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Yamareco

記録ID: 598386
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

磐梯山トレース無しはキツかった・・・

2015年03月06日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:22
距離
14.3km
登り
1,109m
下り
1,087m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:57
休憩
1:11
合計
10:08
距離 14.3km 登り 1,111m 下り 1,091m
5:40
73
6:53
40
9:16
9:30
10
9:40
9:42
2
9:44
9:46
87
11:13
11:57
66
13:03
18
13:21
13:23
3
13:26
15
13:41
13:45
54
14:39
17
14:56
27
15:23
15:26
22
15:48
ゴール地点
天狗岩から山頂まではガスの中迷走しました。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
朝、裏磐梯スキー場内で登山ポストを探すも見つかりませんでした。指定の場所は積雪がありポストも埋まっているようです。とりあえず車のダッシュボードの上に入山届を置き出発しました。
ポストを探すが見つからず…
2015年03月06日 05:50撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
1
3/6 5:50
ポストを探すが見つからず…
快晴!無風!!気温−12℃
期待が膨らみます。
2015年03月06日 05:55撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
8
3/6 5:55
快晴!無風!!気温−12℃
期待が膨らみます。
リフト営業前なのでスキー場内を歩かせてもらいました。
途中、雪上車の方が私の往く手を優先して圧雪してくれました。
感謝…
2015年03月06日 06:02撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
7
3/6 6:02
リフト営業前なのでスキー場内を歩かせてもらいました。
途中、雪上車の方が私の往く手を優先して圧雪してくれました。
感謝…
カッコいいですネ〜
2015年03月06日 06:27撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
18
3/6 6:27
カッコいいですネ〜
天狗岩に朝陽がさしてきました。
2015年03月06日 07:10撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
8
3/6 7:10
天狗岩に朝陽がさしてきました。
昨晩の寒さで育ったのか・・・
2015年03月06日 07:25撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
4
3/6 7:25
昨晩の寒さで育ったのか・・・
イエローホール?GPSを頼りに探していたのですが、
目前まで気づきませんでした。チョットがっかり・・
時期が悪かったかも?
2015年03月06日 07:33撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
5
3/6 7:33
イエローホール?GPSを頼りに探していたのですが、
目前まで気づきませんでした。チョットがっかり・・
時期が悪かったかも?
真っ白な天狗岩を見上げ、気分転換!
さあっ!尾根に取り付きますか!!
2015年03月06日 07:34撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 7:34
真っ白な天狗岩を見上げ、気分転換!
さあっ!尾根に取り付きますか!!
尾根の取り付きからいきなりの急登、
トレースなし!
少し緩やかなところで休憩がてら写真撮影。
2015年03月06日 07:49撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
3
3/6 7:49
尾根の取り付きからいきなりの急登、
トレースなし!
少し緩やかなところで休憩がてら写真撮影。
雲一つなし!
気分を高めて振り返ると・・・
2015年03月06日 07:50撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
3
3/6 7:50
雲一つなし!
気分を高めて振り返ると・・・
なんと2メートル先にカモシカ!
正直固まりました・・・。
足音も気配もしませんでした。
2015年03月06日 08:00撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
21
3/6 8:00
なんと2メートル先にカモシカ!
正直固まりました・・・。
足音も気配もしませんでした。
シャッターを切る音で初めて視線がこちらに・・・
2015年03月06日 08:00撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 8:00
シャッターを切る音で初めて視線がこちらに・・・
カモシカの脇をおっかなびっくりで通過するも
彼は微動だにせず、桧原湖をみつめていました。
2015年03月06日 08:06撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
15
3/6 8:06
カモシカの脇をおっかなびっくりで通過するも
彼は微動だにせず、桧原湖をみつめていました。
ふたたびシャッター音で視線がこちらに・・・
「なんだ、お前まだいたのか」
そんな感じです。
2015年03月06日 08:06撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 8:06
ふたたびシャッター音で視線がこちらに・・・
「なんだ、お前まだいたのか」
そんな感じです。
思わぬ出会いに感謝しつつ
一人ラッセルの試練再開。
2015年03月06日 08:24撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
5
3/6 8:24
思わぬ出会いに感謝しつつ
一人ラッセルの試練再開。
だいぶ登って来たなぁ・・
2015年03月06日 08:37撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
4
3/6 8:37
だいぶ登って来たなぁ・・
銅沼から続く自分の踏み跡、チョット感動
2015年03月06日 08:37撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 8:37
銅沼から続く自分の踏み跡、チョット感動
灌木を抜けたこの辺りが一番キツかった。
何度も心が折れそうになりました。
2015年03月06日 08:44撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
6
3/6 8:44
灌木を抜けたこの辺りが一番キツかった。
何度も心が折れそうになりました。
ガスで視界が無かったら
折れていたかも?
2015年03月06日 08:42撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
