『行ってみたら?』で岩手山(2)
- GPS
- 07:54
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,756m
- 下り
- 1,753m
コースタイム
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:51
天候 | 晴れ。 登頂後に雲と風が出る。 下山後に雨。 レイヤーを細かく調整しました。秋ですね。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
途中にコンビニ(ファミマ)あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は無く(私は下手くそで転びましたが)、よく整備されています。 |
その他周辺情報 | 岩手山焼走り 国際交流村 https://www.yakehashiri.name/ 温泉に食事、休憩もできます。 |
写真
感想
今年の目標に『岩手山に登る』というのがあって、カミさんの一言『行ってみれば?』で行ってみました😀
2009年7月11日依頼、14年ぶりの岩手山、天気は朝方は良さそう。布団に寝ながらヤマレコでルート設定して、9時に寝て3時置き。
焼走り登山口には4時に到着。ほとんど満月のようなお月さんが、モコモコの雲を照らしていました。あ、オリオン座も見えます。気温は10℃、ピリっとした空気の中で、コーヒー淹れながら一人静かに夜を楽しみます😀
岩手山デカいな。シルエットかっこよ。登れるかな?星すごいな。スマホのほうが綺麗に撮れた。いろいろ想い巡る。
朝5時にバスで来られた団体さんが入山。私はうっすら日が出た5時半に。
第一印象は、数メーターも堆積した溶岩のすぐ横で、森が柔らかい。朝日を浴びて森が目覚めていく様子、なんか感動してしまった。
火山灰の砂礫は、雪の上を歩いているよう。これが山頂まで続くんだと思うと萎えるので、歩き方やバランスの取り方を試行錯誤しながら楽しんでみた。
視界が開ける第2噴出口では最高の空と雲、そして秋色の平野の風景に迎えられる。翻って仰げば、岩手山はまだまだ高い!でも、こちらも秋色パッチワークがとても美しい。
ここで団体さんをパスさせてもらって、第1噴出口へ。ここからツルハシ分かれまでは、地獄の砂礫直登が続く。右手にはコマクサの群生地(シーズン過ぎましたね)、左手には平野の風景が広がります。
私は足首が硬いので、この傾斜では前に進む推進力を得にくい。。。雪の上を歩くようにして、黙々と進む。
ツルハシ分かれから平笠不動避難小屋までは、所々にダケカンバの巨木があって、幹周りの太さや枝ぶりに目を見張る。
平笠不動避難小屋でトイレをお借りしました。中も綺麗に管理されていて、トイレは2009年のときから更新されてました。
最後の急登、外輪山に挑みます。砂礫をザリザリしながら高度を上げていくと、平笠不動避難小屋が小さくなって、その奥の峻険な屏風尾根が存在感を増します。
外輪山の稜線に取り付いてからは、まず山頂を目指して、何枚か写真に収めたあとはそのまま、外輪山を一周します。
山頂から右回りする時の、風景に飛び込むような開放感は最高です。
外輪山も半ばを過ぎたところで、西から雲がやってきました。強風に打たれると嬉しくなるのは自分でも変だなと思いつつ、元気に挨拶を交わす。
一周を終えて平笠不動避難小屋まで(ここまで休憩してなかった。。)戻り、小屋を利用させて頂く。入れ代わり立ち代わり何組かの方と談笑。
ホットのコーヒー持ってきて良かった😀
あぁ、いつの間にか、音を立てて風が雲をぶっ飛ばしている。雲が段々と標高を下げてきた。
下山は雲で覆われて、夢の中のようなホワホワした白い世界となった。
砂礫で2回、木の根っこで、1回転ぶ(汗)どれも自分の不注意てしかないけど、2回目で転ぶ時は『またか〜!』って叫んてしまってゴメンナサイ。
頭の上では、風が木々をザアザアと揺らしている。山頂付近は風速20は超えたかな。団体さん、大丈夫だったかな。
第2噴出口を過ぎたあたりで道端に腰掛ける方がいて、私もついでに腰掛けて休憩。談笑。こういう年のとり方をしたいと、思わせてくれる方でした。
長かったけど終わればあっという間。入山から8時間後に登山口に戻りました。
久しぶりの岩手山と火山灰の砂礫の道、とても良かったです😀
家族にも感謝の登山でした。ありがとうございました!
ということで、距離は参考になりませんので、ご了承ください😅
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