岡山県鏡野町 泉��神社〜大釣山+道の駅奥津温泉 雨の生き物ロード
岡山県
Machapuchare
その他1人 
体力度について
- GPS
- 03:28
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 608m
- 下り
- 610m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:13
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 3:29
歩行距離11km、歩行時間3時間、歩行数16,100歩、消費カロリー1,190Kcal
| 天候 | 曇り一時雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
なお、大釣山頂上まで車で行けそうですが、一部かなり急なコンクリート道なので、おすすめはしません。頂上周辺は開けていますが、Uターンの邪魔にならないのは2台程でしょう。登っていると、上から普通乗用車が下りてきましたが、路面が濡れていたので心配になりました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所やヤブコギはありません。舗装道路ではないのは次の3か所です。倉永牧場＜写真06＞を一周する道、そこから西の舗装道路に出るまでの道、大釣山頂上周辺。雨の日に傘を差して歩けますが、頂上に向かう電波塔管理道は一部かなり急なコンクリート道なので、濡れているときは登山靴のほうがいいでしょう。 倉永牧場＜写真06＞を一周する道は、私道かもしれないので進入しないほうがいいと思います。 泉�堯覆い困澆い錙某声劼涼鷦崗豼阿�ら倉永牧場＜写真06＞を一周し、西の舗装道路に出るまでは大半が未舗装です。 駐車場前から北上する広い砂利道に入りました。右折し牧場に向かう所からはコンクリート道で、牧場が見えてきた辺りから再び砂利道になりました。牛舎前辺りから複数の犬に激しく吠えられ、さっさと通り過ぎることにしました。道はそのうち土になり、しまいには敷地の端を歩いているような状態になりました。重機がある広い場所に出るとすぐに舗装道路に戻れました。地形図の破線の道は消滅しているようです。 舗装道路合流地点から再び駐車場に向かっていると、すぐに低い草の生えた土道の入口があったので入ってみました。気づけば地形図の破線の道に合流していましたが、そのまま西の舗装道路には下りられず右折し北上、細道沿いのサラシナショウマ＜写真07＞などを観賞しトタン塀の脇をすり抜けて舗装道路に出ました。 |
| その他周辺情報 | 泉�堯覆い困澆い錙某声劼涼鷦崗譴�ら県道75号線を北上して国道179号線に合流すると、少し北に道の駅奥津温泉があります。温泉亭は11月を除き水曜定休です。営業時間は11〜15時（ラストオーダー14時半）でランチバイキング＜写真46〜48＞が楽しめます。なお、スタンプカードの新規配布は終了しており、スタンプカードサービスは来年2月末で終了します。売店では新鮮な旬の野菜や果物、菓子などが購入できます。 |
写真
01養野のヒマワリ畑…国道179号線を北上し、泉山登山道の道標で右折し少し進むと、養野コミュニティハウス南西の休耕田らしき場所がヒマワリ畑になっていました。田んぼ1枚分なので規模は小さいですが、10月半ばに県北でヒマワリが見られるとは思いませんでした。動画も撮りました。
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03泉��神社拝殿…明治5年、上ノ宮・中ノ宮・下ノ宮の三社を合祀して現在地に遷座したようです。『作陽誌』には射水山口権現と号したと記載されているので、ご祭神は泉山（いずみがせん）の神様かもしれません。
04泉��神社本殿＆末社…左の境内社の詳細は不明です。このさらに奥にある祠は稲荷大神奥宮だそうです。側まで行っただけで写真は撮りませんでしたが、なかなか厳かな雰囲気でした。
08威嚇するニホンミツバチ…道の右側に巣箱があり、赤茶色のハチのような虫が1匹近くをうろうろ飛んでいました。天敵のオオスズメバチよりも小さい敵に対しては、お尻を振って威嚇します。動画には、集団で威嚇する様子が映っていますが、敵は動きが速過ぎてはっきりと見えませんでした。
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09巣箱に出入りするニホンミツバチ…セイヨウミツバチとは違い、腹部の黄色い部分の幅が一定です。また、体全体が白黒に近く見えます。セイヨウミツバチが質より量と効率を重視するように隣の花、隣の花と順に訪問するのに対し、蜜を吟味するように空中をさまよってやっと離れた次の花へ、しばらくすると訪問済みの花に舞い戻るといった効率の悪い行動をとります。我が家の庭にはなぜか両方来るので、動きを見ただけで区別できます。
