南紀①狼煙山 ホテル浦島を散策し岬の絶景へ
ikomaniyon
tuki4
体力度について
- GPS
- 01:06
- 距離
- 2.2km
- 登り
- 124m
- 下り
- 120m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 0:55
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 1:07
| 天候 | 晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
1時間無料サービスで400円ですが、遊覧55分＋待ち時間1時間以上を考えると、 2時間無料でもいいのでは？とケチ臭いことを思ってしまいます。 その後は、ホテル浦島の広大な専用駐車場(無料)を利用。 随時マイクロバスで渡船の桟橋(数分)とホテル内の玄関に横付けしてくれます。 行きは船、帰りはバスで、がベストのようです。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
狼煙山は勝浦港を太平洋と分ける岩山の半島です。 半島内にホテル浦島の4つの宿泊棟や二つの巨大な洞穴温泉が点在し、 それらの間は、長い廊下や地下のトンネル、長大なエスカレータで結ばれています。 そのためGPSの届かない屋内や地下が多く、ログは乱れています。 山上館から紀の松島を一望する展望台までの道は山上園地内のため危険はありません。 |
| その他周辺情報 | ホテル浦島で、温泉をハシゴして、飲んで食って寝るばかりです。 翌日も登山があるのに、tukiやモリーさんは朝湯までしてしまいました(^^; ikomaもその気でしたが、寝る前に３�僂發離肇�(広島弁ですいばり)が足の裏に刺さり、 化膿すると困るので敬遠しました。(トゲの刺さった生々しい📸は自粛😅) |
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感想
10/2〜6の往復フェリーで、行縢山と大崩山に尾鈴山の日向遠征を予定していましたが、
天気予報が芳しくなく、中でもモリーさん熱望の大崩山に登るはずの10/4が限りなく雨で、
フェリーのキャンセル料まで払って中止するハメに(;´Д｀)
幸い関西は好天の予報なので、ウチでは、tukiが行きたがっていたホテル浦島に、
ikomaが見たかった古座川の一枚岩を絡めての山行、というよりほぼ観光(^^;を決めて、
念のため、モリーさんやbuhikoさんに声をかけると意外にも応諾。
元どおりのパーティ再編となりました。
と、始まった1泊2日の初日の山行(?)は、言い訳のような狼煙山散策ですが、
標高わずか80m余りと侮るなかれ、太平洋の荒波が洗う断崖の上なので、展望は豪快です。
ikomaは二回目👇ですが、突端からの展望は海の大蛇�瑤�なと思うほどの見応えでした。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5585497.html
※本日の観光を列記しますと、
①十津川村の谷瀬の吊橋に久し振りに寄ってもいいかなと思いましたが、
かつての無料駐車場は閉じられ、少し離れた村営駐車場は800円。。。
②同じ十津川の道の駅は足湯が楽しめますが、いつも熱すぎてヤラれてしまいます。
今朝は早すぎて湯が止まっていたのか、ヌルくて足を浸ける気になりませんでした。
夜はお湯止めるの？源泉かけ流しって9時5時の公務員？ まあ当たり前かな。
③瀞峡めぐりの里がふと目にとまり、ウォータジェット船で峡谷遊覧もいいかなと思い、
立ち寄りましたが、まさかの運休中😨
新コロ禍が原因だそうですが、再開は未定だとか。。
毎年の川底しゅんせつを3年もしていないので、もうこのままなくなるのかも。
となると、一度は乗っときたかったと思う身勝手さに我ながらアングリです。
④新宮市の浮島の森は、10数年前にtukiと来た記憶がありますが、
いっそう陸地化が進んだようで、ちょっと残念でした。
牧野富太郎博士も来訪したらしく、事務所にらんまんのポスターが貼ってありましたが、
その頃は埋め立てられる前の大きな池を、浮島がぷかぷか漂っていたんでしょうね。
リュウキュウマメガキやサカキカヅラなど初めて見る植物もおもしろく楽しめました。
⑤紀の松島めぐりは、海は青く大小さまざまな岩や島を巡り、水平線が広がる、
瀞峡めぐりができずがっかりを補って余りある、期待以上の熊野灘クルーズでした。
⑥(補足)ノルマントン号遭難碑なるものが狼煙山遊歩道の森の奥にありました。
明治19年10月25日(137年前)深夜勝浦沖で英国貨物船ノルマントン号が沈没。
イギリス人船長以下乗組員26人全員が救命ボートで脱出し沿岸漁村に救助されたが、
日本人乗客25人は船内に取り残され全員溺死したという事件です。
その後、国内世論に押され英国神戸領事により海難審判が行われたが無罪。
伊藤博文内閣も非難沸騰する世論を抑えきれず、兵庫県知事名で横浜英国領事裁判所
に船長を殺人罪で告訴したが、禁固3ヶ月の刑にとどまり、英国公使の日本政府への
抗議もあって賠償金は支払われず、その後の不平等条約改正の動きにつながります。
和歌山県といえば、明治23年にやはりこの海域で起こったオスマン帝国(現トルコ)
の軍艦エルトゥールル号遭難事件が有名で、ikomaもそれは知っていましたが、
より悲惨で、歴史的にもさらに重要と思えるこの事件はまったく知りませんでした。
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