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記録ID: 60609
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ハイキング
奥武蔵

棒ノ嶺 尾根登り

2010年04月10日(土) [日帰り]
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GPS
04:03
距離
7.1km
登り
732m
下り
737m

コースタイム

白谷沢登山道入り口駐車場10:06-10:43落合川途中登山口-11:34仙岳尾根登山道合流-12:18槙の尾山-12:38棒ノ峰13:10-13:49大名栗林道(東屋)-14:31白谷沢登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年04月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
来週18日は外秩父七峰縦走大会があるので無理をしないよう、今日は棒ノ峰に有馬ダム奥の落合から仙岳尾根を登り、帰りは白谷沢ルートから降りて気楽にハイキングする予定であった。
白谷沢登山道入口に車を駐車し落合に向かって有馬ダム沿いに歩いてる道の途中(有馬ダムと落合のほぼ中間点で姥小屋沢を越えた辺)左側に橋が見えたので散策のつもりで左側に降りてその橋を渡った所、山に向かう踏み跡があったので行ける所までと思い登っていくと、案の定、道がなくなったので地形図を見てこのまま尾根伝いに登って行くと落合からの仙岳尾根登山道に出そうなので左側の高い尾根に向かって登り、その尾根沿いに登って行った。かなりの急坂で痩せ尾根の所もあったが何年か前に人が通ったと思われる踏み跡がかろうじて残っていたので南東に向かう尾根伝いに登っていき約1時間(5回くらい立ち休みした)で仙岳尾根登山道に入り、槙ノ尾山945mへ登り、尾根道を通り棒ノ峰969mに着いた。
展望の開けた広い山頂には人が沢山いてまるで公園のような賑わいだった。コンビニ弁当を食べた後、ポカポカと暖かい北側の斜面に寝そべって蕨山方面の山並みを見ながら「この目の前の萱(カヤ)を分け入り北側に下りて行ったら有馬ダムに降りれるだろうなぁ」などと思いながらボォ〜としている内に、ここから降りてみたくなり地形図を取り出し尾根沿いに降りるルートを決め、靴紐をきつく結びスパッツを履いて戦闘態勢で背丈もある萱の中に入り降り始めた。
20mほど降りると萱藪漕ぎはなくなり急坂の杉林になった、真っ直ぐ北に向かい尾根伝いに降りてまず大名栗林道に出る予定だったが、急坂と倒木が行く手を塞いで段々と東側の尾根に誘導され、とうとう尾根が終わり絶対降りてはいけない沢へと降り着いてしまい、とりあえず登れそうな東側の山へトラバースで登り、尾根ピークから下を見渡すと林道が遠くに見えたのでその林道に向かいまた東へと下降した。林道が近づき東屋らしきものが見えたのでそこに向かって沢(水はほとんど無い)を降り近づくとそこは見たことがある風景、白谷沢登山道の上の分岐にある東屋だった。
少しホッしたと同時になんと未熟な地形読みと尾根降りだったんだろうと愕然とした。
棒ノ峰山頂から下ろうと思った尾根より東側の尾根を下りてきてしまったのだった。
結局、棒ノ峰から北側に降り、権次入峠をショートカットして降りただけだった。
「まあ、今日はハイキングだから」と自分に言い聞かせ、白谷沢をゆっくりセセラギの音を聞きながら綺麗な沢筋や白孔雀の瀧を見ながら、白谷沢登山口まで降りた。天気も良く暖かで春を感じながら気持ちよかった。
しかし、地形図を見ながら降りて尾根を間違えて降りたショックは消えておらず、もし山深く、起伏が激しい長沢背稜付近で地形図を見ながら道の無い尾根を降りてこのようなミスをしたとしたら取り返しのつかない状態になっていただろうと。
来週の外秩父七峰縦走大会が終わったら再チャレンジしてみるつもりである。
もう10時、白谷沢登山口の駐車場は満杯。僅かなスペースを使って山際になんとか駐車。
2010年04月10日 10:06撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 10:06
もう10時、白谷沢登山口の駐車場は満杯。僅かなスペースを使って山際になんとか駐車。
落合に向かう有馬ダム沿いの道は桜が八部咲き。天気も良く暖かくて気持いい
2010年04月10日 10:19撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 10:19
落合に向かう有馬ダム沿いの道は桜が八部咲き。天気も良く暖かくて気持いい
落合に行く途中の道から左下側に小さな橋が見えたのでここを降りて散策してみることに
2010年04月10日 10:43撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 10:43
落合に行く途中の道から左下側に小さな橋が見えたのでここを降りて散策してみることに
橋を渡った少し先は道が無くなり急坂に
2010年04月10日 10:48撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 10:48
