巻機山米子沢
- GPS
- 09:49
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,148m
- 下り
- 1,153m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ一時雨。かなり風が強かった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは駐車場にあり。 |
その他周辺情報 | 夕食:人参亭@越後湯沢。ロースカツ定食とひれカツ定食しかないトンカツ専門店。この時期でも常に人が入っていた。通し営業。 |
写真
感想
米子沢は、前々から行きたいと思っていた沢。沢としての有名度もあるけれども、山滑走のルートとしても有名で、私自身も2回の滑走経験があり、夏にもぜひ訪れたいと思っていて、ついに念願かなっての遡行。冬に見る姿とは全然異なっていて、「このスケールの滝が雪に埋まるのか!」「こんな急な場所、よく滑れるもんだ!」と一人で大興奮。沢を始めたきっかけに「冬ルートの下見ができる」があったはずなのだけど、実際に沢で同ルートを辿ったのは初めてではなかろうか?渓相も越後らしく開放的でダイナミック、人気ルートになるのが分かる、素晴らしい沢だった。
ちなみに今回の個人的ヒットは、atatuoとjt0327のパートナーシップを見れたこと。一緒に行く機会が多いから、ということで、atatuoのフォローポイントが完璧にハマりすぎてて、素晴らしかったです。さすが。
【備忘録】
・この日の入渓は3パーティー、6時に出発した我々が最後。天気予報が芳しくなかった(14時ごろから小雨予報)だったことが影響したか?実際には下山まで降られずに済んだ。ただし、午前中は風が非常に強く、一回濡れたあとはパーカーが手放せなかった(湯沢の観測データで5mの風だった)
・フラッドラッシュを着用、上述の通りペラペラのパーカーを途中で着用、着たあとは遡行中はそのまま。下山用にTシャツを持ってきたものの、利用はせず。
・ヌメりが強い沢ということでフェルトサンダルを駐車場までは持ってきたものの、結局山行には持参せず。途中ヌメヌメしたところはあったものの、気を付けていれば滑ることは避けられるレベル。が、事前に聞いてたとおりに「滑ったら滝の下に落ちる」という個所が多数あるので、どちらか選べるならフェルト推奨だと思う。
・巻きの途中でatatuoが打ったハーケンの回収ができなくなりそうになり、相当焦った。いつもなら外れるくらいの状況になっても外れないのは、ロングタイプのハーケンを使っていたからだと気が付いたのは、後になってからだった。テコの原理でハンマーを使って抜くワザは、これから活用できそう(それでも今回は抜けなかったけど)
・全体に水量は多めだった印象。普段だったら水線を登れるところも無理だった箇所があった。ちなみに、本格的な紅葉はまだまだといったところ。
アプローチは、案内があるので入渓までスムーズに行ける。
序盤、河原歩きは、面倒、最初の大滝(4段40m)右岸巻ルート有(見た目、右岸というよりも真ん中の尾根)核心は、ゴルジュ後半のY字15mが見えた所の左岸巻道だと思う。踏み跡が2本あった、上がりすぎずに平行移動するように進んだほうがいいはず。
沢に慣れている人ならば快適に遡行でき、景色を楽しめる。
多分、今年最後の沢登り。
そして、初の2級沢。
全体的に自分はヒイヒイ言いながら登ってました。
やっぱり、沢は自分の苦手ポイントが結構詰まってる気がする。ヌメリだったり、ロープ出さないタイプのクライミング (そんなに長くなくてⅢ級あるかないかのやつ)だったり。
サクサク登るお二人を見て、すごいなぁと思うばかりです。自分はサポート無ければ無理だと思う。本当にありがとうございました!
ただ、これを克服すれば色々メリットあると思うので沢ももう少しやりたい。
あと景色は抜群に素晴らしかった。人気なのも分かる気がする。気分よかったなー。
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