ツボ足で行く蛤山

2015年03月28日(土) [日帰り]

• GPS: 04:58
• 距離: 9.1km
• 登り: 622m
• 下り: 624m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:36
• 休憩: 0:22
• 合計: 4:58

距離 9.1km 登り 626m 下り 625m

8:48 スタート地点
11:13 11:14 蛤山
11:37 11:57 蛤山三角点ピーク
12:28 12:29 蛤山
13:46 ゴール地点

天候

快晴。風も少ない穏やかな一日です。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

南蔵王青少年旅行村から登山口へ200メートルほど走ると駐車場があります。
上手く停めれば20台前後はいけそうですが、切り株注意です。
行けば意味がわかります。（気を付ければ大丈夫）

コース状況／危険箇所等

登山ポストは見当たりませんでした。
危険箇所はありませんが、テープやリボンの類は全くありません。
単純な地形なので道迷いはしないと思いますが、880メートル付近のルートが少し分かりにくいので、GPSか地図ロイド位はあった方が良いと思われます。
ピストンする分には25,000図のルートを辿ればOKです。
林道を少し上がったところから、ヒザもしくは股くらいの積雪があります。（全編）
倒木の近くを通ると不意に踏み抜けて股まで埋まるので要注意。
スノーシューかワカン推奨。（自分は持ってないからツボ足です・・）
今回はアイゼンの出番はありませんでした。

その他周辺情報

旅行村はまだやっていないのでトイレは借りられません。
自宅が近いのであえては行きませんが、周辺は温泉だらけです。

写真

3/28 8:50

広い駐車場があります。（多分ここで合ってると思う）
切り株が要所にあるので注意です。

3/28 8:51

登山口の林道にはチェーンがあって車は入れません。アプローチが長めなので林道歩きも楽しもう！

3/28 8:53

鼻がムズムズしますか？
叩けば黄色い粉が今にも出てきそうです。

3/28 9:08

林道に入って程なくで お雪様登場です。
予想はしていましたが、もうですか？

3/28 9:16

またまた苦手なスパッツを早くも装着です。

3/28 9:19

雪解け水が溜まった池の様です。

3/28 9:34

途中でわかれ道しますが、看板がちゃんとあります。
くるぶしからヒザ丈まで一歩ごとに埋まるので歩きにくい・・

3/28 9:40

この縮れた花は何でしょう？
↑わかりました。マンサクらしいです。

3/28 9:53

林道を大分進むとようやく登山コースの取り付きです。間違って写真の左方の方へ進んでしまいました。（先は崖なので間違いは分ります）正解は看板に挟まれた林の中です。

3/28 10:04

看板の間を進むとロープがあるので合っている様です。
踏み跡がないので、私が数日ぶりの登山者と思われます。

3/28 10:11

800メートルを超えて来ると足が埋まらなくなりました（＾＾）

3/28 10:11

さて、どこを進んで良いのやら・・・

3/28 12:50

GPSを見ながら慎重に進みますが、キツネ（？）の先行者がいる様です。（笑）コース上の結構な距離を先導してくれました。

3/28 10:13

ちらっと蛤山が見えて、雪で萎えていた気持ちが再起！

3/28 10:15

夏道は階段がつけられてるのかな？

3/28 10:22

蛤山のフクロウです。
一瞬本物と勘違いしてしまいました。

3/28 10:28

蛤山の稜線には雪庇ができてるみたいです。
歩く場所気を付けねば・・

3/28 10:36

写真を撮り忘れましたが、この先のもう一個の同様の看板のところで一旦Uターン気味に登り、いくらか登ったあとにもう一回Uターンして尾根沿いを上がっていきます。

3/28 10:36

不忘山が見えて来ました。
夏待ってろよ〜！

3/28 10:53

最後の方は左へ巻きながら登っていきます。
雪庇っぽく見えてる方が蛤山への道です。

3/28 10:55

主稜線にひょこっと到着。天気も良いし、気持ちい〜〜

3/28 10:57

振り返ると不忘のてっぺんだけが見えます。

3/28 11:06

高校時代の教師（ヤマヤ）の友人が、海外の山で雪庇を踏み抜いて果てしなく転落して行った話を思い出しました。
低酸素で全員何が起きたか理解できなかたそうです。

3/28 11:26

1014ピークです。
国体コースと言われる理由が分かりました。
蛤山のピークの方が低いのは不思議・・

3/28 11:07

1014ピークからの青麻山。
こないだ登ったなぁ〜と感慨にふける一瞬です。

3/28 11:35

蛤山山頂に到着です。運よく三角点近辺は雪が溶けてます。
本当に合ってるか2回GPSを見直してしまいました。
本当は祠でもあるのでしょうか？

3/28 11:35

どっちの・・

3/28 11:35

方向を向いても・・

3/28 11:35

展望は・・

3/28 11:36

イマイチです。
1014Pが蛤山って言われた方が、若干スッキリな様な・・・
夏は木に遮られて更に展望低下の予想。

3/28 11:38

マイルールの山頂牛乳を頂いてから下山開始です。
運動直後の牛乳は筋力UPに良いと「ためしてガッテン」でやってました。（山頂牛乳のきっかけでもあります）

3/28 12:30

帰りがけに見た不忘山が一番きれいでした。

3/28 12:49

気温上昇で雪が緩んで、登りは何でも無かった場所でも踏み抜き地獄。踏み抜いた先は結構空洞だったりしました。
油断すると倒木付近は股までドカンと一気に行きます。

3/28 13:44

あまりのズボズボ地獄で途中で股関節がイカれて動けなくなりましたが、だましだまし歩いて無事下山です。
ケチらずにワカンを買う事にします。

3/28 14:09

帰りの車から蛤山全容をパシャ。

撮影機器：

SCL22 SAMSUNG

感想

172P1500ft

基本的には雪が無いか、あっても少しだけと予想される所にしか行かない事にしていますが、今回は雪解けシーズンの低山という事で油断していました。
正直ここまで雪があると全く思っていなかったのですが、午後の雪の緩みで必要以上に体力を消耗し、更には股関節までおかしくなって「うわぁ〜どうしよう」と初めて思った貴重な山行でした。
他の登山者が頻繁に来る人気の時期でもないので、股関節の痛みがひどくなった時は正直焦ってしまいました。
行きにつけた自分の踏み跡の沈み具合を参考に足を置いても、帰りはその倍以上沈む状態でしたので、初めて下山で汗だくだくになりました。
股関節の激痛で足が上がらなくなった時はどうしようかと思ったのと同時に、単独行なのだから無理しないで途中撤退しておけば良かったと心底後悔しました。
痛みが激痛に変わったのが、林道出口まで1キロちょっと程の場所だったのがラッキーでした。
反省してワカンを買い足す事とします・・
蛤山その物は途中の景色が美しく、稜線に上がってからのお散歩気分がとても楽しく、気持ちの良い山でした。
新緑が芽吹く中、爽やかな風に吹かれて後ろを振り向けば不忘・・・
春また来るぞ~！いや、逆に不忘から眺めるのも良いか！？
また来たいと思える好きな山が一個増えた〜♪
ちなみにau携帯は山頂付近は大丈夫でしたが、登山口〜中腹過ぎまで電波の入りがかなり不安定でした。