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Yamareco

記録ID: 6079102
全員に公開
ハイキング
比良山系

摺鉢山経由烏谷山からの堂満岳

2023年10月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
04:57
距離
18.2km
登り
1,683m
下り
1,674m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:26
休憩
0:31
合計
4:57
10:43
5
10:48
10:48
15
11:03
11:03
7
11:10
11:10
4
11:14
11:14
56
12:10
12:11
14
12:25
12:29
12
12:41
12:43
11
12:54
12:55
19
13:14
13:17
14
13:31
13:35
6
13:41
13:42
3
13:45
13:45
22
14:07
14:12
11
14:23
14:26
36
15:02
15:02
4
15:06
15:06
5
15:11
15:11
13
15:24
15:30
7
15:37
15:38
2
15:40
ゴール地点
天候 麓は晴れ間がありましたが稜線は雨と風でした
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
いつもの坊村の駐車場を利用させていただきました
コース状況/
危険箇所等
写真に記しておきますが、地形が変わってしまったのか摺鉢山トラバースルートにある3か所のロープ位置が谷寄りになっているので、ロープより地形を掴んだほうが安全かと思いました。
本日の登山口は14度。1か月で20度近く下がったようです。快適ですが、今日はてんくらC。どうなるでしょう?
本日の登山口は14度。1か月で20度近く下がったようです。快適ですが、今日はてんくらC。どうなるでしょう?
死者数が増えてなくて良かった。皆様のご安全を願います。
死者数が増えてなくて良かった。皆様のご安全を願います。
シャクシコバの頭へ直登する分岐です。今日は先へ進みます。
シャクシコバの頭へ直登する分岐です。今日は先へ進みます。
さて、牛コバに到着。ここからまずは摺鉢山分岐まで登ります。
さて、牛コバに到着。ここからまずは摺鉢山分岐まで登ります。
急登が落ち着いてトラバース道が始まるあたりが摺鉢山への分岐になります。特にそこを示すものがないのですが、一応破線が引かれているのにテープとかありませんね。
急登が落ち着いてトラバース道が始まるあたりが摺鉢山への分岐になります。特にそこを示すものがないのですが、一応破線が引かれているのにテープとかありませんね。
よく探すと左側に小さな看板がありました。右に登るのに左にあってはなかなかわからないですね(^^;)。右の尾根筋に乗っかります。
よく探すと左側に小さな看板がありました。右に登るのに左にあってはなかなかわからないですね(^^;)。右の尾根筋に乗っかります。
一気に踏み跡が薄くなりましたが、尾根芯を進めばいいので詰めて行きます。というか、藪がないところ全体が踏まれているのかもしれないですね。
一気に踏み跡が薄くなりましたが、尾根芯を進めばいいので詰めて行きます。というか、藪がないところ全体が踏まれているのかもしれないですね。
時折テープが出てきます。思ったより斜度はなく、歩きやすいです。もっとえぐい急登を期待していたのですが、破線とはいえさすが登山道です。
時折テープが出てきます。思ったより斜度はなく、歩きやすいです。もっとえぐい急登を期待していたのですが、破線とはいえさすが登山道です。
なかなかの雨が降ってきましたが、まずは摺鉢山に到着。雨と風の具合から下山も視野に入れましたが、稜線は風が強いのでそれなら南比良峠から下山のほうが安心と判断して先に進みます。
なかなかの雨が降ってきましたが、まずは摺鉢山に到着。雨と風の具合から下山も視野に入れましたが、稜線は風が強いのでそれなら南比良峠から下山のほうが安心と判断して先に進みます。
ちょっと明るくなりました。先の烏谷山までは緩やかな稜線歩きになりました。眺望はないですがご褒美歩きです(^^)。
ちょっと明るくなりました。先の烏谷山までは緩やかな稜線歩きになりました。眺望はないですがご褒美歩きです(^^)。
ガスも出て幽玄な世界に。秋の枯れ葉の上を歩くのは気持ちいいですが、今年は熊が良く出ているのでちょっとビビってます(^^;)。
ガスも出て幽玄な世界に。秋の枯れ葉の上を歩くのは気持ちいいですが、今年は熊が良く出ているのでちょっとビビってます(^^;)。
烏谷山到着。なんと、比良山系東側は青空でした!稜線を境に天気が分かれています。琵琶湖サンキュー!
