荒島岳、リベンジ成功??
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,187m
- 下り
- 1,183m
コースタイム
天候 | 曇り→雪→晴れ→雪(暴風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(帰りには駐車場の雪はとけていました) |
コース状況/ 危険箇所等 |
昨夜の積雪の影響でアイスバーンの上に20〜50センチぐらいの新雪が積もっています。トレースはなし、もちが壁手前のコルから頂上から中荒島まではところどころで腰ラッセル |
写真
感想
昨年12月10日に、会社の同僚と荒島岳をアタック、新雪ラッセルが最初から
続き、もちが壁は雪が柔らかく胸ラッセルで通過に1時間かかり、
天気は最上でしたが。タイムアウトで前荒島手前で無念の撤退。リベンジを
誓いましたが、その後同僚が京都に転勤しましたが、今回はお互いの休みが合ったのでリベンジを果たすために再開、荒島岳に挑みました
スタート時間も早かったので一番乗りでスタート、ホームグラウンドの滋賀では
もう残雪、べとべとの重たい雪ですが、さすが北陸、サラサラのパウダースノー、
新雪の積もったところにトレースを着けていきます、天気もよく、「待ってろよ、
荒島!」と気合ばっちりで進んでいきます
ゲレンデトップからは新雪の下にカチカチのアイスバーンがでてくるように
なってきたのでアイゼン装着、しかし雲行きに変化が。だんだんと曇ってきて、
雪が降ってきます、もちが壁手前のコルでは前が見えないくらい雪とガスが、
ホワイトアウトです。壁の上部が見えません。「晴れろ!」と念じてガスが
空けるのを待ちますが、一向に気配がないのでかべに取り掛かります。
前回は柔らかい雪に苦労し、胸ラッセルで足場を固めながらの進軍で通過に1時間弱
かかりましたが、今日はカッチカッチの氷の壁ですアイゼンの前爪とピッケルを
効かせながら難なくクリアー(前はなんだったのと?あっけないくらいでした)
もちが壁をクリアーしたところでなんと奇跡が、、、、、
祈りが通じたか、山の神が微笑んでくれたか、空が一気に青くなりました。すごい
スピードで雲が流れ、一気にガスが空けていきました、うれし涙が、、、、
ここでテンション最高潮、みなさまのレコにあがっているような、真っ青の空に向かって続く稜線と白山の姿が拝めるのならと、、、、、
ところがどっこい荒島岳は手ごわかった。さらに天候変化、暴風と吹雪、ガスと
ホワイトアウト状態、まったく見えません、寒いです(涙、、、、、、)
勝利の女神はいったいどこに??頂上もたって立ってられないほどの強風で
あっという間撤収です、自分たちの付けたトレースも消えています。右の雪庇に
注意しながら慎重に下ります。もちが壁を下るところで、あれっガスが無い、
晴れてきたぞ、「なんでやねん!」と言っても仕方ありませんが、その後も
目まぐるしく天気は変わり、リベンジは成功しましたが、ちょっと残念な結果に
なってしまいました
途中撤退でたが、今シーズン中に荒島岳制覇を目標にしていました。頂上に
立てたこと、転勤した同僚との久しぶりの山行ということで満足だったと
自分に言い聞かせ、また天気のいいときに言ってみたいです
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