八王子城跡〜富士見台 高尾駅から周回


- GPS
- 04:04
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 610m
- 下り
- 608m
コースタイム
- 山行
- 3:32
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 4:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
高尾駅〜八王子城跡公園:一般道。中央道を過ぎて左折するまでは歩道あり、その後は歩道なし 八王子城跡公園〜八王子神社・本丸跡:よく整備された登山道 八王子神社〜富士見台:片側が切れ落ちた幅の狭い箇所あり。野生の猿が生息しているので少し注意が必要 富士見台〜材木沢分岐:1か所、粘土層が露出している箇所があり転倒注意(私は転びました) 材木沢分岐〜愛宕地蔵尊〜高尾駅:ここまでのルートと比較すると少しマイナールートなためか落ち葉多く滑りやすい箇所あり。愛宕地蔵尊からの下り坂にはトラロープ設置あり |
その他周辺情報 | 自販機は八王子城跡公園までのエリアに多数あり 主な公衆トイレは、八王子城跡ガイダンス施設、八王子城跡管理棟、八王子神社近く(富士見台方面に少し入ったところ)。八王子神社を越えると以降は公衆トイレ無し |
写真
感想
朝晩の気温も下がり、過ごしやすい季節となりましたね。日帰りで行ける低山を中心に活動している身としては、ようやく快適に山登りをできる季節がやってきて嬉しい限りです。
さて、今日は八王子城跡と富士見台へ。高尾駅からスタートして周回するコースです。高尾駅から八王子城跡へはバスも出ていますが、今回は徒歩で移動。道沿いの並木も紅葉まではいきませんが、少し上のほうが色づいてきていました。高尾駅から八王子城跡へは徒歩で30〜40分程度だったでしょうか。涼しいので汗をかくこともなく、いいウォーミングアップとなりました。
八王子城跡公園に着いて、まずはガイダンス施設へ。トイレを借りることと、地図が載っているパンフレットをもらうことが目的です。建物内部は北条氏や八王子城の歴史などが紹介されていました。ガイダンス施設を後にして、そのまま一般道を進むと管理棟が正面に見えてきます。ここでは無料のボランティアガイドもあるようです。管理棟を正面に見て左の階段を下りると古道に入りますが、よく整備されているのであまり古道感はありません。しばらく歩くと正面に大きな橋(曳橋)が見えてきて、それを渡ると御主殿跡に到着します。御主殿跡は北条氏の館などがあった場所。石垣がかなり立派です。石垣の一部は400年前に組まれたものがそのまま残っているそう。
御主殿跡を後にして管理棟まで戻り、管理棟横の道を歩いて行くと八王子城跡自然公園という立派な看板が見えてきて、ここから本丸方面への登山が始まります。道中、いくつか分岐があるのですが、分岐には必ずといっていいほど、どちらが正規ルートかが書かれた看板があるので、それに従って登っていきます。本丸跡へは30分くらいでした。途中、東京方面の視界が開けた場所があり、都心の高層ビルやスカイタワーも見えました。
八王子神社の正面に、頂上と書かれた目印がありますが、本丸跡はここからさらに少し登ります。八王子神社の右奥に石階段があるので、そこから登っていきます。本丸跡はそれほど広くなく、本丸自体もそれほど大きな建物ではなかったことが推察されます。
ここから富士見台へは、八王子神社まで戻り、神社の左側にある道を進みます。左奥に大きな石碑があり、そこが松木曲輪跡で、展望台があり、休憩できるようなテーブルもあります。富士見台へは、左奥に石碑が見えた場所を右に進み、坂を下りていきます。少し坂を下りると公衆トイレがあり、トイレはここを過ぎると市街地に下りてくるまでありません。
富士見台方面の道もよく整備されていますが、途中、左側が切れ落ちた幅の狭い箇所があり、そこは2人で対向できないくらいの狭さでした。そこを過ぎてしばらく進んでいくと、途中で猿の鳴き声が聞こえてきました。どこに居るんだろうか、登山道に居座られていると危険だな、と思いながら少し探してみると、割と高い木の枝の上で丸まっていました。
その後も道なりに進むと杉沢ノ頭方面と富士見台方面の分岐があり、そこを左に曲がるとすぐ、50mくらいで富士見台に到着です。富士見台は西側の方角に少し視界が開けたところがあり、おそらくそこから富士山が見えるんだろうと思いますが、今日は雲が多く、どこに富士山があるのか分からず… 富士見台には木のテーブルとベンチがあったので、ここで昼食休憩としました。
富士見台を後にして南下していきます。最初はかなり急な下り坂で、1か所だけですが粘土層が露出している箇所がありました。これは絶対滑るから気を付けて下りようと思った矢先に案の定転倒。特に怪我はありませんでしたが。
しばらく進むと、荒井バス停・摺差バス停方面と駒木野バス停方面の分岐があります。コースタイムを見ると前者だと20〜30分くらいで下山してその後は一般道、後者は1時間くらいかけて下山するルート。今回は後者を選びました。30分ほど歩くと正面にお地蔵様の後ろ姿が見えてきて愛宕地蔵尊に到着。ここからさらに下っていき、中央道下をくぐると人里に下りてきた感が出てきます。その後、JRの跨線橋を渡って一般道に入り、高尾駅まで戻って今日の山行終了。
今回のコース、八王子神社以降は人も少なく、自分のペースで歩くにはもってこいのコースでした。難易度も低く、距離も長くないので手軽にサクッと行くにはちょうど良さそうな感じでした。これで自宅から1時間かからずに行ければ最高なんですが…
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はぐれ猿(オス)はたまに見ますね。群れでない限り危険はないです。
「左側が切れ落ちた幅の狭い道」は、戦国時代の古道跡ですが、高齢者が滑落する事が多く、落ちると数十メートル滑落するので大怪我は免れず、死人も出ています。
最後のバス停分岐は、バス停までの距離が一番短いのが摺差で、荒井は3割増、駒木野は2倍(+アップダウン多い)くらいかかります。
摺差コースの高速沿いは2週間前に草刈りしたばかりなので状態がいいですが、上の斜面の道がだいぶ崩れているので何とかしたい所ですが。駒木野コースの急斜面も結構荒れてますね。
お地蔵さんの賽銭は、2週間前から微増くらいですね。(賽銭泥棒前に)回収に行くには少な過ぎますw
いろいろな情報ありがとうございます。猿は私が見たのは1匹だけですが、私が見た猿の鳴き声に呼応するように別の方角からも鳴き声がしていたように思いますので、何匹かいるのかなという気がしました。
古道跡は確かに歩いていて滑落事故が多そうな雰囲気がしました。他の山でも片側が切れ落ちている場所がよくありますが、ここよりも道幅があることが多かったですので。
バス停までの距離の情報もありがとうございます。今回このコースを初めて歩いて、早く下山して市街地を長く歩くよりは山道を長く歩きたくて駒木野コースを選んだのですが、他のコースも歩いてみたいと思いました。
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