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Yamareco

記録ID: 601765
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山滑走
白山

野谷荘司山

2015年03月15日(日) [日帰り]
 - 拍手
ももちゃん🍄 その他6人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:02
距離
9.3km
登り
1,298m
下り
1,299m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:54
休憩
0:08
合計
7:02
7:33
319
スタート地点
12:52
13:00
95
14:35
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
まずはこの雪の壁をクリアして。今年はとても雪が多いです。
2015年03月15日 07:34撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/15 7:34
まずはこの雪の壁をクリアして。今年はとても雪が多いです。
雪崩の危険があるので尾根沿いの樹林帯を登りました。
2015年03月15日 09:30撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/15 9:30
雪崩の危険があるので尾根沿いの樹林帯を登りました。
樹林帯を抜けるとのっぺりとした稜線。
2015年03月15日 10:35撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/15 10:35
樹林帯を抜けるとのっぺりとした稜線。
ここを滑るのも楽しそうです。
2015年03月15日 10:51撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/15 10:51
ここを滑るのも楽しそうです。
強風の中、稜線を登ります。
2015年03月15日 10:52撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/15 10:52
強風の中、稜線を登ります。
心折れそう?しかし今回のCLはアドベンチャー度No.1ですから、前に進みます。
2015年03月15日 11:12撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
3/15 11:12
心折れそう?しかし今回のCLはアドベンチャー度No.1ですから、前に進みます。
こんなところを歩いてきました。
2015年03月15日 11:45撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/15 11:45
こんなところを歩いてきました。
山頂手前の平坦地に到着。
2015年03月15日 11:49撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/15 11:49
山頂手前の平坦地に到着。
ピークにこだわるOさん、野谷荘司の山頂にどうしても行きたいようで私も同行します。先行するも新雪に埋もれてますよ!
2015年03月15日 12:40撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/15 12:40
ピークにこだわるOさん、野谷荘司の山頂にどうしても行きたいようで私も同行します。先行するも新雪に埋もれてますよ!
ラッセルならスキーが最強です。上から目線?
2015年03月15日 12:48撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/15 12:48
ラッセルならスキーが最強です。上から目線?
野谷荘司山頂から、白山。
2015年03月15日 12:51撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/15 12:51
野谷荘司山頂から、白山。
笈ヶ岳と大笠山。
2015年03月15日 12:51撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/15 12:51
笈ヶ岳と大笠山。
滑ってきました、野谷荘司山。
2015年03月15日 13:06撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/15 13:06
滑ってきました、野谷荘司山。
そして白谷、吸い込まれそうな谷筋。パウダーフリークなら垂涎もの、イコール雪崩の巣なんです。
2015年03月15日 13:09撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/15 13:09
そして白谷、吸い込まれそうな谷筋。パウダーフリークなら垂涎もの、イコール雪崩の巣なんです。
人が小さい小さい・・・
2015年03月15日 13:29撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/15 13:29
人が小さい小さい・・・
まさに雪崩が自然発生した場所。
2015年03月15日 13:37撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/15 13:37
まさに雪崩が自然発生した場所。
後半は雪が重く滑りは苦労の連続でした。
2015年03月15日 13:46撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/15 13:46
後半は雪が重く滑りは苦労の連続でした。
堰堤も埋もれてます。
2015年03月15日 14:16撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/15 14:16
堰堤も埋もれてます。
林道を滑って戻ります。
2015年03月15日 14:26撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/15 14:26
林道を滑って戻ります。

感想

山岳会の例会で野谷荘司山に行ってきました。
この山は初めて、今回は連れて行ってもらう立場で少し気楽です。
とは言え昨年、雪崩で亡くなった方がおられる場所ですから、緊張感は高まります。
登りは安全のため樹林帯から尾根沿いを進みます。
表層雪崩連発かと思いましたが、意外と安定してました。ただ稜線上は強風で、油断するとバランスを崩して滑落しそうでした。
途中から滑降する他のパーティーもおられ、だんだんこちらも「この辺でいいのでは?」という空気が流れてきましたが、さすが今回のCLは前に進んでいきます。
私は前日の貝月山二周で最初から体力消耗済みだったのですが、ちょうどいい感じでした。
強風に耐え、三方岩岳への稜線にたどり着くと、穏やかな空気がただよっていました。野谷荘司の山頂を目指していた歩行隊は、あまりのラッセルに途中で諦めて戻ってきました。ここでお昼にします。
お昼を済ませたらシールを剥がして滑る準備をしていたら、どうもピークハンターのOさんが山頂を目指したいという。5人くらいいればラッセルも余裕とか。
昨日の貝月山で体力を消化してはいましたが、ラッセルと聞いて黙ってられない性分、またシールを装着して山頂に向かうことにします。
Oさんが先行されてましたが、途中の斜面でモフモフともがいています。ほら〜また檜塚状態ですよ〜と心の中で思いながら、横っちょをスキーで登っていきます。さすが極太板なら余裕でした。
体力それほど残ってませんでしたが、またまた心拍数maxにして山頂をガンガンと目指します。そして15分ほどで山頂に到着。白山がバーンと見えました。
ここからの笈ヶ岳、大笠山の眺望も最高でした。うーん、ついてるなぁ。
山頂からは途中登り返しがありますが、やはり山スキーヤーの端くれならシールを剥がして滑ります。カーン!と山頂からは一瞬でした。
登り返しはちょっと大変でしたが、何とかお昼をしていた平坦地に復活しました。
さてここからはいよいよ白谷の滑降です。斜度的には雪崩がとても起こりやすいところで、なかなかリスキーです。まぁエアバッグ付きのザックを持っている私が生け贄?で最初に急斜面から突っ込みます。一気に何ターンもして楽しませていただきました。
白谷の後半はさすがに雪も重く、難しい滑走を強いられます。これも山スキー、これをクリアするのが仕事です。板がめりこんで、下手をすると足を痛めるくらいの厳しいコンディションでしたから、入山される方はそれ相応の覚悟でお願いしたいところです。
とてもスリリングかつエキサイティングな山で、来て良かったと思いますが、さすがに単独で入ろうとは思いません。それほどにリスクの高い山と谷筋、それが野谷荘司だと思います。

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