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10サラシナショウマ＆ツマグロヒョウモン♂…少し遠かったので最初は蝶に気づきませんでした。翅の表側の模様の大半が丸っこい黒斑で、後翅に黒い縁取りがあるのですぐ見分けられます。動画の最後に映っているのはメスで、前翅の先端近くに黒い帯模様があります。
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11オオユウガギク…ヨメナ＜写真21＞やノコンギクに似ています。花の直径は4�冂�と明らかに大きく、葉の長さも6�儖幣紊△蟲�歯も大きく粗いです。動画も撮りました。
12メマツヨイグサ…養野川の対岸に咲いていました。花の直径は4�冂�と少し大きめで、しぼんでも赤くはなりません。天気が悪かったので、まだ開いている花が多かったです。
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13ツリフネソウ＆ホシホウジャク…養野川の対岸です。今回も川沿いではツリフネソウの群生が何度も見られました。ホシホウジャク＜写真16,17,45＞がお食事中で、動画の主役の座を奪ってしまいました😊ホウジャクの仲間は蛾ですが、昼間ホバリングしながら花の蜜を吸うので、ハチドリだと勘違いされることがあります。
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14オオムラサキツユクサ…直径3�冂�の花はムラサキツユクサによく似ていますが、萼全体に毛があります。園芸品種だともいわれていますが、野生化していました。
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15コムラサキ実…直径3�伉�の実はムラサキシキブやヤブムラサキに似ています。ヤブムラサキは萼などが毛深いのですぐにわかります。ムラサキシキブとの区別点は葉の鋸歯の付き具合で、葉の先端から半分くらいまでしかありません。また、実がよりびっしりつくので、植栽されるのはコムラサキのほうが多いです。
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16ムクゲ＆ホシホウジャク…ストローのような長い口吻の長さは3�冂�で、体長とほぼ同じです😮クロホウジャクに非常によく似ていますが、後翅表側のオレンジ色の部分が湾曲します。動画を撮りました。
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17ホトトギス＆ホシホウジャク…ホトトギスは植栽のようです。セトウチホトトギスに似ていますが、花全体に斑紋があり、つぼみはピンク色です。ホシホウジャクの腹部の配色は前から順に灰色、黒、白、灰色、黒ですが、色が少ない個体もいます。これも動画を撮りました。
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18ヒャクニチソウ…花弁のように見える舌状花の内側に黄色い星形の筒状花があります。よく見るとおもしろいです。暑さに強く花期が長いので、我が家の庭では6月から11月まで楽しめました。
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19中央峰＆井水山…舗装道路の東側が少し開けており、東北東方面が見えました。左端が中央峰、中央少し右寄りが井水山（いみずやま）で、頂上直下にのぞき岩＜写真20＞があります。
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20のぞき岩ズーム…＜写真19＞の井水山（いみずやま）をズームしてみました。頂上から細道を辿るとのぞき岩の上に立つことができます。この周辺の断崖絶壁でハヤブサが繁殖することがあるようなので、鳴きながら周辺を飛び回っていたらそっと立ち去ることにしています。
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21ヨメナ…直径3�兪宛紊硫屬魯離灰鵐�クやオオユウガギク＜写真11＞に似ています。花色は薄い青紫が多く、茎の先端に1つずつつきます。細めの葉には葉柄があり、毛はほとんどありません。写っているのは他の植物の葉です。
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22ナツアカネ♀…腹部の先端にある棒状の突起が離れているのでメスです。胸部側面にある3本の黒い筋模様の間隔がほぼ一定で、真ん中の線がそれほど極端に短くないことからナツアカネと判断しました。アキアカネとの明確な区別点は真ん中の線の先端が先細りにならないことですが、拡大してもよく見えませんでした。
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23オオイヌホオズキ…イヌホオズキの仲間はとてもよく似ています。花の直径が1.5cmとかなり大きく、花冠が深く裂けています。また、花柄が5本程一点から出て2本程はそこから微妙にずれた位置についていました。これはオオイヌホオズキで間違いないと思います。
