柳沢ノ頭〜ハンゼノ頭〜藤谷ノ頭〜大菩薩の湯【三窪高原】

2023年10月01日(日) [日帰り]

• GPS: 04:26
• 距離: 18.4km
• 登り: 741m
• 下り: 1,382m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:41
• 休憩: 0:41
• 合計: 4:22

9:27 柳沢峠駐車場
9:48 10:01 柳沢ノ頭
10:08 10:08 三窪
10:12 10:18 ハンゼノ頭
10:29 10:32 電波塔
10:46 10:49 三窪高原 四等三角点
10:52 10:53 藤谷ノ頭
11:48 11:52 柳沢口
11:54 11:58 柳沢峠
11:59 11:59 柳沢峠駐車場
12:05 12:11 富士山の見える展望台
13:40 13:40 大菩薩峠登山口
13:44 13:45 雲峰寺黒門
13:49 大菩薩の湯

天候

曇り（一時霧雨）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■行き
塩山駅から落合行きの山梨交通バスに乗車。
柳沢峠バス停で下車して徒歩。

■帰り
大菩薩の湯まで徒歩。

コース状況／危険箇所等

道は明瞭ですが、木製の階段はやや腐っている箇所が多いので、もしかすると足を乗せた時に階段が壊れるかもしれません。

その他周辺情報

柳沢峠茶屋で名物の蕎麦を食べようかと思いましたが、予想より沢山のライダーや観光客で賑わっていたのでパスしました。
大菩薩の湯は、日帰り入浴施設としては比較的小さな浴場の施設だと思いますが、浴場内が空いていた上、アルカリ性の泉質で肌がツルツルになって良かったです。

写真

10/1 9:23

本日のスタート地点は柳沢峠。標高1470mなのでとても涼しいです。

10/1 9:24

柳沢峠の駐車場。レンゲツツジのシーズンにはこの駐車場も満車になるんでしょうね。

10/1 9:25

道は非常に明瞭ですが、階段の木材が腐っている所もあったので要注意です。

10/1 9:26

ちょっと手振れしちゃいましたが、これは有毒なツチハンミョウの仲間だと思います。

10/1 9:28

ここからはしばらく山道が続きます。

10/1 9:30

曇っていますが、カラマツの静かで明るい森は気持ちが良いです。

10/1 9:33

三窪高原の道がこれほど整備されているとは思いませんでしたが...

10/1 9:36

ここは写真右手が崩れていましたが、しっかり柵が付けられていました。

10/1 9:38

ここも写真左手が崩れていますが、やはり柵が付けられていました。

10/1 9:44

霧が濃くなってきたので、雨が降らないか心配になってきました。

10/1 9:46

ウラジロモミの葉。ウラジロモミの葉の裏側は濃緑色に白い線が明瞭ですが、モミの葉は淡緑色に白い線がぼんやりとした感じです。

10/1 9:48

この階段を登れば...

10/1 9:49

本日の1座目、柳沢ノ頭に登頂！

10/1 9:51

今朝は朝食が4時頃だったので、柳沢ノ頭で軽く食事をとりました。

10/1 10:00

柳沢ノ頭でセンブリを発見。パンを食べるために小休止したおかげですね（笑）

10/1 10:02

山中にゴミ箱を見つけて驚きましたが、錆び付いた缶が多いのでかなり古いゴミが多そうですね...

10/1 10:02

柳沢ノ頭〜ハンゼノ頭の間も歩きやすい道が続きます。

10/1 10:03

真っ白で丸いキノコ。登山道沿いにはこのキノコが多かったです。

10/1 10:09

鈴庫（すずくら）山との分岐点に到着。四阿の奥へ続いている道が鈴庫山へと続いています。

10/1 10:12

ハナアブとセンブリ。ハナアブが手前にやって来るまで少し待って、今回は粘り勝ちしました(^O^)v

10/1 10:13

こちらは特大サイズのセンブリの株。見つけた時はこんなに大きな株があるのかと驚きました。

10/1 10:14

2座目のハンゼノ頭に到着。柳沢ノ頭ですれ違った3人組をここで追い越しました。

10/1 10:14

ハンゼノ頭は大展望を楽しめることで有名だそうですが、今日は驚きの白さです（笑）

10/1 10:16

ヤマラッキョウを発見！花付きはそれほど良くないですが、見られて良かったです。

10/1 10:21

ハンゼノ頭を過ぎると、登山道周辺に大きな岩が出現するようになります。

10/1 10:22

この辺りの草原はシカの食害が酷いですね...