14
3/6 8:42
ガスで視界が無かったら
折れていたかも?
何とか第一関門突破!
2015年03月06日 09:25撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 9:25
何とか第一関門突破!
凛々しいぃ!
2015年03月06日 09:25撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 9:25
凛々しいぃ!
櫛ヶ峰もいい感じです!
2015年03月06日 09:26撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
15
3/6 9:26
櫛ヶ峰もいい感じです!
エビのしっぽと良く聞きますが、これを見て納得!
2015年03月06日 09:28撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
6
3/6 9:28
エビのしっぽと良く聞きますが、これを見て納得!
踏み跡を振り返って・・
最高ですネ。
2015年03月06日 09:42撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 9:42
踏み跡を振り返って・・
最高ですネ。
天狗岩って、麓からの方がカッコいい。
2015年03月06日 09:43撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 9:43
天狗岩って、麓からの方がカッコいい。
なんて思っていたら、突然ガスが・・・
罰があたったか・・?
2015年03月06日 10:05撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
1
3/6 10:05
なんて思っていたら、突然ガスが・・・
罰があたったか・・?
酷いと5メートル先も見えないが、時々少しだけ視界が開ける。たぶん、天狗岩だろう岩に謝罪を・・・
2015年03月06日 10:07撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 10:07
酷いと5メートル先も見えないが、時々少しだけ視界が開ける。たぶん、天狗岩だろう岩に謝罪を・・・
GPSの登山道をトレースして進むがミス。違和感を感じて確認したら、中の湯温泉方面に向かっていました。大きなタイムロス。
2015年03月06日 10:56撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 10:56
GPSの登山道をトレースして進むがミス。違和感を感じて確認したら、中の湯温泉方面に向かっていました。大きなタイムロス。
ガス越しに太陽を確認できる間隔が短くなってきた。
2015年03月06日 11:03撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
2
3/6 11:03
ガス越しに太陽を確認できる間隔が短くなってきた。
と、突然視界が開けた!!
2015年03月06日 11:04撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
5
3/6 11:04
と、突然視界が開けた!!
沼の平も見えます。
いきなりの高度感に緊張。
2015年03月06日 11:05撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 11:05
沼の平も見えます。
いきなりの高度感に緊張。
う〜ん!こんな処を登ってきていたのか・・
2015年03月06日 11:06撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 11:06
う〜ん!こんな処を登ってきていたのか・・
11:20登頂!!
気温−2℃。微風。
2015年03月06日 11:20撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 11:20
11:20登頂!!
気温−2℃。微風。
ゆっくり昼食をとりながら天候の更なる回復を待ちます。
先々週蔵王に登った時、頂上で冷たく固いおにぎりを食べる羽目になったので、今回はパン。
チーズ蒸しパンが最高でした。
2015年03月06日 11:31撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 11:31
ゆっくり昼食をとりながら天候の更なる回復を待ちます。
先々週蔵王に登った時、頂上で冷たく固いおにぎりを食べる羽目になったので、今回はパン。
チーズ蒸しパンが最高でした。
眺望もかなり良くなってきましたが、
2015年03月06日 11:34撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 11:34
眺望もかなり良くなってきましたが、
雲が多いですネ。
2015年03月06日 11:34撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 11:34
雲が多いですネ。
沼の平を見下ろします。
もう少し前に行って撮りたかったけど・・
怖いのでやめときました。
2015年03月06日 11:35撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 11:35
沼の平を見下ろします。
もう少し前に行って撮りたかったけど・・
怖いのでやめときました。
櫛ヶ峰を見下ろして・・
磐梯山とはこんなに標高差があったんですネ。
ソロの方がトレースして登ってこられてます。
私の迷走に惑わさなければよいのですが・・・
2015年03月06日 11:37撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 11:37
櫛ヶ峰を見下ろして・・
磐梯山とはこんなに標高差があったんですネ。
ソロの方がトレースして登ってこられてます。
私の迷走に惑わさなければよいのですが・・・
安達太良山方面。
今回の目的の一つに先々週に登った安達太良山を山頂から見る事だったのですが、なかなか雲が取れません・・
2015年03月06日 11:46撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 11:46
安達太良山方面。
今回の目的の一つに先々週に登った安達太良山を山頂から見る事だったのですが、なかなか雲が取れません・・
やっと猪苗代湖が顔を出してくれました。
2015年03月06日 11:46撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
5
3/6 11:46
やっと猪苗代湖が顔を出してくれました。
独立峰ならではの高度感がたまりません!
2015年03月06日 11:48撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
1
3/6 11:48
独立峰ならではの高度感がたまりません!
東尾根。
ガスの中を登っているときはピストンするつもりでしたが、この尾根を下ることにします。
2015年03月06日 11:59撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 11:59
東尾根。
ガスの中を登っているときはピストンするつもりでしたが、この尾根を下ることにします。
下り始めてすぐにガスが・・と思ったらすぐ晴れてくれました。
