磐梯山トレース無しはキツかった・・・


- GPS
- 10:22
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,109m
- 下り
- 1,087m
コースタイム
- 山行
- 8:57
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 10:08
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
朝、裏磐梯スキー場内で登山ポストを探すも見つかりませんでした。指定の場所は積雪がありポストも埋まっているようです。とりあえず車のダッシュボードの上に入山届を置き出発しました。 |
写真
遭難者の捜索か?と思っていましたが、先ほどヤマレコのyamakumamonさんのレポートを拝見して、クマの目撃通報による捜索だった事を知り、ゾッとしました。
ヘリの人も、近寄った際にマイクで教えてくれても良かったのに・・
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
|
---|
感想
先々週に念願だった安達太良山の山頂から見えた磐梯山。
雪を纏った磐梯山がとても凛々しく見え、チャンスがあれば登ってみたいと思っていました。
で、早速今回。金・土・日とまずまずの予報。ですが金曜日が一番条件が良さそうだったので、少々職権を乱用しまして休日を取得。チャレンジ決定です。
早朝5:00に裏磐梯スキー場に到着。ポストを探して右往左往。結局見つからず車のダッシュボードの上に届を置き、登山開始。
無風で、雲一つない晴天。自然とテンション上がりました。スキー場のコース脇を登っていると、コース整備していた圧雪車の方があきらかに私の行き先を優先的に圧雪してくださり恐縮しまくりでした。
イエローホールは時期が悪かったのかチョット残念な姿でした。黄色みかかって見えるのは右端のほんの少しで、おまけにホール左側は大規模に氷が崩れ地肌がむき出し。また、次回に期待です。
今回嬉しかったことの一つは、カモシカが会いに来てくれたこと。というのも
尾根の取り付きからラッセルでの急登、少し平になった処で休憩がてらの写真撮影。
ペットボトルの水を飲み、チョコを口にし、さて出発と振り返ったら目前2メートルにカモシカが立っているんです。正直固まりました。初めからそこに居たのに気づかなかったのか って?ありえません。
彼(カモシカ)は野生動物です。当然私が近づいていることは気づいていたはずです。しかもゼイゼイハアハアしながらですからね・・・
たぶん登山者が無害であることを彼は知っているのだと思います。
わざわざでは無いにしろ、”今日はどんな奴が登って来たのか?”位の興味を持って、たまたま近くに居たから人間(登山者)を見学に来たのではないでしょうか?
まあ、その割にはほとんど無視されていましたけど・・・
川上ルート指導標までは踏み跡はなく、完全に一人ラッセル。何度も心が折れかけましたが何とか耐える事が出来ました。休憩のたびに見る事が出来たきれいな景色のおかげでしょう。反面、自信にもなった様に思います。
ビックリしたのは天狗岩の手前で、全く予期していなかったガスに覆われた事。
視界良好だったのが一瞬でガスに覆われ、右も左もわからなくなったのです。
GPSを持っていなかったらパニックでしたネ。
実際、進行方向を確認しないままGPSに映った登山道をトレースしてまるで違う方向に歩いて行ってしまいました。
予想外の事が起こった時こそ冷静に状況を把握する事が大切であると痛感しました。
ガスが晴れてからは、快適の一言に尽きました。
山頂では、昼食を含めて45分も長居してしまいました。到着時は−2℃でしたが
太陽が顔を出してからは随分暖かかったように思います。風も火照った身体に心地よい程度でしたしね。
下山ルートも半分あきらめていた東尾根を通ることが出来ました。このルートは出発直前に、ヤマレコのkchanさんのレポートを拝見して是非通ってみたいな・・と
思ったルートです。実際、素晴らしい景色を見る事が出来ました。ただ、もう少し慎重に行動しなければ・・・と反省する場面もありました。
このルートで午前中のようなガスに覆われたら、私の技術と経験ではどうなっていたかわかりません。
今回は運良く、ガスも一瞬で晴れましたし途中ですれ違った方の踏み跡をトレースすることも出来ましたので何のトラブルもありませんでしたが・・・
それにしても、東尾根を降り沼の平から見上げた磐梯山の美しさは感動モノでした。正直、この時点で本日酷使した太ももが悲鳴を上げ、沼の平をこれから渡る事を考えると思わずゲンナリしてしまいそうでしたが、ここから見る山は左右対称に見え、とてもバランスの取れた姿で大変気に入りました。また違った季節に是非もう一度来てみたいと思います。
総じて今回の山行きは大変満足のいく結果になりました。
帰って来てからyamakumamonさんのレポートで知ったのですが、もしかしたらクマとの遭遇というオマケもついていてかと思うとゾッとしますが・・
改めてヤマレコの素晴らしさとレポートの投稿の大切さを再確認することも出来たように思います。
私、前回の投稿から、雪山テン泊を含め6座の投稿をしてませんでした。
情報をみんなで共有し、安全に登山が楽む・・という意味でももう少しマメに投稿しようと思います。
コメント
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ヤマレコへの投稿って時間もかかるので、億劫な時も多々ありますよね。
登った山を全部投稿しようとすると大変なので、投稿が少ない山に絞ったり、投稿が多い山でも危険箇所の情報や失敗談・反省点だけでも投稿していただけると有難いですね。
yamakumamonさん
はじめまして・・
コメント ありがとうございました。
そうなんです!
山の記憶が新しいうちにレポートしたいのですが、
当然、仕事優先になりますよね。
私の場合、出張に合わせて山行きを計画する事が多いので
帰った時にはすでに1週間とか経ってしまうことも多々あります。
どうしても億劫になってしまうんです。
とはいっても、危険個所とか失敗談など多くの情報が共有できると
山での事故とかも減らせますよネ!
今回の山行きで実感したこともあり、
これからは出来るだけ投稿しようと思います。
ところで、私のトレース かなり迷走してしまいましたが
大丈夫でしたでしょうか?
チョット心配してました・・・
それではまた・・・
お互い、良い山ライフを送れますように!!
おはようございます♪7akaさん(*^_^*)
先ほどはコメントありがとうございました!こちらにもおじゃまさせて頂きます
どんな山でも天候や条件によっては危険だったり難しくもあったり・・晴れて視界が良い時には感じられない事を、また学んだりしますね
トレースのない雪深い中でのラッセル、お一人でとても大変だったと思いますが、振り返った瞬間に見えるあの景色(歩いてきたトレースを眺める!最高ですネ
と、ビックリしたのが熊
私たちはまだ安達太良には行ったことがありませんが、何時かは安達太良から磐梯も眺めてみたいなぁと思います
レコアップもなかなか大変だったりもしますが、雪山テン泊などもされている7akaさんのレコ☆楽しみにしてます
p.s
少し他のレコも拝見させてもらいましたが、お写真とてもキレイですネ
kchanさん おはようございます
こちらへもお越しいただきありがとうございます。
そうなんです!
あの尾根を登り切った時の磐梯山!
目に焼き付いています !!
磐梯山って本当にカッコいい姿ですよネ
いつか朝陽を受ける姿もみてみたいです。(影響うけてます・・)
私には山の素晴らしさをうまく表現出来ませんが、
少しでも情報提供出来ればいいな、と思っています。
クマ情報には、私もビックリしました。
遭遇したのがカモシカで良かった〜って感じです。
これからの季節、特に気を付けなければ・・ですネ。
kchanさんのレポ、これからも楽しみにしています!
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