【沢初め】谷太郎川水系 鳥屋待沢左俣 宝尾根下降


- GPS
- 09:47
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 795m
- 下り
- 829m
コースタイム
- 山行
- 9:34
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 9:48
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
権現橋に駐車スペース2台ほど。 セブンイレブン神奈川清川店が一番近いコンビニ |
コース状況/ 危険箇所等 |
右岸の作業用経路を歩き広河原から入渓 全般的に春先でコケが多く、落ち葉も堆積していて全般的に滑りやすい。この時期のグレードは少し高いのかな 12m大滝は登りにくくなっている。巻きは左から、一部ザレているけれど、無難に巻けば時間はかからない 二俣は右俣は水量が多く、8m滝で合流してくる。左俣はほとんど水量がない。 幕岩は倒木が多く荒れている。幕岩上部の10m滝はロープを出して突破。 宝尾根は踏み跡不明瞭。読図必須 ロープは30mを使用。ロープは30mを3本 10mを2本持参 今回すでに蛭がメンバーの靴に着いてました。実害は無し |
写真
感想
今日は総勢7名で丹沢の沢登り
SLの山友さんと初めまして
雨は心配したほど降られずに済んだ
シーズン初めなので苔がとにかく凄くて、半年前に遡行した事があるメンバーも同じ沢とは思えないと連発
大滝のリードはかなり緊張した
下部は倒木にフレンチで登る
実は上部の最後が核心だった
残置ハーケンが2か所ある
5mのトイ状滝も苔がツルツルで少しフリーズする始末
左俣に入ってからの10m滝も前回はフリーで登れた滝も苔で滑る滑る
その後CS多段滝を後続に高巻きしてもらったが、これがちょっと失敗
尾根から沢に下降するのに時間がかかりすぎた
この時点で時刻は15時半を過ぎていたのでサブルートとして予定していた枝沢を詰めて宝尾根を下降した 要読図
最後は懸垂になるみたいだったので広河原に降りる枝尾根で右岸経路へ降りた
なんとかヘッデンのお世話にならずに済んだ
大滝は直登しないで1級上の沢
今回は大滝水流左を登ったから2級かな
宝尾根も読図が必要
ガイドブックに載るだけありなかなか良い沢だった
多くの方がシーズン初沢であったが、易しくないスタートであった
今シーズンの沢初めは丹沢から。
東丹沢は暖かくなるとヒルが多くて、いけるのはこの季節か晩秋のみ。
標高も低く、里山の趣なのにそうとは思えないくらいダイナミックな滝の連続でした。
最初から最後まで、面白い滝の連続。石積み堰堤を越えてしばらくは平凡だけれど、その先は美しい釜をもつ小滝に大岩の美渓が現れる。
核心の大滝は直登可能だけれど、非常に難しい。CLがリードで登攀。落ち口当たりもビレイ点の選定が難しく、くの字型に登る感じだった。登攀開始点に向けてロープを投げるとどうしても立木にぶつかってしまう。
大滝より上はゴルジュ帯に滝の連続、釜も深くて水遊び。右岸にかかる枝沢の30m、40m滝の立派。
二俣より上は予想以上に水量が少なかった。
そのうえのCSの5m滝、後続は高巻きしたが、沢床に降りるルートがなかなか取れず非常に難儀。トラバースするにも非常に脆く歩きにくい。
時間がかかった末に最後は1人をフィクスロープで下ろし、2人は懸垂下降で沢床に降りた。この高巻きに1時間弱かかってしまい、残念ながら時間切れ。
枝沢を宝尾根に向かって詰めてたものの、この詰めもなかなかの曲者だった。
落ち葉が多く滑りやすい上に岩がもろく落石多発地帯。何箇所かロープを出したほうがいいんじゃないかという場面もあったけれど、詰めはなんとか40分くらいで尾根筋に上がることができた。その後も5分くらいで宝尾根に合流。思ったより楽なツメだった。
下山の宝尾根は踏み跡が不明瞭で正確な読図が必要な尾根だった。特に512mピークから下が難しい。
それでもなんとか暗くなる前に広河原までおりてくることができた。
人里に隠れた美渓なれど、ピリリと辛い、なかなか上りごたえのある沢。
CLも書いているように、沢初めにしては易しくないスタートでしたが、これをきっかけに沢初めメンバーで今シーズンもいろんな名渓に行けたらいいな。
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