有馬四十八滝（蟇滝・七曲滝・雄滝・雌滝・蜘蛛滝）
兵庫県
rxk00250
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 530m
- 下り
- 495m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:46
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 4:45
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
（帰り）神鉄「有馬温泉」駅から神戸電鉄・神戸市営地下鉄北神線を乗り継いで「三宮」駅へ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
夏の雨による沢の増水はかなり引いていて、全体的には水が少ない状態に戻った。 とはいえ上流の倒木はそのままで、以前からの崩落箇所もそのまま。なので谷筋はやや荒れた状態のままで、どこも岩石がごろごろ転がっていたりして遡行しづらいのもまた変わりなし。 ＜「滑滝」への進路について＞ 前回に良く観察して発見した、なんとか通過可能かなと思われる狭い幅の踏み跡はそのまま。その狭い場所さえ無事に通過出来れば、沢に降りられそうなので、「滑滝」に行くのは現時点では不可能ではなさそう。但し今回は実地確認は行わず。 ＜「蟇滝」の滝壺への下りについて＞ 迂回路の下側の木柵の後ろから滝へ向かう場合、ロープが垂らされている激下りの箇所があるが、ロープが最上段から下の地面まで、全ての区間にしっかりと括られているので、バックステップで降りる技術があれば比較的安心。足の置き場も確保できるので上り下りするならこちらがやはり安全で良さそう。 迂回路の上側の木柵の後ろから滝へ向かう場合は、細いロープが一部区間にしか付けられていない、垂直に近いような激下りとなっている。基本は土の斜面で明確な足の置き場はないので、相当慎重に下らないと油断すると滑落するかも。今回もまたこの箇所は上りだけで利用したが、この場所からだと滝壺のすぐ近くへ降りられるのが利点。 ＜「雄滝・雌滝〜蜘蛛滝」への進路について＞ 水量が減った現在でも、倒木と落石が悪目立ちする。昔よりもかなり歩きづらくなってしまったことに変化なし。足の置き場にも苦心するし、浮石も多いので、うっかり転倒の危険も大きい。「雄滝・雌滝」は滝を越えて先へ進むには右岸側に付けられた古いロープに頼らないとかなり厳しい。ロープはかなり古いがわりとしっかりと括られているものの、身体が左右に大きく振られる危なっかしい場所もあるので油断は禁物。その奥の「蜘蛛滝」へは比較的楽に行けるが、周辺には倒木や落石が多いので足の置き場に要注意。 ＜「七曲滝」への進路について＞ 岩石や倒木が多くて歩きづらく、跨いで行かないといけない箇所も多いのは以前からと同じ。岩石は不安定な状態のものもあったので、転倒しないよう注意。但し分岐点からは距離が短いので5分ほど頑張れば問題なく行ける。「七曲滝」そのものの水量はそれほど多くはない印象。 ＜2023年8月31日の「有馬四十八滝」山行記録はコチラ＞ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5886304.html ＜2023年8月22日の「有馬四十八滝」山行記録はコチラ＞ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5860397.html ＜2018年10月17日の「有馬四十八滝」山行記録はコチラ＞ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1619321.html ＜2019年05月16日の「有馬四十八滝」山行記録はコチラ＞ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1851177.html ＜2019年11月13日の「白石谷」山行記録はコチラ＞ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2106503.html ＜2019年11月20日の「白石谷」山行記録はコチラ＞ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2117250.html |
写真
その広河原には、さらに新しい木橋が2つほど作られていた。こういうのをまめに作ってくれる有志がいるようで、来るたびに変化している
3
岩場が濡れていて滑って危なそうなので一旦退却。再びゴルジュ入口付近の景観。ゴルジュは巻き道を使って迂回し、さらに谷の奥へと進む
4
百間滝手前の小ゴルジュの入口。左岸側にロープが付けられているが、足の置き場が水没してしまっているので、進むのがなかなか厳しい
2
今回は「百間滝・似位滝」への訪問を諦めてUターン。最初のゴルジュは巻き道を使って白石谷河原分岐まで戻る。写真左がゴルジュ、右が巻き道の岩場
3
装備
| 個人装備 |
通常のトレッキング靴のみ
|
|---|
感想
今回は今年の夏にさんざん下見をしてきた「有馬四十八滝」の東半分である「蟇滝・七曲滝・雄滝・雌滝・蜘蛛滝」へ同行者を案内するという山歩きの本番。気温が一気に涼しくなったし、増水していた谷の水もさすがに引いただろうということで訪れることとした次第。
「蟇滝」へは前回と全く同じ道で訪問。下側の迂回路立札の裏から入ってロープ場を下り河原へ降り、沢を遡行して滝の真正面へ向かう。帰路は滝のすぐそばの急傾斜を登って、そこから「滝の分岐点（七曲滝・蜘蛛滝）」へ向かう正規ルートへ復帰。やっぱりこのルート選択が良いと思う。迂回路の階段道を登らなくて良いし。
「七曲滝」は谷の水量がだいぶ減ってい歩きやすくなっていた。然しそのぶん、滝そのものの水量も少なくなるのがちょっと残念。あちらを立てればこちらが立たず。人生、そう上手くはいかないもんだ。
いったん滝の分岐点へ戻って、次は「雄滝・雌滝・蜘蛛滝」を目指して右俣へ入渓。倒木と落石と思われる岩石がごろごろしていて、歩きづらいことこの上ない。遡行するにしても下るにしても、無駄な体力やエネルギーを消耗してしまうし、精神的にも負荷がかかる。ここの往復だけで体力を削がれる、しんどい谷になってしまった。それでも「雄滝・雌滝・蜘蛛滝」はどれも見応えはある。そのわりには殆ど人が訪れていない感じがする。ちょっと残念なことだ。
今回は気候が良くなったのと、体調が良かったので、夏に比べて少し余力があった。なので「百�梁譟�似位滝」を見に行くことにしたのだが、ここの右俣の谷にある2つの小さなゴルジュの入口が深めの池のような状態になっていて難儀。下流のほうのゴルジュは巻き道があるので困らないが、百間滝のすぐ直前にある小ゴルジュのほうは今回も深めの池のために侵入を阻止されてしまった。ロープが左岸側に付けられてはいるのだが、足場が水没しているために進めないという状態。膝下まで浸かっても良いのであれば全然進めるのだが、絶対濡れたくないという場合はここで立ち往生となってしまう。自分一人だったらそのまま強行突破したのだが、同行者が絶対濡れたくないということで、今回はやはり断念することとなった。あと1つだけ大きな岩が置かれていれば何の問題もないのだが、一人では大岩は運べないからなあ・・・。また単独行の時にでも行ってみるかという感じ。
ご褒美は、かなり久し振り（2回目）となる「竹取亭別邸・康貴」。ここは有馬温泉の金泉・銀泉の両方を一度に楽しめるのだが、非常に規模の小さな浴場なので、運が悪いと定員超過で入れないことも。男湯はどうやら最大5人が定員みたいだが、体感的にも5人程度で目いっぱいな感じ。この日はたまたま空いていたので入れてラッキー。入湯料1,000円。ちなみに同様に金泉・銀泉の両方を楽しめるところとして「有馬御苑」があるが、日帰り湯が木曜日定休なのと締め切り時間が早い（利用〜14:30迄、受付〜14:00迄）のがちょっと辛い。でもこちらは浴場が広大なのが有難い。入湯料はタオル付で1,100円。
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