蔵王山

2023年10月25日(水) [日帰り]

• GPS: 02:07
• 距離: 5.6km
• 登り: 214m
• 下り: 198m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:38
• 休憩: 0:23
• 合計: 2:01

9:41 蔵王刈田山頂バス停
9:41 9:44 蔵王山頂レストハウス
10:10 10:10 馬の背
10:23 10:26 馬の背分岐
10:33 10:34 熊野岳避難小屋
10:36 10:37 熊野十字路分岐
10:43 10:55 蔵王山
11:06 11:07 馬の背分岐
11:16 11:16 馬の背
11:29 11:30 蔵王山頂レストハウス
11:38 11:39 刈田岳
11:42 ゴール地点

天候

曇りから晴れ間有り
下山後上昇気流により積乱雲発生して落雷有り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日に大井沢温泉に宿泊して車移動
東北中央道山形上山ICで降りて
蔵王エコーラインで進み
蔵王苅田岳頂上駐車場に駐車
この駐車場に入る為に蔵王ハイラインを通る必要が有りここで550円必要

コース状況／危険箇所等

苅田岳頂上駐車場から熊野岳山頂まで往復2時間の行程で行動開始直後は観光客の方が多い位なので危険個所は見当たらないが、蔵王山は活火山なので噴火したら避難せよとの看板は至る所にある

その他周辺情報

苅田岳山頂レストハウスが有ってここでお土産、トイレなど可能なので何も困らないと思います。
ちなみにこのレストハウスで蔵王山の登山バッチを購入出来ますが460円掛かります。苅田神社にも同じものを売っているのですがここでは350円です。100m位登りますが舗装されていて観光客も通ります

写真

10/25 9:44

苅田岳頂上駐車場からすぐの登山口

10/25 9:44

最初は舗装路

10/25 9:45

至る所で工事中で少し興醒めする
山頂は目の前の平らなところ
どこがピーク？

10/25 9:45

観光地然としているが下界を見ればそれなりに存在感
標高は1700mを越えている

10/25 9:48

これが有名な蔵王の御釜の初お目見え

10/25 9:48

観光客は御釜がお目当て
ごつごつの山頂模様も意図的に残されているのだろう

10/25 9:55

噴火時避難の看板

10/25 9:57

確度を変えて御釜
緑色が特徴的

10/25 10:00

山頂感の無い山頂を目指す

10/25 10:00

御釜周辺から振り返った図
高く見えるのが苅田岳と苅田神社
その右手下にあるのがレストハウス

10/25 10:02

ここにも残雪が有った
係の人が巻き尺で積雪量を測っていたけど不正確に思えた

10/25 10:05

この辺りの角度の御釜が最も印象的だろう

10/25 10:11

平らにしか見えない山頂を目指す

10/25 10:14

この平らな山頂の左端に最高峰熊野岳山頂がある

10/25 10:20

平らな山頂部の右端に避難小屋がある
左側の山頂を目指すか右側の避難小屋に登ってからトラバースで山頂を目指すか選択できる。我々は右手の避難小屋経由のルートを選択した

10/25 10:20

平らだ

10/25 10:22

避難小屋が近づく

10/25 10:32

避難小屋の全景が目の前

10/25 10:32

避難小屋入口は火口からは垂直方向
火山からの噴石対応なのだろう

10/25 10:33

避難小屋の中
台形になっているのは噴石激突緩和のための設計か？

10/25 10:33

ヘルメットの置き場もある

10/25 10:34

北側を見ると蔵王ロープウェイから山頂への登山道が見える

10/25 10:35

ここは昔の避難小屋の跡地なのだろうと思うが詳細不明

10/25 10:36

最初はロープウェイ経由での登山も検討したが
料金が高いので計画変更（往復3500円）

10/25 10:37

平らな登山道を進む

10/25 10:38

熊野岳山頂が見えて来た

10/25 10:39

クルマがそのまま通れそうなほどよく整備された登山道

10/25 10:42

熊野岳山頂の熊野神社

10/25 10:43

山頂近くの道標

10/25 10:43

山頂近くの道標

10/25 10:43

熊野岳山頂熊野神社にある避難小屋

10/25 10:44

熊野神社
安全登山の祈願しました

10/25 10:46

熊野岳山頂道標

10/25 10:46

熊野岳山頂三角点タッチ

10/25 10:47

熊野岳山頂記念写真

10/25 10:49

熊野岳山頂記念写真自撮り

10/25 10:50

熊野岳山頂各種モニュメント

10/25 10:59

山頂はただ広い

10/25 11:03

山頂はただ広い

10/25 11:06

下山開始

10/25 11:06

避難小屋との分岐ポイントまで戻る

10/25 11:19

御釜再訪

10/25 11:20

レストハウスと苅田神社が見える
ここで同行山友に断って苅田神社まで走る事にした

10/25 11:28

苅田神社直下

10/25 11:32

苅田岳山頂

10/25 11:32

苅田岳から熊野岳を臨むの図

10/25 11:33

苅田神社側から御釜と熊野岳を臨む

10/25 11:34

登山バッチもここでは350円
御朱印を頂いたら自家筆で丁寧に記載いただき感謝
時間は掛かりますがとても大切なことを地道な姿に感激
でこれが蔵王大権現とのご朱印だったのでよくよく考えてみる切っ掛けをもらいました

10/25 11:37

苅田岳山頂道標
標高1757m
その向こうに見える熊野岳が1841mなので84m低い
でもここが蔵王の名の起こりの場所

10/25 11:38

苅田岳山頂道標を自撮り

撮影機器：

iPhone 14 Pro 128GB SoftBank Apple

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

shintanaou

前日に大朝日岳を難儀の中で登頂を果たし本日は帰宅メインの日程でしたが
山友の粋な計らいで自らは登頂済みなのに私のために追加計画をしてくれて
登頂することが出来ました。蔵王山は標高差が少ない登り易い百名山との話ですが
やっぱり舐めてはいけない威厳と歴史を持つ素晴らしい山だと実感しました。

そもそも。。。
なんで蔵王山と言う名前なの？
なんで蔵王山の最高峰が熊野岳なの？
と言うのが素朴な疑問でした。蔵王権現は奈良県熊野の本宮を持つ金峯山寺が蔵王信仰の本山だし、熊野神社は和歌山県熊野神社に所縁を持つ天皇系よりも古い歴史を持つ神社。近いけど関係が無いこの2社がこの山に普通に存在しているのが不思議で成らなかったのですが良く地形を考えると少しわかってきます。熊野岳があるのは山形県側、苅田岳があるのは宮城県側で苅田岳にその昔蔵王権現を勧進したのがそもそもの始まりらしいことを知りました。だから苅田神社に御朱印を貰うと蔵王権現になっているのも納得ですし熊野岳が蔵王権現と関係ないのも納得です
ただ、名前的に蔵王は格好良いし日本観光百選などに早期に選定されたのが全て蔵王でくくる戦略になっていったのだろうと思いいたりました。

なにせ登るのは楽でも考えさせられることの多い素晴らしい名山だったと言う事だと思いました。

蔵王山　日本百名山　標高1841m
通算88座目
今年最後の百名山ハントとなりました。
素晴らしい経験と知識の幅を広げて頂いて有難う御座いました！