この尾根をガスの中下る自信はありませんので。
2015年03月06日 12:03撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 12:03
下り始めてすぐにガスが・・と思ったらすぐ晴れてくれました。
この尾根をガスの中下る自信はありませんので。
やっと姿を見せてくれました。
安達太良山。
3度目の挑戦で登頂出来た思い入れのある山なんです。
2015年03月06日 12:11撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 12:11
やっと姿を見せてくれました。
安達太良山。
3度目の挑戦で登頂出来た思い入れのある山なんです。
表面の新雪ごと滑るので急な斜面は後ろ向きに降りました。
けっこうスリルありました。
2015年03月06日 12:12撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
9
3/6 12:12
表面の新雪ごと滑るので急な斜面は後ろ向きに降りました。
けっこうスリルありました。
3名の方が登ってこられてます。
こういう時ってチョット安心しますよネ・・
2015年03月06日 12:15撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
3
3/6 12:15
3名の方が登ってこられてます。
こういう時ってチョット安心しますよネ・・
迫力ある景色!
密かにヒマラヤ登山している気分になってます。
2015年03月06日 12:15撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 12:15
迫力ある景色!
密かにヒマラヤ登山している気分になってます。
猪苗代湖
2015年03月06日 12:16撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 12:16
猪苗代湖
慎重に降りてても下りは早いですネ!
2015年03月06日 12:16撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 12:16
慎重に降りてても下りは早いですネ!
きれいです
2015年03月06日 12:19撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 12:19
きれいです
2名はスキー目的の若者。頂上から滑るつもりなのか?
ソロの方は東尾根をピストンするそうです。
2015年03月06日 12:32撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 12:32
2名はスキー目的の若者。頂上から滑るつもりなのか?
ソロの方は東尾根をピストンするそうです。
独立峰ならではの景色
2015年03月06日 12:33撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
2
3/6 12:33
独立峰ならではの景色
トレースできるのがこんなに安心感があるとは?
それだけに、信用しすぎないようにするのは大変です。
特に天候が悪い時。
登山は自己責任だという事をもう一度確認しました。
2015年03月06日 12:33撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
4
3/6 12:33
トレースできるのがこんなに安心感があるとは?
それだけに、信用しすぎないようにするのは大変です。
特に天候が悪い時。
登山は自己責任だという事をもう一度確認しました。
樹氷越しの磐梯山。
2015年03月06日 12:43撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
9
3/6 12:43
樹氷越しの磐梯山。
沼の平まで降りてきました。
きれいです!
2015年03月06日 12:55撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 12:55
沼の平まで降りてきました。
きれいです!
アップで・・
こちらからの姿もいいですネ!!
2015年03月06日 12:55撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 12:55
アップで・・
こちらからの姿もいいですネ!!
沼の平の中を歩きます。
こんなトコでも一日酷使した太ももが悲鳴を上げてます。
降りて来た尾根を振り返って・・
2015年03月06日 13:24撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
4
3/6 13:24
沼の平の中を歩きます。
こんなトコでも一日酷使した太ももが悲鳴を上げてます。
降りて来た尾根を振り返って・・
ここを登ったんだ・・・
2015年03月06日 13:34撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 13:34
ここを登ったんだ・・・
ここからの天狗岩も凛々しいです。
2015年03月06日 13:35撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 13:35
ここからの天狗岩も凛々しいです。
櫛ヶ峰。朝とは雰囲気が違ってみえる。
2015年03月06日 13:35撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 13:35
櫛ヶ峰。朝とは雰囲気が違ってみえる。
もう一度振り返る。
見納め。
2015年03月06日 13:41撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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3/6 13:41
もう一度振り返る。
見納め。
何度も旋回してました。
遭難者の捜索か?と思っていましたが、先ほどヤマレコのyamakumamonさんのレポートを拝見して、クマの目撃通報による捜索だった事を知り、ゾッとしました。
ヘリの人も、近寄った際にマイクで教えてくれても良かったのに・・
2015年03月06日 14:15撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
6
3/6 14:15
何度も旋回してました。
遭難者の捜索か?と思っていましたが、先ほどヤマレコのyamakumamonさんのレポートを拝見して、クマの目撃通報による捜索だった事を知り、ゾッとしました。
ヘリの人も、近寄った際にマイクで教えてくれても良かったのに・・
銅沼付近から振り返って。
なんとなく、包容力を感じる山並みです。
今日はきれいな景色を見せてくれて感謝。
2015年03月06日 14:28撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
10
3/6 14:28
銅沼付近から振り返って。
なんとなく、包容力を感じる山並みです。
今日はきれいな景色を見せてくれて感謝。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 着替え ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 水筒(保温性) ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール