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24チャノキ…直径2.5�冂�の花です。5分咲きくらいでした。この1本だけだったので、以前植えられていたのが野生化し1本だけ残っていたのかもしれません。ちょうどこの北辺りで雨が降り始めたので、ザックカバーをつけて傘を差しました。幸い、雨は30分程でやみました。
25セイタカアワダチソウ群生…草丈は1m以上になることが多く、花は直径数mmとアキノキリンソウ＜写真33＞よりもはるかに小さいです。舗装道路の法面に群生していたので動画も撮りました。
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26ベニバナボロギク…花の直径は1�兢�々でこれ以上開きません。また、このようにうつむいて咲くのが特徴です。フワフワの綿毛が雨に濡れてしぼみかけていました。
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27オトコエシ…直径数�个稜鬚げ屬魯�ノコソウやツルカノコソウに似ていますが、花期が違います。なぜか葉が傷んでほとんどない株ばかり数株見ました。
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29ヨウシュヤマゴボウ実…直径1�冂�の黒っぽい実で染め物をしたりして遊んだことのある方も多いと思いますが、植物全体に毒があるので見るだけにしましょう。野鳥は大丈夫らしく、この実をよく食べます。
32大釣山北の稜線…西北西方面です。左の電波塔がある辺りが大釣山頂上です。復路ではこの東南東で舗装道路から南に延びるススキロードに入り、歩きながら動画を撮りました。
34湯岳ズーム…電波塔管理道入口近くです。北北西方面に湯岳が大きく見えました。2年前に登ったときには、コース上に根曲がり竹（チシマザサ）の間道がありましたが、手で簡単によけられました。
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35大釣山頂上携帯電話電波塔越しに泉山山系…この辺りまでが電波塔管理道です。NTTドコモ奥津基地局の電波塔越しに東南東方面に泉山（いずみがせん）から井水山（いみずやま）が見えました。
36大釣山頂上三角点「福見」…3段程の階段を上ってすぐ左へ、少し上がると標高752.6m頂上三角点「福見」がありました。周辺はこんもりしていますが展望は効きません。
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37大釣山頂上より泉山＆中央峰＆井水山…電波塔＜写真35＞へと土の細道を少し下りてみました。展望が効くのは東南東方面だけです。左の木の右に見える伐採地の上が泉山（いずみがせん）、中央は中央峰、その右に井水山（いみずやま）と頂上直下にあるのぞき岩＜写真20＞が白っぽく見えています。
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40ソウシチョウ…日本では少なくとも江戸時代には飼育されていた鳥ですが、逃げたり捨てられたりして野生化した個体が増え、日本の侵略的外来種ワースト100に選ばれています。標高1,000m以上のササヤブで繁殖するので、こんな低地に群れているとは思いませんでした。相変わらずよく動くので、動画も短いです。
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41ホソバアキノノゲシ＆ホソヒラタアブ…下部の葉も羽状に裂けないものはホソバアキノノゲシといいます。右はホソヒラタアブですが、左のヒラタアブの仲間はよくわかりませんでした。腹部の模様がよく似たアブはいくつかいるのですが、この個体は体長1.5�冂�とかなり大きめでした。
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42コスモス…花色や咲き方などが変わった品種はかなり増えましたが、やはりコスモスといえば一重のピンク色でしょう。株数は少なかったのですが、まだしっかり咲いていました。
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43ヤマハッカ…花の長さは1�冂�で、上唇に模様があります。また、葉柄に翼があり、葉はより幅広で丸みを帯びて見えます。よく似たサンインヒキオコシは県北に多いのですが、花には模様がなく、長さは1.5�冂�です。また、葉はもう少し細めです。今年はヤマハッカばかり見かけます。
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44タマバシロヨメナ…花の直径は2�冂�です。葉柄のある葉には毛がなく、シロヨメナよりも幅広で大きいです。県北ではよく見かけます。動画も撮りました。
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45ヤマハッカ＆ホシホウジャク…動画ではなかなかわかりにくかったのですが、頭部の模様と翅のオレンジ色の部分でホシホウジャクと判断しました。この日はよく見かけ、トリを飾ってもらいました😊
