負けないでもう少し 御正体山
- GPS
- 06:23
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 856m
- 下り
- 1,233m
コースタイム
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 6:23
天候 | 晴れところにより曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 御正体山入口 |
写真
感想
都留市駅からバスに乗る。予想通りバスはすぐに満席となった。道坂隧道からは今倉山か御正体山の登山客だ。初冠雪の便りに目指すは富士絶景ポイントだろう。道坂峠から乗客は赤岩の富士を見ようと今倉山に向かう。このバスで御正体山に向ったのは1人だけ。今倉と比して御正体は展望地が少ない。山名は知っていても登る人が少ないのは展望が少ないからだろう。ストックの長さを整え登山開始。はじめは少しずつの坂道。開始から2時間程度(岩下ノ丸)で休憩をとるつもりだったが、先に進む。1200mから1300mの間を小ピークはアップダウンする。なかなか1300mから抜け出せず、苛立つ。登山道に迷いはない。前にも後ろにも人はいない。トリカブトがここでも群生していた。登山道は樹林帯に遮られて遠望できず、目の前の足元だけが視界に入る。いずれ来るだろう、山頂直下の急登までの稜線歩きは気持ちよいと言ってよいのだろうか。徐々に登りの勾配がきつくなってきた。まだまだ直下ではない。ずっと先に見え始めた御正体山の山頂。遠く感じた。歩き始めて3時間、そろそろだろうか。ピーク越えしながら辿り着いた白井沢分岐。ここからが勝負の直下の急登。仰ぎ見ることなく一歩一歩前進する。途中、疲れが出始め、立ち止まっては数分の小休憩。あと少しもう少しヨッシャーと再び前進する。立ち塞ぐ大岩を横にトラバースしながら、岩が多くなってきた。山頂は近い。空が開けてきた。青空が広がっている。もうすぐだろう。見上げると山頂らしき人工物が視界に入る。着いたか。山頂は周囲を樹々に覆われて空しか見えるところがない。同じバスで一緒だった子連れパパさんらが登ってきた。御正体山入口から登ってきた。パパさんから富士が良く見えたとの情報をお得て、山頂から下りに入った。峰宮跡まで下って富士方向を見遣るとそこは既に白い雲とただならぬ雨雲に覆われていた。残念だが仕方ないこと割り切る。15時22分の最終バスに間に合うようにと昼食後下山路を急ぐ。比較的下りやすい下山道だ。急斜面には長いロープが取り付けられている。峰宮跡からは1時間30分と標識にはあった。林道終点に降り立つ。ここからは車道になる。時間を気にする必要はなかったが、自然と坂を早足で下って行った。この林道も長く感じた。無事に時間前にバス停に到着、間もなくして子連れパパさんらも到着した。富士見は残念だったが、前回登山から1週間しか経っていないのに秋空はあくまでも蒼かった。
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