烏谷山到着。なんと、比良山系東側は青空でした!稜線を境に天気が分かれています。琵琶湖サンキュー!
さて、ここからはメジャールートになるので熊の恐れもなくなるかな?まあ今日は一人歩きを楽しめそうです。
さて、ここからはメジャールートになるので熊の恐れもなくなるかな?まあ今日は一人歩きを楽しめそうです。
久々の荒川峠。この先程なく南比良峠へ。風はありますが、天気が持ちそうと判断して、予定通り堂満岳へ直登します。
久々の荒川峠。この先程なく南比良峠へ。風はありますが、天気が持ちそうと判断して、予定通り堂満岳へ直登します。
取り付きの写真を撮り忘れてしまいました(^^;)。普通にシダが茂っていて、他に人が居たら止められそうな取り付きでした。これは少し登ったあたりです。
取り付きの写真を撮り忘れてしまいました(^^;)。普通にシダが茂っていて、他に人が居たら止められそうな取り付きでした。これは少し登ったあたりです。
最初はバリエーション感あふれていたのですが、だんだん道っぽいものが見えるような見えないような。冬場の直登に使われているようです。
最初はバリエーション感あふれていたのですが、だんだん道っぽいものが見えるような見えないような。冬場の直登に使われているようです。
堂満岳到着!この冬もお世話になると思います。1パーティーいらっしゃいました。さてさて、長い下山が始まります。
1
堂満岳到着!この冬もお世話になると思います。1パーティーいらっしゃいました。さてさて、長い下山が始まります。
雲がありますが、琵琶湖の眺望良し!西側はこの雲が山にかかっている感じです。武奈ヶ岳はガスっていそうです。
雲がありますが、琵琶湖の眺望良し!西側はこの雲が山にかかっている感じです。武奈ヶ岳はガスっていそうです。
山頂より第一ルンゼの降り口を見ています。今の季節は落石が怖くてとても行く勇気はありません(^^;)。
山頂より第一ルンゼの降り口を見ています。今の季節は落石が怖くてとても行く勇気はありません(^^;)。
素敵な峠に到着。この先は川に沿ってずーっと下っていきます。まさに源流から終了点(安曇川との合流点)までの川の旅ですね。
素敵な峠に到着。この先は川に沿ってずーっと下っていきます。まさに源流から終了点(安曇川との合流点)までの川の旅ですね。
ちょっと明るくなりました。このルートは写真右にあるレスキューポイントの看板と森林組合の丸い看板を辿れば渡渉点もわかりやすいです。
ちょっと明るくなりました。このルートは写真右にあるレスキューポイントの看板と森林組合の丸い看板を辿れば渡渉点もわかりやすいです。
写真じゃ伝わりにくいかもしれない巨石です。この下がルートなんですよね。なんか怖い(^^;)。
写真じゃ伝わりにくいかもしれない巨石です。この下がルートなんですよね。なんか怖い(^^;)。
南比良峠からの道と合流しました。この先も下っていきます。
南比良峠からの道と合流しました。この先も下っていきます。
大橋の渡渉ポイントに橋がありましたが、怖くて別のところから渡りました。いくつか渡渉できる場所があります。
大橋の渡渉ポイントに橋がありましたが、怖くて別のところから渡りました。いくつか渡渉できる場所があります。
朽ちていますね(^^;)。天井が落ちていますが、ビバークはできるかもしれません。
朽ちていますね(^^;)。天井が落ちていますが、ビバークはできるかもしれません。
最後の渡渉ポイントです。2本ロープがありますが、下流側のロープが架け替えられたのかな?ちょっと使いにくい角度に付いています。写真は上流側のロープです。
最後の渡渉ポイントです。2本ロープがありますが、下流側のロープが架け替えられたのかな?ちょっと使いにくい角度に付いています。写真は上流側のロープです。
トラバース道に入って最初のロープ場。地形が変わってしまったのでしょうか。一番ロープが欲しいところでずいぶん谷側にロープが寄っているので、ロープに頼ると危険かと思います。
トラバース道に入って最初のロープ場。地形が変わってしまったのでしょうか。一番ロープが欲しいところでずいぶん谷側にロープが寄っているので、ロープに頼ると危険かと思います。
次のロープ場は、切れちゃってますね(^^;)。
次のロープ場は、切れちゃってますね(^^;)。
次のロープ場も写真の通りロープが谷側に寄っています。写真ほど足場は悪くないので、ロープに頼らないほうがいいかもしれないですね。この先の最後のロープ場は変わっていなかったです。
次のロープ場も写真の通りロープが谷側に寄っています。写真ほど足場は悪くないので、ロープに頼らないほうがいいかもしれないですね。この先の最後のロープ場は変わっていなかったです。
長めの林道歩きが終わって下山終了。今日もありがとうございました。
長めの林道歩きが終わって下山終了。今日もありがとうございました。

