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Yamareco

記録ID: 6007783
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

【破線ルート】つつじ新道から四阿屋山【上級者限定?】 〜垂直壁にビビって全身硬直〜

2023年10月03日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:00
距離
7.0km
登り
512m
下り
509m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:24
休憩
0:36
合計
4:00
距離 7.0km 登り 512m 下り 518m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<駐車スペース>
◆道の駅 両神温泉薬師の湯 無料
・150台ほど停められる広い施設です。
・日帰り温泉が併設されていますが、この日(火曜日)は定休日でした。
コース状況/
危険箇所等
<大堤〜四阿屋山(つつじ新道)>
※一般ルートではありません。自己責任でお願いします。
※第一鎖場から山頂までは鎖場、岩場、痩せ尾根が続きます。第一鎖場以外は難しくないですが、斜面が切れ落ちており、気が抜けません。

◆第一鎖場
・高さ7mほどの垂直壁がこのコースの核心部です。上の方はスタンスやホールドが乏しく、靴底を擦りつけるようにして身体を持ち上げる必要があります。足を滑らせたら無事では済まず、「滑落=死」の恐怖を感じました。
・左側の岩壁がL字になっているので、靴底に力が伝えやすく、意外とグリップしてくれます。恐怖心さえ克服できれば、そこまで難しくないのかもしれません。

◆第二鎖場
・斜度は大したことなく難しくないですが、距離は長めです。

◆第三鎖場
・斜度は大したことなく難しくないですが、片側が大きく切れ落ちているので、通過にやや気を遣います。

◆山頂直下
・山頂の手前で一般道と合流しますが、山頂までやや急な鎖場が続きます。
・特に難しくないですが、雨で濡れた日は注意が必要です。

<山頂〜薬師堂(鳥居山コース)>
・山頂から両神神社(奥社)まで鎖場が続きます。
・斜度は大したことないですが、斜面が切れ落ちているので注意が必要です。
(※2021年1月21日には滑落による死亡事故が発生しています)
・両神神社(奥社)を過ぎた後は、なだらかで歩きやすい山道が続きます。
その他周辺情報 <日帰り温泉>
◆両神温泉国民宿舎 両神荘 900円(火曜日700円)
・道の駅の近くにある宿泊施設ですが、日帰り入浴も受け入れています。
・泉質は濃いめのアルカリ泉で、広めの内湯と露天風呂でのんびりできます。

