できます。30分ほどで山頂(376m)に到着しますが、展望はありません。三角点にタッチして下山します。
山の遊歩道に”黒山自然公園の山案内”の看板が落ちていました。関八州や笠山などの位置が記載されています。まだまだ未踏の奥武蔵の山があります。徐々にチャレンジしていきましょう。
下っていくと、やがて千手観音像が安置されている桂木観音堂にたどり着きます。お参りし、お線香をあげました。展望台もあり眺めがよいところです。
さあ、あとは温泉と昼飯をやりに、“ゆうパークおごせ”へ向かうだけです。毛呂山の柚子の里を通り抜け、ハイキングコースを2.7km歩いて目的地へ到着しました。
弱アルカリ性単純泉で温まります。露天風呂には、一日4回程、奥飛騨温泉郷の湯の花を入れているようですが、ちょうど浸かっている時に湯の花が入りました。
風呂後は館内のレストランで昼飯兼反省会。滑らかな絹豆腐やごぼうのから揚げを、まずは生ビールで流し込みます。食欲旺盛なO島部長は、ツマミの酒菜を突付きながら、自分用として”ロースとんかつ梅おくら添え定食”を注文。がっつりと栄養を取っていました。
〔感想〕
低山トレッキング部の活動も回を重ねるうちに、いろんな事を学びましたが、最近特に実感しているのは、ハイキングコースを決めた時点で、周辺情報や地域のイベントなどを予習しておくことです。いい情報が取得できると、行く楽しみが増します。
今回も予習によって、予定のハイキングコースに沿うように「七福神巡り」ができることを知りました。(“布袋尊”と“毘沙門天”は次回持ち越しとなってしまいましたが…)
ところで、お坊さんが不在だった弘法山と円通寺の御朱印は、帰路に法恩寺を再訪し、代筆してもらったんですが、今はちょっぴり後悔しています。
またやり直そうかなあ…(~ヘ~;)ウーン
「七難即減、七福即生」(七つの福徳を授かり、七つの災難から逃れる)のご利益は自らの足でひとつひとつ印を結ばないと…。毎年1月4日の新春ハイキングをメインに1月に巡る人が多いようです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する