10/1 10:26

屋根が壊れた東屋を過ぎると、公衆トイレを発見。

10/1 10:27

公衆トイレのすぐ先で林道に出ました。写真左手へと進むと...

10/1 10:31

電波塔のある小ピークに到着。ここで写真左端へと進むと...

10/1 10:32

標識を発見！藤谷ノ頭へ行くには、写真奥の「板橋峠」へ向かって進みます。

10/1 10:39

これは東屋の残骸でしょうか？

10/1 10:48

瑞々しいヤマラッキョウを発見！

10/1 10:49

シカ避けのネットの奥は、背丈の高い草が生い茂っています。

10/1 10:52

3座目の藤谷ノ頭に到着！特に展望は無いので、先へと進みます。

10/1 10:56

藤谷ノ頭から板橋峠方面へ下っていくと大きなソーラー発電所が広がっていましたが、売電価格が下がったら撤去されずにそのまま打ち捨てられそうですね...

10/1 11:00

ここで板橋峠の少し手前の林道（林道笠取線）に合流。ここから道なりに柳沢峠へと戻ります。

10/1 11:12

本日唯一の黄葉はヤマハギでした。

10/1 11:22

赤い実が綺麗なアオハダ。

10/1 11:36

工事用の機材があると思ったら、崩れた法面の修復をしていたようです。

10/1 11:43

大きなブナの木。三窪高原はミズナラの多い林でしたが、ミズナラの大木は見当たりませんでした。

10/1 11:47

色が変わりかけているマムシグサの実。

10/1 11:49

林道笠取線の終点に到着。ここで青梅街道に合流するので、青梅街道に沿って柳沢峠へ向かいます。

10/1 11:53

柳沢峠に到着。茶屋で蕎麦を食べようかと思いましたが、店内がけっこう賑わっていたのでパスして、そのまま大菩薩峠登山口バス停まで下っていくことにしました。

10/1 12:00

イヌヤマハッカ。先週に登った大菩薩嶺にも出現しました。

10/1 12:08

ここが展望台らしいですが、今日は曇り空なのでパスしました。

10/1 12:11

この辺りからかなり高い橋で、谷底の川の左岸と右岸を行ったり来たりします。

10/1 12:14

走り屋の人にはたまらないでしょうけど、コースアウトしたら数十mの高さの橋から落ちることになります（汗）

10/1 12:22

路傍に落ちていた栗。市販されている栗に比べるとかなり小さいですね。

10/1 12:30

橋桁がかなり遠くに見えるので、かなり下ってきたようですが...

10/1 12:38

まだまだ橋は続きます（汗）

10/1 12:42

路傍にギガサイズの引っ付き虫を発見（笑）→本当はチョウセンアサガオの実です。

10/1 13:20

五郎田バス停に到着。ここでようやく路傍に人家が現れてホッとしました。

10/1 13:28

大菩薩峠介山記念館。作家の中里介山の記念館だそうですが、開館しているのか分からなかったのでパスしました。

10/1 13:40

大菩薩峠登山口に到着。本当はここでゴールにする予定でしたが、バスが来るまで1時間半近くあるので「大菩薩の湯」まで歩くことにしました。

10/1 13:43

私が子供の頃は各地で猛威を振るっていたセイタカアワダチソウも、最近は以前ほど繁茂していない気がします。

10/1 13:45

大菩薩峠登山口から大菩薩の湯まではほんの一息です。

10/1 13:48

大菩薩の湯に到着。ここで汗を流してマッタリしました。

10/1 14:41

温泉で癒やされた後は、食堂でカレーを頂きました。

撮影機器：

PENTAX K-3 Mark III Premium Kit ペンタックス

AQUOS sense6 SH-M19 128GB SIMフリー シャープ

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） GPS 笛 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット ナイフ ウェットティッシュ 保険証 携帯電話 モバイルバッテリー 時計 タオル ストック カメラ クマ鈴