※道の駅に併設した薬師の湯の方が安いですが、薬師の湯は内湯のみです。
「道の駅 両神温泉薬師の湯」に来ました。この日の行程は短いので、遅めのスタートです。
2023年10月03日 09:59撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 9:59
「道の駅 両神温泉薬師の湯」に来ました。この日の行程は短いので、遅めのスタートです。
初めは車道歩きです。天気が良くて、早くも汗をかいてきました。
2023年10月03日 10:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/3 10:05
初めは車道歩きです。天気が良くて、早くも汗をかいてきました。
30分ほどで「つつじ新道」の登山口に到着しました。「上級者コース」と書かれていますが、大丈夫でしょうか…?
2023年10月03日 10:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/3 10:29
30分ほどで「つつじ新道」の登山口に到着しました。「上級者コース」と書かれていますが、大丈夫でしょうか…?
ちなみに、看板は目立たないので、右側を気にしていないと通り過ぎます。(通り過ぎました)
2023年10月03日 10:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 10:29
ちなみに、看板は目立たないので、右側を気にしていないと通り過ぎます。(通り過ぎました)
いきなりの急坂です。このコースは距離は短いですが、前半は急登で後半は難路というハードな構成です。
2023年10月03日 10:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/3 10:33
いきなりの急坂です。このコースは距離は短いですが、前半は急登で後半は難路というハードな構成です。
最初の取付きの辺りはやや道が分かりにくいですが、それを過ぎるとコースは分かりやすくなります。
2023年10月03日 10:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 10:55
最初の取付きの辺りはやや道が分かりにくいですが、それを過ぎるとコースは分かりやすくなります。
山居方面(迂回ルート)との分岐に来ました。この先から鎖場が始まるので、ヘルメットを装着して準備を整えます。
2023年10月03日 11:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/3 11:02
山居方面(迂回ルート)との分岐に来ました。この先から鎖場が始まるので、ヘルメットを装着して準備を整えます。
再び警告看板。ちなみに、山居への迂回ルートも破線ルートになっており、簡単な道ではないようです。
2023年10月03日 11:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/3 11:09
再び警告看板。ちなみに、山居への迂回ルートも破線ルートになっており、簡単な道ではないようです。
鎖場が始まりました。ここは鎖を使わなくても登れる程度の斜度です。
2023年10月03日 11:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 11:10
鎖場が始まりました。ここは鎖を使わなくても登れる程度の斜度です。
そして、これがこのコース最大の核心部である垂直壁です。中央の窪みまで登ったあと、恐怖で身体が動かなくなったので、一旦退却しました。
2023年10月03日 11:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 11:18
そして、これがこのコース最大の核心部である垂直壁です。中央の窪みまで登ったあと、恐怖で身体が動かなくなったので、一旦退却しました。
改めて下から第一鎖場を見上げます(垂直壁はもっと上)。「落ちたら死ぬ」という恐怖を味わったので、迂回しようかと思いましたが、もう一度だけチャレンジしてみます。
2023年10月03日 11:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 11:09
改めて下から第一鎖場を見上げます(垂直壁はもっと上)。「落ちたら死ぬ」という恐怖を味わったので、迂回しようかと思いましたが、もう一度だけチャレンジしてみます。
今度は簡易ハーネスを装着して、先ほどは踏み出せなかった一歩を踏み出すと、意外と靴底がグリップしました。やや鎖に頼りましたが、何とか上まで登り切ることができました。
2023年10月03日 11:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 11:12
今度は簡易ハーネスを装着して、先ほどは踏み出せなかった一歩を踏み出すと、意外と靴底がグリップしました。やや鎖に頼りましたが、何とか上まで登り切ることができました。
垂直壁を過ぎても第一鎖場は続きますが、難易度は一気に下がります。
2023年10月03日 11:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 11:48
垂直壁を過ぎても第一鎖場は続きますが、難易度は一気に下がります。
足掛かりは豊富なので、鎖を使わなくても登れる程度の難易度です。
2023年10月03日 11:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 11:51
足掛かりは豊富なので、鎖を使わなくても登れる程度の難易度です。
第一鎖場から10分ほど歩くと第二鎖場が現れます。こちらも難易度は高くありません。
2023年10月03日 12:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 12:03
第一鎖場から10分ほど歩くと第二鎖場が現れます。こちらも難易度は高くありません。
第二鎖場も鎖は使わなくても登れます。ただし、バランスを崩したら大惨事というプレッシャーはあります。
2023年10月03日 12:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 12:06
第二鎖場も鎖は使わなくても登れます。ただし、バランスを崩したら大惨事というプレッシャーはあります。
第三鎖場は痩せ尾根を登ります。右側が切れ落ちているので歩行注意ですが、難易度は高くありません。
2023年10月03日 12:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 12:12
第三鎖場は痩せ尾根を登ります。右側が切れ落ちているので歩行注意ですが、難易度は高くありません。
鎖がない場所も痩せ尾根や岩場が続くので、気が抜けません。かなり集中力を必要とするコースです。
2023年10月03日 12:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 12:18
鎖がない場所も痩せ尾根や岩場が続くので、気が抜けません。かなり集中力を必要とするコースです。
山頂の手前で一般ルートと合流しました。「つつじ新道」が終わってホッとしかけましたが…。
2023年10月03日 12:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 12:23
山頂の手前で一般ルートと合流しました。「つつじ新道」が終わってホッとしかけましたが…。
山頂まではまだ鎖場が続きます。難易度は第二鎖場と同程度ですが、雨で濡れている時は気を遣いそうです。
2023年10月03日 12:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 12:24
山頂まではまだ鎖場が続きます。難易度は第二鎖場と同程度ですが、雨で濡れている時は気を遣いそうです。
四阿屋山(772m)に到着しました。ちなみに、四阿屋山は「あずまやさん」と読みます。
2023年10月03日 12:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 12:28
四阿屋山(772m)に到着しました。ちなみに、四阿屋山は「あずまやさん」と読みます。
苦労して登頂しましたが、四阿屋山の山頂は狭く、見晴らしも余りありません。