橋を渡った少し先は道が無くなり急坂に
とりあえず、この尾根の上まで無理矢理登る
2010年04月10日 10:50撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 10:50
とりあえず、この尾根の上まで無理矢理登る
みつばつづじの花
2010年04月10日 11:00撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 11:00
みつばつづじの花
かなり急坂になり、すべったら下まで落ちていってしまいそう。立ち休みしながら少しずつ登る。
2010年04月10日 11:25撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 11:25
かなり急坂になり、すべったら下まで落ちていってしまいそう。立ち休みしながら少しずつ登る。
登り始めて1時間。やっと落合からの広い仙岳尾根道の登山道に合流
2010年04月10日 11:35撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 11:35
登り始めて1時間。やっと落合からの広い仙岳尾根道の登山道に合流
合流点から下の落合側を見ると少し先が見えないくらいの急坂。落合からの仙岳尾根登山道も登りが結構きつい、が道はしっかりある。
2010年04月10日 11:40撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 11:40
合流点から下の落合側を見ると少し先が見えないくらいの急坂。落合からの仙岳尾根登山道も登りが結構きつい、が道はしっかりある。
登山道の先に大きな岩がある、が、横を通っていける。
2010年04月10日 11:46撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 11:46
登山道の先に大きな岩がある、が、横を通っていける。
イワウチワの花。めずらし花とのこと。
2010年04月10日 12:06撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 12:06
イワウチワの花。めずらし花とのこと。
尾根を南に登りきると槙ノ尾山 945m。ここから尾根道を行けば棒ノ峰。
2010年04月10日 12:18撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 12:18
尾根を南に登りきると槙ノ尾山 945m。ここから尾根道を行けば棒ノ峰。
尾根道は倒木と杉の葉の絨毯。3月の雪と風で奥武蔵の山々の尾根道はどこもこんな感じ。
2010年04月10日 12:19撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 12:19
尾根道は倒木と杉の葉の絨毯。3月の雪と風で奥武蔵の山々の尾根道はどこもこんな感じ。
棒ノ峰山頂
2010年04月10日 12:38撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 12:38
棒ノ峰山頂
広い山頂は昼飯時だったので人で一杯。写真を見ただけだとまるで近所の公園。
2010年04月10日 12:39撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 12:39
広い山頂は昼飯時だったので人で一杯。写真を見ただけだとまるで近所の公園。
山頂北側の蕨山方面を寝そべりながら20分ほど眺めていると目の前のこの萱から下に降りてみたくなった。
2010年04月10日 12:55撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 12:55
山頂北側の蕨山方面を寝そべりながら20分ほど眺めていると目の前のこの萱から下に降りてみたくなった。
萱漕ぎを20mほどすると林の急坂になる
2010年04月10日 13:17撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 13:17
萱漕ぎを20mほどすると林の急坂になる
さらに尾根を降りると杉林の急坂になる
2010年04月10日 13:26撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 13:26
さらに尾根を降りると杉林の急坂になる
かなりの急坂で、歩くというよりずるずると滑って降りる
2010年04月10日 13:26撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 13:26
かなりの急坂で、歩くというよりずるずると滑って降りる
杉の倒木を避けながら降りる。この時に段々東側に行ってしまった。
2010年04月10日 13:30撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 13:30
杉の倒木を避けながら降りる。この時に段々東側に行ってしまった。
尾根が無くなり沢(水は無い)に降りついてしまった。沢も倒木で行けそうも無い