感想

やっと久々に休みが取れました(^^)。1ヶ月以上山に行けなかったな。いつもの比良山系に向かおうと思いましたが、行ったことがない摺鉢山へ行ってみることにします。麓は何度も通過したものの、登ったことがなかったので楽しみです。

ルートは一応破線が引かれています。まずは坊村から牛コバを目指します。御殿山ルートを目指す人が間違ってついてこないか確認しながらスタートです。牛コバまでは林道歩きですが、ちょうどいいアップになります。でも天気が良くないです(^^;)。

牛コバから川の左岸に沿って標高を上げていきます。意外としんどい登りです。登りが一段落したところからトラバース道になりますが、今日はそのまま登り続ける予定です。どこが分岐になるか、大体わかっているもののヤマレコから警告が(^^;)。行きすぎてしまいました。分岐の表示が何もない。と思って探してみると、小さく黄色のスリバチ↑の表示がありました。分岐を右に折れるのに左にあってはわかりにくい(^^;)。尾根に乗って登ります。

武奈ヶ岳へは一服できるトラバースになるところ、摺鉢へは登り続けることになります。一気に踏み跡は薄くなりましたが、結構踏まれているのか普通に登りやすい道でした。コンターからして激急登になるかと思っていたのですが、意外に歩きやすいです。手を使うような場所もありません。痩せ尾根でもなく、テープもあります。眺望はありませんが、気持ちよく高度を上げていきます。

木々の間から見える左右の尾根からして大体の終わりが想像できますが、いい感じに進んでいけます。が、雨風が強くなってきたのでシェルを装着。この天気では摺鉢山ピストンで撤退もあるかな。空が少し見えてきて斜度が落ち着いたと思った頃、まずは最初の目的地である摺鉢山山頂に到着しました。山頂標識も発見。しかしこの風よ。撤退であってもこの風の中稜線を下るよりも南比良峠から谷筋を下ったほうが安全かと判断して先に進むことに。特に眺望もないので、このまま先に進みます。

この先は烏谷山(からとやま)。植林と自然林の間に道があります。なんかガスも出てきてちょっと幻想的。今年はクマがよく出ているらしいので(比叡山でも襲われたそうです)、あえて熊鈴を鳴らしながら進みます。烏谷山まではご褒美のような気持のいい道です。ここを独り占めなんて申し訳ない(^^;)。

最後にちょっと登って烏谷山に到着すると、なんと比良山系東部は晴れ(^^)!琵琶湖の眺望が広がっているではないですか。これはなんと嬉しいご褒美でした。そうか、西風なので西側には雲がかかっているけれど、東側は晴れてるんですね。ここまで来て良かった。南比良峠から先も大丈夫そうな気がしてきました。

メジャールートの歩きやすさは本当にありがたい。荒川越を越えて、南比良峠へ。風はありますが空が青いというのは心強い。目の前の堂満岳に行くことにします。ここはルートではありませんが、冬をメインに直登されているところなので突っ込んでいきます。

道はありませんが、見えているピークに向かってまっすぐ行くのみ(^^)。シダの中を進みますが、取り付きは道なしです。バリエーション感がありますが、ゴールが見えているので不安なしで進みます。意外と手ごたえがあって面白いところでした。進んでいくとだんだん道らしい感じになってきて迷いなく進めます。

登山道に合流。そして堂満岳山頂へ。山頂には休憩されていた1パーティーがいらっしゃいました。私はこの風の強さに写真を撮るだけで撤収することにします。いやはや、琵琶湖の眺望は何度見ても本当に素晴らしい!ここまで来れて幸せです。さてここからは長い下山になります。予定の行程を進めて良かった(^^)。

さてさて、次は金糞峠へ。高度を下げていくとこの素敵な名前の峠に到着です。武奈ヶ岳に行くこともなく、今日はこの源流から川に沿った旅を始めていきます。まずは大橋へ向けて川に沿って下って行きます。水の流れる音を相棒に歩くのもまた楽し。渡渉ポイントはよくわかりませんでしたが、進めなくなったら渡るを繰り返しました。危険はないので楽しんで歩きます。

大橋の手前で初めて人とすれ違いました。こんな場所でこんな時間にちょっとびっくり。クマにビビりすぎですね(^^;)。大橋の渡渉は橋がやばすぎたので適当に渡渉。渡った先の小屋は屋根が朽ちていますが、ビバークは可能かと思います。小川新道分岐を越えるともうすぐ最後の渡渉。取りこぼしたシャクシコバの頭西南稜(と勝手に呼んでいます(笑))途中へつながる旧登山道への取りつきを探そうかとも思いましたが、時間がかかりそうなので今日はこのまま下山します。見つけたとて今の装備では行けないし(^^;)。途中で行き詰るのは過去にわかってますしね。

トラバース道を進んで摺鉢山分岐を越え、牛コバに着くとほぼ登山終了。残るは林道歩き。久々に山域に行けましたが、やっぱり本当に気持ちがいい。今日もありがとうございました。このあと朽木のキャンプ場でキャンプする予定でしたが、なかなかの雨だったので焚火ができないとなりまして、帰宅することにしました。とはいえ十分以上に楽しい一日を過ごさせていただくことができました。ありがとうございました!

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