2023年10月03日 12:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 12:29
苦労して登頂しましたが、四阿屋山の山頂は狭く、見晴らしも余りありません。
ただし、両神山の方面のみ眺望が開けています。遠くから見てもあのギザギザの稜線はよく目立ちます。
2023年10月03日 12:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 12:29
ただし、両神山の方面のみ眺望が開けています。遠くから見てもあのギザギザの稜線はよく目立ちます。
拡大すると更に存在感が増します。久しぶりに登ってみたくなりました。
2023年10月03日 12:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 12:29
拡大すると更に存在感が増します。久しぶりに登ってみたくなりました。
山頂で少し休憩をしたら下山します。下りは一般ルート(鳥居山コース)を行きます。
2023年10月03日 12:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 12:45
山頂で少し休憩をしたら下山します。下りは一般ルート(鳥居山コース)を行きます。
両神神社までは鎖場が続きます。難しくはないですが、斜面が切れ落ちているので、注意が必要です。(2年前にはこの一般ルートで滑落による死亡事故がありました)
2023年10月03日 12:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/3 12:48
両神神社までは鎖場が続きます。難しくはないですが、斜面が切れ落ちているので、注意が必要です。(2年前にはこの一般ルートで滑落による死亡事故がありました)
分岐から10分ほど下ると両神神社の奥社です。鎖場はこれで終了です。
2023年10月03日 12:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 12:55
分岐から10分ほど下ると両神神社の奥社です。鎖場はこれで終了です。
奥社から山頂方面を振り返ると、このような警告看板があります。鎖場としての難易度は高くないですが、ミスが大事故に繋がるという危険性はあります。
2023年10月03日 12:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/3 12:55
奥社から山頂方面を振り返ると、このような警告看板があります。鎖場としての難易度は高くないですが、ミスが大事故に繋がるという危険性はあります。
神社から先は、なだらかで歩きやすい道が続きます。やっぱり安全な道を歩くのが一番です…
2023年10月03日 12:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/3 12:57
神社から先は、なだらかで歩きやすい道が続きます。やっぱり安全な道を歩くのが一番です…
突然視界が開けて、鉄塔にでました。
2023年10月03日 13:08撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/3 13:08
突然視界が開けて、鉄塔にでました。
秩父のシンボルとも言える武甲山が見えます。ピラミッドのような山容は遠くからでもよく目立ちます。
2023年10月03日 13:08撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 13:08
秩父のシンボルとも言える武甲山が見えます。ピラミッドのような山容は遠くからでもよく目立ちます。
反対側には二子山の東岳と西岳が見えます。岩場の殿堂とも言える山ですが、なかなか行く機会(勇気)がありません。
2023年10月03日 13:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 13:09
反対側には二子山の東岳と西岳が見えます。岩場の殿堂とも言える山ですが、なかなか行く機会(勇気)がありません。
鳥居山コースの登山口に出ました。この後は舗装路歩きです。
2023年10月03日 13:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/3 13:37
鳥居山コースの登山口に出ました。この後は舗装路歩きです。
登山口の隣りには、中華風の門が建っています。旧両神村は中国の山西省と友好提携をしていたので、その関係のようです。
2023年10月03日 13:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/3 13:38
登山口の隣りには、中華風の門が建っています。旧両神村は中国の山西省と友好提携をしていたので、その関係のようです。
折角なので両神神社に寄ってみました。
2023年10月03日 13:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/3 13:45
折角なので両神神社に寄ってみました。
垂直壁を乗り越えて、無事に下山できたことを感謝してお参りします。
2023年10月03日 13:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 13:45
垂直壁を乗り越えて、無事に下山できたことを感謝してお参りします。
両神神社の祭神は「罔象女神(みつはのめのかみ)」だそうです。両神山や両神神社の「両神」はイザナギとイザナミのことだと思っていたので、少し驚きました。
2023年10月03日 13:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/3 13:46
両神神社の祭神は「罔象女神(みつはのめのかみ)」だそうです。両神山や両神神社の「両神」はイザナギとイザナミのことだと思っていたので、少し驚きました。
両神神社の隣には薬師堂が建っています。こちらも歴史を感じさせる建物です。
2023年10月03日 13:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 13:52
両神神社の隣には薬師堂が建っています。こちらも歴史を感じさせる建物です。
駐車場に戻ってきました。4時間ほどの山行でしたが、集中力を要したので、結構疲れました。
2023年10月03日 13:59撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/3 13:59
駐車場に戻ってきました。4時間ほどの山行でしたが、集中力を要したので、結構疲れました。
道の駅に併設された「薬師の湯」がこの日(火曜日)は定休日だったので、近くの「国民宿舎 両神荘」で汗を流しました。
2023年10月03日 15:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 15:16
道の駅に併設された「薬師の湯」がこの日(火曜日)は定休日だったので、近くの「国民宿舎 両神荘」で汗を流しました。
両神荘の隣には、中華風の大きな建物が建っています。一見、宗教施設のようですが、「埼玉県山西省友好記念館」として1992年に開館した建物です。
2023年10月03日 15:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/3 15:21
両神荘の隣には、中華風の大きな建物が建っています。一見、宗教施設のようですが、「埼玉県山西省友好記念館」として1992年に開館した建物です。
久しぶりに来たら既に閉館(2018年閉館)していました。現在では「クライミングパーク神怡館」になっています。
2023年10月03日 15:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/3 15:19
久しぶりに来たら既に閉館(2018年閉館)していました。現在では「クライミングパーク神怡館」になっています。
この外観ですが、中身はボルダリング場です(この日は定休日)。もっとクライミング技術を磨けと言われている気がするので、精進します。
2023年10月03日 15:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/3 15:22
この外観ですが、中身はボルダリング場です(この日は定休日)。もっとクライミング技術を磨けと言われている気がするので、精進します。
撮影機器:

感想

両神山の支尾根上に位置する四阿屋山(あずまやさん)。
日本百名山の四阿山(あずまやさん)と紛らわしいですが、こちらは発音しない「屋」の字が付きます。(「四阿」だけで「あずまや」と読む)

標高772mと目立つ山ではないですが、破線ルートである「つつじ新道」のコース上に高さ7mほどの垂直壁があり、上部はスタンスやホールドが乏しいため、難易度が高めとされています。
これまでなかなか行く機会がなかったですが、一応は迂回路もあるので、チャレンジしてみることにしました。

つつじ新道の鎖場はコースの中盤から山頂にかけて出現し、核心部(垂直壁)は第一鎖場が始まってすぐの場所に位置しています。下から見た感じでは、そこまで難しそうに見えなかったですが、中段の窪みに右足を乗せて左足を突起のない岩肌に押し付け、鎖をしっかり握って次の一歩を踏み出そうとしたところで、思わず「マジか…。」と声に出してしまいました。
恐怖のあまり身体がピクリとも動きません…。

核心部は、高さ7mほどの垂直壁で、上部はスタンスやホールドが乏しい…のは分かっていましたが、問題は滑落した時の影響です。
4〜5m下のゴツゴツとした岩場に叩き付けられるだけでも大怪我は免れないのに、その先は切り立った急斜面です。そのままゴロゴロと数十メートルも転げ落ちたら、「死が救済」と思えるほどの、酷い状態になりそうです。

想像したくない光景を想像してしまったことで、全身を恐怖に支配されたので、たまらず迂回路との分岐まで戻りました。
このまま迂回路から山頂を目指そうと思いましたが、気持ちが落ち着くにつれて「もう一度トライしてみよう」と思い直すようになりました。

左側の壁は少しL字に張り出しているので、通常の一枚岩よりも靴底に力を伝えやすいはずです。また、事前に動画などを見てクリアするイメージは持っているので、ネックとなるのは恐怖心の克服です。
そこで、リトライ時は簡易ハーネスで確保をして、とりあえず踏み出せなかった一歩を踏み出してみることにしました。

思いきって最初の一歩を踏み出すと、その後は意外とすんなり足が出て、靴底がグリップする感触を感じながら、無事に核心部をクリアすることができました。恐怖心さえ克服できれば、難易度はそれほど高くないのかもしれません。

最初のトライ時はかつてない程の恐怖を味わいましたが、次回訪れた時には、もっと余裕を持ってクリアできるように、経験を積んでいきたいと思います。

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