感想

 先々週に念願だった安達太良山の山頂から見えた磐梯山。
雪を纏った磐梯山がとても凛々しく見え、チャンスがあれば登ってみたいと思っていました。
 で、早速今回。金・土・日とまずまずの予報。ですが金曜日が一番条件が良さそうだったので、少々職権を乱用しまして休日を取得。チャレンジ決定です。

 早朝5:00に裏磐梯スキー場に到着。ポストを探して右往左往。結局見つからず車のダッシュボードの上に届を置き、登山開始。
 無風で、雲一つない晴天。自然とテンション上がりました。スキー場のコース脇を登っていると、コース整備していた圧雪車の方があきらかに私の行き先を優先的に圧雪してくださり恐縮しまくりでした。

 イエローホールは時期が悪かったのかチョット残念な姿でした。黄色みかかって見えるのは右端のほんの少しで、おまけにホール左側は大規模に氷が崩れ地肌がむき出し。また、次回に期待です。
 今回嬉しかったことの一つは、カモシカが会いに来てくれたこと。というのも
尾根の取り付きからラッセルでの急登、少し平になった処で休憩がてらの写真撮影。
ペットボトルの水を飲み、チョコを口にし、さて出発と振り返ったら目前2メートルにカモシカが立っているんです。正直固まりました。初めからそこに居たのに気づかなかったのか って?ありえません。
 彼(カモシカ)は野生動物です。当然私が近づいていることは気づいていたはずです。しかもゼイゼイハアハアしながらですからね・・・
たぶん登山者が無害であることを彼は知っているのだと思います。
わざわざでは無いにしろ、”今日はどんな奴が登って来たのか?”位の興味を持って、たまたま近くに居たから人間(登山者)を見学に来たのではないでしょうか?
まあ、その割にはほとんど無視されていましたけど・・・

 川上ルート指導標までは踏み跡はなく、完全に一人ラッセル。何度も心が折れかけましたが何とか耐える事が出来ました。休憩のたびに見る事が出来たきれいな景色のおかげでしょう。反面、自信にもなった様に思います。
 ビックリしたのは天狗岩の手前で、全く予期していなかったガスに覆われた事。
視界良好だったのが一瞬でガスに覆われ、右も左もわからなくなったのです。
GPSを持っていなかったらパニックでしたネ。
実際、進行方向を確認しないままGPSに映った登山道をトレースしてまるで違う方向に歩いて行ってしまいました。
予想外の事が起こった時こそ冷静に状況を把握する事が大切であると痛感しました。

 ガスが晴れてからは、快適の一言に尽きました。
山頂では、昼食を含めて45分も長居してしまいました。到着時は−2℃でしたが
太陽が顔を出してからは随分暖かかったように思います。風も火照った身体に心地よい程度でしたしね。
下山ルートも半分あきらめていた東尾根を通ることが出来ました。このルートは出発直前に、ヤマレコのkchanさんのレポートを拝見して是非通ってみたいな・・と
思ったルートです。実際、素晴らしい景色を見る事が出来ました。ただ、もう少し慎重に行動しなければ・・・と反省する場面もありました。
このルートで午前中のようなガスに覆われたら、私の技術と経験ではどうなっていたかわかりません。
今回は運良く、ガスも一瞬で晴れましたし途中ですれ違った方の踏み跡をトレースすることも出来ましたので何のトラブルもありませんでしたが・・・

