蓬峠



- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 1,083m
- 下り
- 1,079m
天候 | 晴 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
感想
1970年、今から半世紀以前の話ですが、これは私が結婚した年のことで、妻となる人と初めて山を歩いた記録ですが、なに一つ記載するような記録がまったくないのです。たぶんその時の彼女の写真と思われるものが一枚あるだけです。
唯一の記録は当時の2人の行動をメモに書いたノートに
「6/6 谷川岳連峰 蓬峠へ、上野10時42分武井氏同行
6/7 雪渓の上で写真を撮った。」
という記録があるのみで、武井氏が誰だか思い出せない。また雪渓の上で撮った写真もない。
この記述からすると、一ノ倉沢の出会いを通っていると言える。
蓬峠の道すがらの事も、どんな天気であったかも思い出せないでいる。
ただ彼女と結婚前に唯一歩いたのが、この道であり、その後、20年後に、山岳会のFACの解散式が谷川岳の麓で行われ、その時に妻も参加させたら、「山もいいわね」と言う一言で、20年封印していた登山を再開することになったのです。ですから記録が不確かでも、写真が無くても、この記録だけは、我々の記念として残さないといけないものになっています。
しかし、ノートに書かれた武井さん、はて誰だろう?
この時は、まだ土合の駅は地下ではなく地上の駅だったと思う。
その当時、私が参考にしたのが、ブルーガイドブック「谷川岳と越後の山」1968年版、単価280円安川茂雄氏が書いている。
「蓬峠越え」の章で、費遠お遠用上野-土合640円、土樽-上野680円とある。現在の値段は検索したら3080円ということで、時間は1時間51分、
当時は4時間30分かかっていた。当時夜行列車が走っていて、土合の駅は沢山の登山者が下りたのだ。
山の想い出としては何も残っていないのが残念だが、天気は晴れていたようだ。来年の6月年ぶりに歩くというのはいかがだろうか。
ところがいまは、水上から長岡の間は、列車の本数は少なく、直通もない。前日に土合に入るか、山中一泊の計画を立てないといけないのだ。時代の変化はおそろしい。
コースタイムはガイドブックを参照した。写真もないのが残念です。
白毛門−笠ヶ岳-朝日岳から蓬峠、湯桧曽川沿いに土合へ戻る道程だったが
白毛門のキツかったこと、蓬峠から土合までが長かったことを覚えています。
蓬峠から谷川連峰を南下するルートは、未踏ですがもう無理でしょうね!
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