内船駅から思親山〜長野山〜大島峠・・・その後 県道まで迷走する

2016年04月16日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.0km
• 登り: 1,099m
• 下り: 1,107m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:54
• 休憩: 0:34
• 合計: 9:28

5:59 身延線内船駅
8:19 8:25 佐野峠
9:02 9:10 思親山
9:46 9:50 佐野峠
10:49 10:55 長野山
11:03 11:07 大島峠のプレート
12:24 12:30 伐採跡下の林道に出る
13:20 林道右の赤テの道に入る
14:01 沢床
14:40 県道
15:27 身延線内船駅

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

身延線内船駅の駐車場に車を止める。七年前の記録ですので、林道事情が大幅に変動しているものと思われます。

コース状況／危険箇所等

内船駅〜佐野峠
　すべて道路（林道）歩き。標識に従って歩けば問題なし。
佐野峠〜思親山〜佐野峠
　人気の山であり、危険個所はない。
思親山〜長野山
　道路が三差路（内二本通行止め）の法面に石段があり、そこから尾根に登る。東面は林道工事（当時）で大幅の伐採の効用（？）で、抜群の展望が得られました。
長野山〜ニセ？大島峠
　尾根通しに行くと横切る林道に【大島峠】のプレートがあり、ここを峠だと信じてしまいました。本当の大島峠はこの先に祠のある場所です。
　ニセ？大島峠〜県道
　赤テを追って下りましたが、完全に途切れてほぼ闇雲に中腹の林道に出る直前に伐採跡の広い扇状のガレ場に上端にでる。下れそうな箇所を目視で探りながら下る。プレハブ小屋から林道をしばらく歩いて赤テのある地点から林道を離れる。下り道から小沢の川床に出る。この辺りで予定していた波線ではないと確信を持つ。
　小沢右岸に沿って上部にあるかなしかの踏み跡をトラバースしていくが、やたらと崩れやすく、枝葉が覆いかぶさり、倒木が沢山あって何年も人が通った形跡がありませんでした。完全に廃道化しています。
　唐突にフェンスにぶつかり、向こうは身延線の線路でした。フェンスに沿って左に移動していくと隙間があり、線路を渡って県道にでました。
　県道〜内船駅
　ひたすら道路の脇を歩くが、トラックがビュンビュン通って怖いです。
　時折歩道もありました。

写真

4/16 6:09

内船駅が今日の起点です。

4/16 6:08

身延線内船駅から甲斐大島駅間を思親山経由で尾根を歩き、大島峠から下って周遊するつもりです。内船駅にハイカーが止められる駐車場がありました。『午後には戻ります』に紙をワイパーに挟んで。

4/16 6:09

西側に豪壮な篠井山どどーん。

4/16 6:18

四角缶中の手作り案内コピーを一部いただきました。民家のご主人が丁度歩いてきたのでお話ししました。長野山や大島峠はよくご存じない様子。「新しく出来た林道が今は下部に通じているのでイイネ」と仰ります。

4/16 6:24

内船寺の石段。

4/16 6:28

本日はタチツボスミレがお出迎え。

4/16 6:37

思親山が見えます。佐野峠まで車で上がれますが、周遊なので道路歩きです。うーん、遠い・・・。

4/16 6:39

峠からの往復だけでは物足りない人は駅から歩くのでしょう。道路の分岐には案内標識が各所にあって助かります。

4/16 6:45

民家最上部あたりのバス停。バスは一日三本。

4/16 6:45

角の『二十三夜塔』。旧暦23日の夜、すなわち二十三夜に講員が宿に集まって飲食を共にしながら月の出を待つことを二十三夜といいます。

4/16 6:45

その角の民家に優しいワンコが見送ってくれました。行ってらっしゃいワン！

4/16 6:55

1.2車線の林道はかつて二度車で通りましたが、対向車を避けるスペースがあまりなく、『対向車来るな来るな』と口に出しながらの運転だった記憶から、今回歩きにした次第。