感想

ardisia

[ルート]
先週の大菩薩嶺は天気に恵まれたので、調子に乗って2週続けて大菩薩エリアに遠征しましたが、今回はさすがに天気が微妙でした。
今回歩いた三窪高原は、柳沢峠の駐車場からスタートしてハンゼノ頭に登って展望とレンゲツツジを堪能するのが一般的なようですが、今日は展望も（時期的に）ツツジも期待できないため、柳沢峠近くの3座（柳沢ノ頭/ハンゼノ頭/藤谷ノ頭）を縦走した後、柳沢峠経由で大菩薩峠登山口バス停まで歩き通して赤線を伸ばすことにしました。
三窪高原は紅葉にはまだ早く、花やキノコも少ない微妙な時期でしたが、その分静かな山行を楽しめました。
柳沢峠から大菩薩峠登山口バス停までは高架橋の区間が非常に多いので、いつもより車に気を付けながら歩いたつもりですが、天気が微妙だったせいか幸いにも交通量が少なくて助かりました。

[展望・景色]
柳沢ノ頭：木々に囲まれていて展望はありませんでした。
ハンゼノ頭：東側と西側が開けており、特に西側は大きく開けていましたが、霧で何も見えませんでした。
藤谷ノ頭：木々に囲まれていて展望はありませんでした。

[動植物]
三窪高原はミズナラやウラジロモミ、ダケカンバなどが混生する林でしたが、シカの食害が酷いため下草がほとんど何もありませんでした。
三窪高原に点在する草地では、センブリとヤマラッキョウ、ノハラアザミと思われるアザミの仲間の花が見られました。

[飲食・お土産]
下山後に"大菩薩の湯"で入浴した後、施設内の食堂でカレー（1000円）を頂きました。

[その他]
柳沢峠から大菩薩峠登山口バス停までは高架橋の区間が予想以上に多かったため、道中で植物観察をすることがあまり出来ませんでした。
この区間を特別歩きたい...というわけでなければ、柳沢峠から丸川峠を経由して尾根伝いに歩いて赤線を伸ばした方が楽しいと思いました。

コメント

yamaonse

ardisiaさん、こんばんは。自分にとっては未知のエリアだらけの山梨県の山、お天気は今ひとつだったようなのに大株のセンブリは花が開いているし、ヤマラッキョもあったりして楽しく歩けそうですね。ガスが巻いているのも静かな雰囲気が伝わってきていい感じです。柳沢峠は車で素通りしちゃう場所だけど、繋いでロングにするのによさげな赤線が血管のように広がってますね。八王子経由だと高速渋滞が心配な山梨エリアですが、そろそろ重い腰あげて開拓しなきゃかなと思いました（＾＾）

ardisia

yamaonseさん、こんばんは。

今回の三窪高原は、実は私も「山と高原地図を眺めていた時に見つけた」というレベルなのでメジャーな場所ではなさそうですが、山梨県内ではレンゲツツジの名所として知られているようです。

山行当日の天気予報は「曇り時々雨」で、まさに予報通り一瞬だけ霧雨が降りましたが、それ以外はどうにか天気が持ってくれて助かりました(汗)
三窪高原ではマルバダケブキの花期は既に終わっており、アザミ類（ノハラアザミ？）も終盤で花があまりないのではと思いましたが、開けた場所ではセンブリやヤマラッキョウがそれなりに咲いていたので良かったです。

あと山梨は群馬から行くのは大変ですよね...
三窪高原までは関越道と中央道を使うルートが最短ルートだと思いますが、高速が渋滞していると雁坂トンネル経由の下道で行った方が最短ルートになる可能性もあるので、山行計画以上に往復の経路選択が難しそうです。