 それにしても、東尾根を降り沼の平から見上げた磐梯山の美しさは感動モノでした。正直、この時点で本日酷使した太ももが悲鳴を上げ、沼の平をこれから渡る事を考えると思わずゲンナリしてしまいそうでしたが、ここから見る山は左右対称に見え、とてもバランスの取れた姿で大変気に入りました。また違った季節に是非もう一度来てみたいと思います。

 総じて今回の山行きは大変満足のいく結果になりました。
帰って来てからyamakumamonさんのレポートで知ったのですが、もしかしたらクマとの遭遇というオマケもついていてかと思うとゾッとしますが・・
改めてヤマレコの素晴らしさとレポートの投稿の大切さを再確認することも出来たように思います。
私、前回の投稿から、雪山テン泊を含め6座の投稿をしてませんでした。
情報をみんなで共有し、安全に登山が楽む・・という意味でももう少しマメに投稿しようと思います。







 

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コメント

投稿見ていただきありがとうございます
ヤマレコへの投稿って時間もかかるので、億劫な時も多々ありますよね。
登った山を全部投稿しようとすると大変なので、投稿が少ない山に絞ったり、投稿が多い山でも危険箇所の情報や失敗談・反省点だけでも投稿していただけると有難いですね。
2015/3/10 0:22
Re: 投稿見ていただきありがとうございます
yamakumamonさん
はじめまして・・
コメント ありがとうございました。

そうなんです!
山の記憶が新しいうちにレポートしたいのですが、
当然、仕事優先になりますよね。
私の場合、出張に合わせて山行きを計画する事が多いので
帰った時にはすでに1週間とか経ってしまうことも多々あります。
どうしても億劫になってしまうんです。

とはいっても、危険個所とか失敗談など多くの情報が共有できると
山での事故とかも減らせますよネ!
今回の山行きで実感したこともあり、
これからは出来るだけ投稿しようと思います。

ところで、私のトレース かなり迷走してしまいましたが
大丈夫でしたでしょうか?
チョット心配してました・・・

それではまた・・・
お互い、良い山ライフを送れますように!!
2015/3/10 10:21
また磐梯を楽しめました♪
おはようございます♪7akaさん(*^_^*)
先ほどはコメントありがとうございました!こちらにもおじゃまさせて頂きます

どんな山でも天候や条件によっては危険だったり難しくもあったり・・晴れて視界が良い時には感じられない事を、また学んだりしますね 私たちも前回の磐梯では『慣れていても油断はダメだね』と反省するところもありましたが、天候も良かったので東尾根から下りましたが、こちらからの景色や磐梯もまた最高ですネ 7akaさんのレコ見て、また3月の磐梯を楽しむ事が出来ました

トレースのない雪深い中でのラッセル、お一人でとても大変だったと思いますが、振り返った瞬間に見えるあの景色(歩いてきたトレースを眺める!最高ですネ )ガンバって登り切った時に磐梯が目の前に見えた瞬間は本当に嬉しいですネ

と、ビックリしたのが熊 ここ最近では冬眠しない(できない?)熊もいたりするのかなぁとは思ってましたが・・ 雪はたっぷりでも、もう春にもなりますので気を付けないとなぁと思いました

私たちはまだ安達太良には行ったことがありませんが、何時かは安達太良から磐梯も眺めてみたいなぁと思います

レコアップもなかなか大変だったりもしますが、雪山テン泊などもされている7akaさんのレコ☆楽しみにしてます またこれからの季節のヤマも、お互いたくさん楽しめると良いですネ

p.s
少し他のレコも拝見させてもらいましたが、お写真とてもキレイですネ
2015/3/10 5:58
Re: また磐梯を楽しめました♪
kchanさん おはようございます
こちらへもお越しいただきありがとうございます。

そうなんです!
あの尾根を登り切った時の磐梯山!
目に焼き付いています !!
磐梯山って本当にカッコいい姿ですよネ
いつか朝陽を受ける姿もみてみたいです。(影響うけてます・・)

私には山の素晴らしさをうまく表現出来ませんが、
少しでも情報提供出来ればいいな、と思っています。

クマ情報には、私もビックリしました。
遭遇したのがカモシカで良かった〜って感じです。
これからの季節、特に気を付けなければ・・ですネ。

kchanさんのレポ、これからも楽しみにしています!
2015/3/10 11:34
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