4/16 7:02

距が白い、シロバナタチツボスミレ。

4/16 7:13

こんな林道にクマガイソウが2株ありました。歩きならではの発見です。花はもう少し先。

4/16 7:25

ニガイチゴ。

4/16 8:33

佐野峠。駅から2時間20分かかりました。林道工事のトラックが4台後から登ってきます。寄る予定はなかったんですが、折角なので思親山往復しときましょう。

4/16 8:37

登山口斜面にカタクリが群生。足止めをくらいます。

4/16 8:39

薄日の中、花弁全展開。

4/16 8:38

同じ斜面にナガバノスミレサイシン。

4/16 8:49

フモトスミレも。

4/16 8:55

キクザキイチゲもたくさん咲いています。

4/16 9:12

山頂最後の斜面。ここにもカタクリあり。

4/16 9:15

久しぶりの山頂。三度目の訪問ですが今日も・・・

4/16 9:15

富士山薄ボンヤリ。

4/16 9:16

山頂のマメザクラは満開。

4/16 9:17

二等三角点【栄村】。戻ります。

4/16 9:47

バイケイソウ。水気がある証左。

4/16 9:56

峠斜面にはニリンソウも咲いていました。

4/16 10:05

佐野峠に戻り、尾根を探します。工事中の林道は通行止め。左の林道が下部につながっているのでしょうか。

4/16 10:04

林道法面に階段があり、尾根の登りの始まり。

4/16 10:07

見下ろした佐野峠。尾根へ超急登です。

工事林道の上部を登っていきますが、東面が伐採してあるので抜群の展望です。
五宗山〜毛無山〜熊森山〜長者ヶ岳〜天子ヶ岳〜富士山

4/16 10:14

アカネスミレ。

4/16 10:20

登りが終わりました。

4/16 10:32

尾根はブル跡が残る道をしばらく歩く。

4/16 10:44

尾根道に入り・・・。

4/16 11:02

長野山到着。地図に山名がないが、山村正光氏著書に訪れる人もないが思親山のついでに登ってみたら？とあり、大島峠まで尾根を歩き甲斐大島駅に下る記述があったので今回の山行となった次第。

4/16 11:03

三等三角点【内船（−）】著書には展望がよいとありましたが、四囲樹木に囲まれてました。

4/16 11:04

何も読めない・・・

4/16 11:19

林道を横切る場所で大島峠のプレートがあり、あれっと思いましたがここから下りだしました。迷走の始まり。
実際の大島峠はまだ先にあり、祠があります。三石山から来ていたら間違いはなかったのでしょうけれどもね。

4/16 11:58

赤テのある場所から強引に下り始めますが、道がない。林道工事でユンボ乗車（昼ごはん中）の男性に道を聞くも、ここを歩いている人は今まで見たことがないと言われました。
左手首に切り傷を知らずに（倒木越えの時か）作り、血でベトベト。やがて伐採地上縁に出て下方に林道が見えました。あそこまで降りよう。

4/16 12:36

この伐採跡を下るのが一苦労。下れそうなルートを探しながら。中央草付きにタラノメが沢山あり、踏み跡がありましたので採りにきた人がいたようです。

4/16 12:39

林道に降り立ち、工事作業小屋があったので中にいたオジサンと話したところ、現在地は内船駅と甲斐大島駅の中間あたりと判明。東に身延山。

4/16 12:41

赤マーク箇所から下ってきました。

4/16 13:25

既に地図波線とは違う場所にいたのでこのまま林道を佐野峠まで歩こうか考えていたところ、赤テを発見して誘惑にかられます。ここから降りちゃえ。

4/16 13:57

割としっかりした道で安心します。

4/16 13:58

フデリンドウを撮る余裕がでてきました。

4/16 14:03

しかし追ってきた赤テがなくなり、道は途切れてしまい・・・

4/16 14:15

沢床に降り立つ。右岸の上の古い踏み跡を沢沿いに歩きますが、グズグズの上枝葉が被さり、やたらとある倒木で越えていくのに必死。
どん詰まりにフェンスがあり、向こうは身延線の線路。助かったー。

4/16 14:21

フェンス沿いを左に行く。ヘビイチゴ。

4/16 14:47

ヒメウズ。

4/16 14:49

フェンスが途切れた所で線路を横切る。

4/16 14:50

4/16 14:50

少し下れば県道。

4/16 14:55

身延町の「湯別当」あたりに出たようです。県道を歩くうちに南部町に入る。

4/16 14:58

通過するトラックに怯えながら。はるか遠くに南部橋が見えガッカリ。

4/16 14:59

ヒメウツギ。

4/16 15:08

4/16 15:22

光る富士川の川面ごしの篠井山。

4/16 15:23

時折歩道があって助かる。

4/16 15:27

ええやっと、内船駅に戻りました。あー疲れた。

撮影機器：

Canon PowerShot SX130 IS Canon

感想

takisuke

山村正光氏の古い著書に山名が地図にない三角点の山『長野山』の案内があり、行ってみたくなりました。大島峠を見誤ったのは痛恨でしたが周遊できて良かったです。