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46道の駅奥津温泉「温泉亭」ランチバイキング1…20分程待って13時10分頃に入店しました。天ぷらと唐揚げはいつも争奪戦😅シメジの炊き込みご飯、サツマイモのオレンジ煮、バイアム（ヒユナ）の佃煮はお初です。佃煮は素材のほのかな苦みがあり、甘じょっぱい味付けでおいしかったです。栄養価が高く、中国では「長寿草」と呼ばれることもあるそうです。
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47道の駅奥津温泉「温泉亭」ランチバイキング2…柿のなます、マーボー豆腐、カボチャの煮物は久しぶりです。いつもは連れの分もとってくるのですが、今回、お互い自分の分だけとるようにしたら、いつもよりも食べる量が多くなってしまいました😅少しずついろんなものを食べようとするとどうしてもそうなります。
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48道の駅奥津温泉「温泉亭」ランチバイキング3…デザートのゼリーはアップル味になっていました。これも初めてです。ブドウは、ニューピオーネとシャインマスカットだと思います。後者はかなり甘みが強く、マスカットの風味はわかりませんでした。岡山県民の口に合うのはやはり、マスカット・オブ・アレキサンドリアでしょう。
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
手袋（防水加工）
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子（フード付き）
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー（防水用）
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
タオルハンカチ
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（地図アプリ使用）
eTrex22x（GPSナビゲーター）
虫よけスプレー
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感想
【雨でも楽しめる大釣山へ】
この日は天候が不安定との予報でした。登山ではない活動、あるいは別日という選択肢もありましたが、この時期は紅葉にはまだ早いものの、10月特有の風物詩を見たいという思いが募り、結局、鏡野町の泉山（いずみがせん）の西に位置する大釣山（おおつりやま）を訪問することにしました。地形図上に山名がなく道標がまったくないので、泉山には何回も登っていてもその存在すら知らない人が多い謎の山です。
頂上まで舗装道路が通じていますが、一部かなり急なコンクリート道なので、自動車で行くのはおすすめはしません。頂上周辺は開けていますが、Uターンの邪魔にならないのは2台程でしょう。登っていると、上から普通乗用車が下りてきましたが、路面が濡れていたので心配になりました。
雨の日に傘を差して歩けますが、濡れているときは滑らないよう登山靴のほうがいいでしょう。今回は雨は30分程でやみましたが、濡れたコンクリートの急坂を下るときには登山靴だったので気が楽でした。
山頂からは泉山山系しか見えませんし、単調な起伏のない舗装道路歩きは退屈さを感じるかもしれません。しかし、10月の風物詩を楽しむことをメイン目的としていた我々にとって、この日の山行はサプライズの連続でした😍
【出発点の泉��神社から倉永牧場へ】
出発点は泉�堯覆い困澆い錙某声辧禺命�02〜04＞の駐車場です。ここを起点に登山をする方はほぼ100％泉山（いずみがせん）に向かわれます。
まずは、泉��神社に参拝しました。明治5年、上ノ宮・中ノ宮・下ノ宮の三社を合祀して現在地に遷座したようです。『作陽誌』には射水山口権現と号したと記載されています。泉��神社は、泉山の神霊を祀る社だったのでしょう。
参拝後、急遽予定を変更して神社の北西方面にある地形図上の道を辿ることにしました。地形図では何か施設があり、それを巻くように道がついています。
歩けそうだったので、駐車場前から北上する広い砂利道に入りました。しばらく進むと牧場がありたくさんの牛＜写真06＞が警戒と好奇の目でこちらを見ていました。どこにいたのか、複数の犬に激しく吠えられたので、さっさと通り過ぎることにしました。道はそのうち土になり、しまいには敷地の端を歩いているような状態になりました。勝手に入ってはいけなかったのかもしれません😓重機がある広い場所に出るとすぐに舗装道路に戻れました。結局、牧場の入口まで再び、戻ってきました。
舗装道路合流地点から再び駐車場に向かっていると、すぐに低い草の生えた土道の入口があったので入ってみました。気づけば地形図の破線の道に合流していましたが、そのまま西の舗装道路には下りられず右折し北上、細道沿いのサラシナショウマ＜写真07＞などを観賞しトタン塀の脇をすり抜けて舗装道路に出ました。
