どこまでも雲の絨毯 能郷 白山



- GPS
- 11:05
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,617m
- 下り
- 1,617m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大きな雪庇が多くあり 沢があり、橋はなしで積雪が深い。転倒注意 林道では所々 |
その他周辺情報 | 薄墨温泉はとろりとした良い湯でした(入浴料 大人850円) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
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---|
感想
前夜12時過ぎ、まだ雨はしっかりと降っている。
本当に雨は止むのだろうか?
と、思いつつ目を閉じて睡眠・・・。
4時に起きると、道路は濡れてるが雨はあがってる!?
準備をして北へと向かう。
157号を北へ北へとむかう。街から山合いに入り、堤防がなくなる所に大きな煙突がある。
今は真っ暗だが、朝陽をうけて立つ煙突もステキだと通る度に、何年も前の事を思い出す。
ゲートまでは行けないので根尾能郷 兎谷近辺に車を停車し準備に取り掛かる。
いつも、この時間は好きだ。
今日の山行への期待と不安と覚悟?が混ざる気持ち、そして、仲間がいるとリラックスしてる自分がいる。
まずは林道歩きを約1時間。
林道には大方雪が積もっているが、所々、山からの水が林道の雪を溶かしてたり、沢状態になってたりしている。
スキー板の場合は板を何度か脱着する必要がある。
スノーシュー、ワカンはそのままで。
登山道口には沢があり、雪が深く、岩にはコケがついているので注意が必要だ。
沢から上がる時、雪が崩れ、沢へと転落。
幸い手にしていたスキー板が岩と岩への橋になり、水濡れは免れた。
濡れていたら・・・・私の予定は変わっていたかも・・・。
ここから暫く急登がつづく。
スノーシューな人たちは見る見る急勾配をあがってゆく。
私はスキー板の為、暫く坪足で進む。
標高が低い為、雪は腐っていて、ストックは最短にし進むが膝まで沈む。
が、どうにも進まない先行者はもう見えないので、諦めて、水分と行動食を食べ、
ストックをピッケルに持ち替え、上を目指す。
効率の悪い2足歩行ではまるで進まないので、四つん這いになって進む。
多分、トレースを見た人は怪獣がいたと考えたと思う・・・。
恥ずかしい四つん這い登りのおかげでペースはあがり、板をはける勾配と広さにでたので、少しまたペースアップ。が、体力の消耗が激しい登りのパートだった。
2合目地点で何とか合流。
ここから前山を拝むことができ、木々が生えてないそれは、丸い三角形をしていて素敵なに思えた。
もう、暫く急勾配を我慢して尾根に出る。
尾根からは緩やかにアップダウンを繰り返しながら上に向かう。
もう少し、スキーの技術があれば、下りのパートが楽になるのだけれど・・・。
まだまだ、先のようだ。
尾根上は雪庇が大きく成長し、クラックが大きくはいっている所もあり、雪庇も右へと左へと成長している所もあり、気をつけて進まないといけない。
先行する二人が米粒になってガスの前山に消えてゆくのを追いかける。
前山に着くころにはガスは晴れ、雲海が広がる。
そして、やっと、能郷 白山を拝むことができた。
祠が小さくみえてるだけの白山への道は、しばし緩やかに下るが、大きな雪庇の上を行く。
白く輝く能郷 白山が目の前にあると疲れもしばし忘れる。
で、右手には、白山も白く輝いている。
脳郷白山を楽しみながら、白山も楽しめるこの雪庇・・尾根道は歩き応えがある。
今日は振り返れば雲海。
太陽。
そして・・・・最後の急勾配・・・何もないだけに急勾配さが良くわかる。
先行する二人もなかなか苦戦しているみたいだ。
私の方は、雪が軽くなっていて、キュッと良い加減でシールが効いてくれるので最初の急登よりは楽だ。
でも、直登できず、ジグザグと登る。
切り返す時の高度感は半端ない。
凍っていたりしてこけたら、百mくらいは滑り落ちるだろう!
右手に白山を見ながらのこの登りの高度感は楽しい!
山頂まで、あと少し、踵に重心を乗せ、焦らずに、一歩ずつ。
まずは向かって右側の三角点へと向かい、それから祠へと向かう。
白くて広ーい山頂に祠がぽつりとあり、バックには雲の絨毯がモコモコと・・・。
ガスにまかれた時、二人は撤退も考えてたらしい。
それなのに、この蒼さ、この穏やかさ。
最初の急登でほっぺた叩かれたけど、また、叩かれたい。
こんなステキな時間に巡り合える事に感謝。
こんな時間をくれた仲間に感謝!
穏やかに受け入れてくれた 能郷 白山に感謝!!
https://www.youtube.com/watch?v=jKa5uUULSw8&feature=autoshare
コメント
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初めまして
素晴らしい写真に癒されました。
まるでどこかの星に着陸したみたいで、別世界ですね^^
はじめましてhanachan1121さん!
有難うございますm(_ _)m
本当に別世界にいるようで、何かふわふわしてくるような不思議な感覚になり、
私も癒されました〜。p^-^q
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