記録ID: 6003678
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積雪期ピークハント/縦走
道南
野趣溢れる雄鉾岳
2023年10月01日(日) [日帰り]
北海道
MEG2019
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:50
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 772m
- 下り
- 790m
コースタイム
天候 | 曇り、壁下を過ぎるとガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前半は沢歩きと思った方が良いです。巻き道がありますが何度も渡渉します。土砂崩壊箇所は、沢を行った方が早いかも。 落石ルンゼは、ぬるぬるの倒木や滑る足元と非常に危険なポイントです。 海見平からは、笹の大海原を泳ぐように進みます。登山道が斜めっていて滑落しそうな箇所もありますので見えない足元には要注意です。 |
その他周辺情報 | オボコ山の家 一泊500円/人 かつての郵便局を利用した静かな山小屋。八雲町のすずき金物さんでカギをお借りしました。薪ストーブもありとても快適でした。 |
写真
感想
全行程、沢靴(ラバーソール)です。前夜は雨だったが増水の影響はなかった。滝を高巻きするルートには、古くなったロープあり。金ケ沢出合まで、それなりに踏み後はしっかりしているが、時々ルートロスした。金ケ沢に入ると河床は黄色くなり、倒木や土砂崩れが多くルートファインディングに段々時間を要する。外れた鉄管のある水場を過ぎると沢も枯れ、崖下にたどり着く。長い崖下トラバースの後半には、ななめ斜面の『神経痛トラバース』が待っている。崖下までは標高が低いせいか笹はほとんど無い。捕まろうとする草は簡単にもげるので厄介だ。
『落石ルンゼ』は、このルートの最大の難所となっている。つるつるになった倒木と岩、そして粘土質の急斜面で滑る。古いロープはあまり頼りにできないが、ここから笹があったので突破できた。
稜線に上がると『海見平』が広がっているはずだが、ガスで視界無し。目の前には笹が立ちふさがり、登山道は全く見えない。笹下の踏み後は残っているので、足で探しながら進むも何度も消失する。登山道が崩落した箇所では、笹に乗ってしまい滑落寸前となりヒヤッとした。尾根の中間には枯れ沢があり、笹のトンネルをワープするように進める。最後は、笹を泳ぐように掻き分けやっと山頂に到達するもガスで何も見えなかった。下山開始して30分もすると一時ガスが晴れ『海見平』が見渡せた。山頂への登山道も薄っすら笹の窪んだ跡が見えたが何処をどう通ったかわからなかった。雄鉾沢ではサケの産卵を見ることができ、大自然を満喫した山行となった。
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