2010年04月10日 13:33撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 13:33
尾根が無くなり沢(水は無い)に降りついてしまった。沢も倒木で行けそうも無い
沢の右側の山にトラバースで尾根に向かい登る
2010年04月10日 13:36撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 13:36
沢の右側の山にトラバースで尾根に向かい登る
尾根の手前は木がじゃまで前に進めない
2010年04月10日 13:38撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 13:38
尾根の手前は木がじゃまで前に進めない
ここを登れば尾根ピークに
2010年04月10日 13:38撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 13:38
ここを登れば尾根ピークに
尾根ピークから眺めると林道が遠くに見えた
2010年04月10日 13:39撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 13:39
尾根ピークから眺めると林道が遠くに見えた
この訳のわからないじゃまな木の間をなんとか通り林道に向かい降りる
2010年04月10日 13:41撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 13:41
この訳のわからないじゃまな木の間をなんとか通り林道に向かい降りる
林道と東屋が見えてきた・・・見たことがある
降り付いた所は白谷沢の上の林道との分岐であった。
2010年04月10日 13:42撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 13:42
林道と東屋が見えてきた・・・見たことがある
降り付いた所は白谷沢の上の林道との分岐であった。
白谷沢の登山道を沢を見ながらゆっくり降りることに
2010年04月10日 13:58撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 13:58
白谷沢の登山道を沢を見ながらゆっくり降りることに
白孔雀の瀧。結構な落差の瀧
2010年04月10日 14:08撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 14:08
白孔雀の瀧。結構な落差の瀧
岩場の沢渡りで苦労しているおばちゃんが下にいた(写真中央右側の谷間にいる紫の服)。靴とズボンが濡れていたのでたぶん足を川にジャボン?
2010年04月10日 14:09撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 14:09
岩場の沢渡りで苦労しているおばちゃんが下にいた(写真中央右側の谷間にいる紫の服)。靴とズボンが濡れていたのでたぶん足を川にジャボン?
藤顯の瀧・・・ ふじけん?とうけん?ふじがしら??読み方が判らない
2010年04月10日 14:18撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 14:18
藤顯の瀧・・・ ふじけん?とうけん?ふじがしら??読み方が判らない
白谷沢の登山口。有馬ダムが見える
2010年04月10日 14:30撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 14:30
白谷沢の登山口。有馬ダムが見える
古くから伝わる湧き水「白谷沢の泉」だが、飲用できるかどうかは自己判断。
2010年04月10日 14:31撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 14:31
古くから伝わる湧き水「白谷沢の泉」だが、飲用できるかどうかは自己判断。
白谷沢登山口の駐車場。朝は満杯だったが自分の車と2台しかいない。
2010年04月10日 14:32撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 14:32
白谷沢登山口の駐車場。朝は満杯だったが自分の車と2台しかいない。
帰宅途中の近所にある駐車場の桃の花も満開
2010年04月10日 15:32撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/10 15:32
帰宅途中の近所にある駐車場の桃の花も満開
撮影機器:

感想

いつも、道の無いバラ尾根歩きもをしたいと思っていたが、これほど尾根歩き技術が未熟ではとても無理と思った。 低山で経験を積んで少しづつ歩けるようになればと・・・・。棒ノ峰から私が降りたこのルートを見たらきっと笑うでしょうね、全然北に向かって降りてないし・・・
まだ地形読図初心者で倒木で塞がれた急坂では次の一歩をどこに踏み出そうかが精一杯で、つい、降り易い方へ行ってしまっていた。

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