室堂→黒部平 紅葉△ 雪山練習◯
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- GPS
- 05:44
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 332m
- 下り
- 950m
コースタイム
天候 | 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢(関電バス)黒部ダム(徒歩)黒部湖(ケーブルカー)黒部平(ロープウェイ)大観峰(関電バス) 所要時間は、順調にいけば約90分 扇沢からの関電バスのみ事前予約が必要 帰りは黒部平にて切符を購入、特に予約時間はなく列に並ぶ方式 繁忙期は各所臨時便あり 扇沢駐車場はホームページに記載の通り有料、無料、臨時等あり 連休中日のため前日19時頃に第一駐車場に到着もガラガラ 朝6時の時点で第一駐車場は9割埋まった模様、その他は不明 天候不順のため一般客はそれほど多くなかったのか? その代わりツアー客がかなり多めだった |
コース状況/ 危険箇所等 |
※この日の降雪のコンディション状況 【室堂〜一ノ越】 室堂近辺は石畳で整備されて観光地(笑) 一ノ越までは立山(雄山)への登山道となっているため整備されていて危険箇所なし その代わりハイカーで大混雑する この日は室堂近辺は数センチの積雪 石畳の道も除雪されているところもあるが氷付いているところもあった 一ノ越までは踏み固められた雪道で滑り止めがあった方が安全だった 【一ノ越〜東一ノ越〜黒部平】 一ノ越直下は谷筋で20センチ弱の積雪 途中で谷筋に踏み跡がありそちらに迷い込んだ方もおり、途中の斜度の厳しいコースを登り返している方もチラホラ 東一ノ越までは数センチほどの積雪だが、ところどころ谷筋や吹き溜まりは20センチ以上もある 特に谷筋は落石もあり、雪崩の危険もあるので要注意 東一ノ越から黒部平までがこの日のハイライト 稜線からの急斜面の九十九折りは落雪や雪崩の危険があって慎重に歩く必要あり 斜度が多少緩くなってからは谷筋が広くなってコースが不明瞭に 積雪30センチ以上の箇所もあり、踏み跡でも踏み抜く 途中でコースも不明瞭になるので先行者の踏み跡も正しくない GPSで先人の足跡をトレースする方法が最適 樹林帯に入ってからはコースは明瞭だがコース場に樹木や枝が張り出しているため、かなり歩きづらい ロープウェイ付近からようやく歩きやすいルートになる この日は滑り止め(最低でもチェーンスパイク)が必須だった 【紅葉】 全体的に紅葉はイマイチ ナナカマドは黒部平付近以外はオレンジかチリチリ 大観峰あたりはこれからだが、綺麗に色づいてくれるのか? |
その他周辺情報 | 【登山届】 室堂に登山届提出ばしょあり(コンパスで提出した) 【トイレ】 交通機関の各社にはトイレあり その他コース場は一ノ越にのみ有料トイレあり 【売店】 交通機関が動いて時間には各所に売店あり 一ノ越山荘にも売店あり(営業時間不明) 【入浴施設】 大町温泉郷が近い |
写真
感想
10月三連休の中日
紅葉で大混雑必至の立山に遠征することに決定
今回は関西からは遠い扇沢からアクセスすることにして、室堂から黒部ダムまで下ってくるルートに
当初は雄山に立ち寄る予定でしたが、午後から天候が悪化する可能性があること、すでに降雪もあっていつもより時間がかかること、そして何よりハイカーが多すぎて一ノ越から雄山山頂までのルートが危険であることから雄山はスルーすることに
初めての扇沢ルートはワクワクもしましたが、交通機関の乗り換えがかなり面倒
これは観光客向けであることを実感しました
室堂に着くといきなり氷点下
ただ、この日は天気が落ち着いていて、高曇りで視界がある上に風がない絶好のコンディション
練習には最適とチェーンスパイクを装備し、歩行困難であれば一ノ越から室堂に戻ることも想定しつつスタート
まずは室堂周りを散策、雷鳥を探しましたがみくりが池周辺でも出会うことはできず
次は予定通り一ノ越に向かいますが、すでに沢山のハイカーや観光客にうんざりすることに
半分ぐらい滑り止めを装着しておらず、ペンギンみたいな人も多数。。。
昨晩はかなり強風だったようで、特に一ノ越への谷筋は全体的に凍っていました
一ノ越から黒部湖へは初めてのルート
積雪でコースは不明瞭なので、常にGPSでチェックをしながら歩きました
最初谷筋を歩いている方もいたようで、その方達は途中でルートミスに気付き、斜度のきついところを登り返していました
時期がアレなら八甲田の映画の再現かもしれず、ちょっとビックリしました
この日は視界があったので、槍ヶ岳や北ア北部の山々を楽しみながらのハイクは楽しむことができましたが、やはり降雪直後でしたので、かなり神経を使いました
特に谷筋や吹き溜まりを横切る箇所は、上部からの落石や、歩くことで発生する雪崩の危険性もあり、この辺りは特に練習になりました
東一ノ越に着くと白馬方面の山々も眺望もあって、休憩場所には最適でした
天気の崩れも心配でしたので早々に下山を開始
ただ、ここから黒部平までがこの日の核心部でした
多いところでは30センチ以上も積雪があったので、踏み抜きも多くなり、先行者のトレースも当てにならず、かなり濡れることにもなりました
また、途中から樹林帯の中、岩場を歩くことになり、チェーンスパイクを装着した状態での岩場歩きの困難さも体験
良い冬山練習にななりました
まぁ、冬季はスキーをするため雪山を歩くことはありませんが。。。
紅葉は全般的にイマイチでしたが、黒部平付近は良い色づきでした
今シーズンは、高山の紅葉はイマイチでしたが、1500m以下のこれからの各所は期待できるかもしれません
帰りは黒部ダムをちょっと見物
展望テラスまでの200段以上の階段は疲れましたが、黒部湖と黒部ダムと山々を一望できて、これはこれで満足できました
それにしても黒部から立山は観光客でいっぱい
わざわざ三連休にツアーを入れるのは勘弁してほしいですが。。。
まぁ、室堂へは富山からのアクセスが無難です(爆)
※追記
雪山歩きなのに装備が一部不足し、晴天であれば大変なことになったと思います
眼を守るサングラスと雪焼け予防のフェイスマスクは必携でしょう
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