【行き】中宮道でお花松原まで【帰り】北縦走路


- GPS
- 27:55
- 距離
- 40.5km
- 登り
- 3,415m
- 下り
- 3,262m
コースタイム
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 7:48
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 9:54
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
今回はまだ通ったことの無い中宮道と北縦走路に挑戦です。
【1日目】電車とバスを乗り継いで一里野温泉まで来れます。ここから歩いて中宮温泉に行きます。今回は避難小屋(泊まっても良い)泊まりなので、調理用具、シュラフなどの上、念のためピッケル、アイゼンも持っていったのでかなりの重量です。いつもと感覚が異なり、急登ではすぐに息が切れます。何とか尾根にたどり着くとルンルンの道が続きます。しかしながら眺めはあまり良くありません。シナノキ平からは大分ワイルドになりますが、藪漕ぎして進みます。やがて赤い屋根のかわいいゴマ平避難小屋に到着です。ジェットボイルで調理をして初めての避難小屋泊を楽しみました。この日は予想外で一人だけでしたので外からの物音などが気になりましたが、まあまあ眠れました。
【2日目】出発するといきなりワイルドな急登ですが標高2000mで尾根にのり、比較的平坦な道になります。ですが結構荒れているところもあります。地獄覗を過ぎてしばらく行くと、気持ちの良い北弥陀ヶ原に到着です。このあたりからは低木だけになり、今年は暑いので結構お花も咲いています。適当に雪渓を処理して進むとお花松原に到着です。残念ながら結構な雪も残っており、先行の足跡も無いので無理にチャレンジせずにここで引き返すことにします。いずれ上側から軌跡をつなぎにきます。避難小屋に戻るときに中宮から登られた方とすれ違い、今夜はゴマ平宿泊とのこと。こちらの方は長袖でしたのにマダニに2箇所噛まれたとのこと。私も腕を一箇所噛まれました。薮漕ぎする以上避けられませんね。さらに避難小屋に戻ると白川郷から登られた方も避難小屋に到着されました。この方はTJAR完走されたこともある猛者でした。さらにオモ谷付近で熊に2回遭遇したとの情報を伺いました。本日は3人での宿泊でした。
【3日目】避難小屋からオモ谷へ向かう道は最初は荒れた上りでその後平坦から下りになっても藪漕ぎを強いられます。熊よけブザーを鳴らしながら何とかオモ谷に出て橋を怖々渡り、途中で水を補給します。その後は結構アップダウンもありますが、気持ちの良い北縦走路です。しかしながら日にあぶられますの暑くて水を消費します。雪渓では体を冷やしながら進みますが、妙法寺山、野谷荘司山と進むうちに水が心許なくなります。実はオモ谷では体勢が厳しく水を1.5Lぐらいしか汲めなかったこと、途中のグランドウォーターを濾過しようとしましたが、濾過器がザックの奥に入って簡単に見つからなかったこと、残りは下りなので何とかなるだろうと甘く見ていたこともあります。実際白川郷へ向けての下りは結構ザレていて思ったよりも消耗しました。致命的なのは途中で残りの水の入っていたフラスクを落としてしまい、ふらふらになりながら何とか下山しました。水はなによりも大事な生命線ですね。下山後は宿泊先のトヨタ自然学校で温泉に入り、美味しいディナーを頂きます。タフでしたが、なかなか楽しい冒険でした。
コメント
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北縦走路、鶴平新道羨ましいです。私も白山ホワイトロードの三方岩駐車場から頑張っても妙高山の往復が精一杯でした。北縦走路を通るとなると最低一泊でピストンか通り抜けなのでしょうが、なかなか予定つきませんでした。すると膝の靭帯損傷や生活環境の変化等で月日が経ち忘れてました。HSanguさんの行かれた様な立派なルートでなくともピストンで行けたらな〜と思いました。
あと、すみません!トヨタ自然学校からの金沢への帰りはバスだったのでしょうか?
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