少し冒険しましたが、泉��神社のすぐ近くに牧場があることを初めて知りました。牧場の名前は倉永牧場でした。
【養野川沿いの道で秋の花とホシホウジャク＆ニホンミツバチ大群】
自動車で泉�堯覆い困澆い錙某声辧禺命�02〜04＞に向かう途中、国道179号線を北上し、泉山登山道の道標で右折し少し進むと、養野コミュニティハウス南西の休耕田らしき場所がヒマワリ畑＜写真01＞になっていました。秋の風物詩を楽しみにしていた我々は、夏に逆戻りしたような気分になりました。まさかの展開に、いっそう自然観賞の期待が増しました。
今回のコースで最も生物を観賞できたのは、意外にも養野（ようの）川沿いの舗装道路です。道端の草が刈られていたので、花の観賞は半ばあきらめていました。ところが、キク科の花を中心に予想以上の花が見られました。
それらの花を観察していると、ある特定の虫が一生懸命に花の蜜を吸うシーンが何度も見られました。よくみると、スズメガの仲間のホシホウジャクでした。ホバリングしながら蜜を吸う様子がハチドリにそっくりで、脇腹に丸い白い模様があることから、星蜂雀（ホシホウジャク）と名付けられました。彼らにとっては食欲の秋だったらしく、種類を問わず様々な花を訪問し、ホバリングしながら、体長とほぼ同じ3cm程の長さのストロー状の口で蜜を吸っていました。辺り一帯は花の蜜ビュッフェ状態でした。明らかに、この日の主役でした。
また、養野川沿いの舗装道路に出る手前には、ニホンミツバチの巣箱が設置されており、数え切れないほど多数の働き蜂が活動していました。体長3�冂�の赤茶色のハチのような虫が1匹近くをうろうろ飛んでいましたが、アシナガバチの仲間かどうかよくわかりませんでした。ニホンミツバチは、天敵のオオスズメバチよりも小さい敵に対しては、お尻を左右に振って威嚇します。動画を撮っていると頻繁にやっていたので、「もしかして我々が敵？」と思いましたが、やがて威嚇をやめたので、我々ではなくこの虫に対してのようでした。
彼女たちは天敵であるオオスズメバチに対しては、熱殺蜂球というユニークな集団防衛行動で対抗します。硬い外骨格を持つオオスズメバチを刺して撃退することはできません。代わりに、一斉にオオスズメバチを取り囲み、蜂団子状態になります。そして胸の筋肉を震わせて発熱し、中心にいるオオスズメバチを蒸し殺してしまうのです😓そのときの中心部の温度は、オオスズメバチは耐えきれず、彼女たちは持ちこたえられるギリギリの温度です。この決死の必殺技は、オオスズメバチのいない国で育ったセイヨウミツバチにはないので、巣に目をつけられたら最後、群れは壊滅状態となります。
今回うろうろしていた虫は、巣箱に興味を示していたものの、襲う気はなさそうですぐに飛び去っていったのでほっとしました。ニホンミツバチは巣箱に近づいただけでは刺してこないので、しばらく間近で観察しました。よく見ると、つぶらな瞳が可愛いです😍
10月は紅葉にはまだ早いですが、花と虫の観察には程よいタイミングでした。
【鏡野町勝手に応援キャンペーン第三弾】
今回は台風7号の被害が大きかった鏡野町の勝手に応援キャンペーン第三弾です。
山行後は、道の駅奥津温泉に直行、12時50分頃から1時間少々滞在しました。今回はレストラン「温泉亭」は4組待ちで、20分程待って入店できました。レジには、諸事情により来年2月でスタンプカードサービスを終了する旨の掲示があり、道の駅のホームページにも記載されていましたが、前回同様、小さなメモを手渡して口頭で説明を始められたので、頭を下げられる前に知っていますとお断りしました。
今回、かなり久しぶりに相席となりましたが、アクリル板で仕切られ向かいの方々が遠かったので安心でした。料理＜写真46〜48＞はお初のメニューがいくつかあり、楽しめました。誤算だったのは、初めてお互い自分の分だけとるようにしたら、いつもよりも食べる量が多くなってしまったことです😅少しずついろんなものを食べようとするとどうしてもそうなります。やはり手分けして二人分とってきて半分こしたほうが食べ過ぎを防げてよかったです。
食後は売店でピーマンやニューピオーネ、ブロッコリーを購入しました。黒大豆の枝豆は、食事中に売り切れてしまったので残念です。
その後は、やはり定番の総合ディスカウントストアのPLANT-5へ。醤油などの調味料は自宅の近所のスーパーのほうが安そうだったのでスルーしましたが、翌日、確かめたら近所のはかなり値上がりしており、PLANT-5のほうが安かったです。広いので種類が豊富で、ここでしか見たことがない商品もあります。今回は日用品の他、栃木や富山のせんべいを購入しました。いつも時間がなくてスルーしていますが、書籍もゆっくり見てみたいです。
今回は道の駅奥津温泉の「温泉亭」が前回よりも流行っていて安心しました。鏡野町のホームページで通行止め箇所を確認してみたところ、4か所にまで減っていました。紅葉シーズンには、例年通りの賑わいを見せてほしいです。
頑張れ、鏡野町！
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