瀬戸内市邑久町 いこいの村〜大平山〜城山〜いこいの村
- GPS
- 04:15
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 377m
- 下り
- 375m
コースタイム
天候 | 小雨時々弱雨&濃霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岡山いこいの村から大平山、観察小屋まではバードウォッチング&ハイキングコースとして利用されており、とても歩きやすく運動靴でも歩けるぐらいです。 観察小屋から北に延びる道はロープが張ってあり、ハイカーの人はこの先の分岐で岡山いこいの村方面にUターンしなければなりません。地図とコンパス、もしくはGPSナビを持っていればロープを直進し、林道に合流する所まで少々ヤブコギをしながら鉄条網沿いに進めますが、この後、林道から分かれた何か所かの道は県有地のため立入禁止になっていました。内陸部にはあまり入らないほうがいいかもしれません。 林道を下りてくるとやがて海沿いの道に繋がります。虫明(むしあげ)漁港の瀬戸集落まで来たら、城山への登山口を上ります。階段状になって歩きやすいところも多いですが、城山頂上に近づくにつれ、やや道が不明瞭になります。ちなみに、城山の登山ルートは地形図上にはありません。 城山頂上を過ぎると、最初は尾根上にかすかに踏み跡があり、進むのに支障はありませんが、いざ北側へ下山となるとけっこうハードなヤブコギを強いられます。コシダ(シダ植物)をクッションにし下りやすい地形(谷)を辿りながら、終点にフェンスや崖のないスポットに出てくる必要があります。もしかして、ルートファインディングに失敗し、実は下山道(踏み跡)があったのかもしれませんが、明確な車道との合流点は分からずじまいでした。 城山を下りきると、岡山いこいの村に続く車道に出てきます。ずっと桜並木が続き、コースの最後は桜、さくら、サクラで締めくくることになります。車で通過するにはもったいない道です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
防寒具
手袋(防水加工)
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー
地形図
コンパス
ファスナー付クリアーファイル
筆記用具
携帯
時計(防水)
タオル
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(山使用可能)
eTrex30(GPSナビゲーター)
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備考 | 今日は雨の日山行でしたので、雨具、スパッツ、雨用帽子、ザックカバー、ファスナー付クリアーファイルなどの防水グッズが役に立ちました。ただし、今回は小雨だったのでまだ水被害はほとんどありませんでしたが、カメラなどの精密機械の防水対策をどうするか今後に課題を残しました。 |
感想
久しぶりに雨の日の山行でした。しかも濃霧というおよそ山行には不向きな日に敢えて決行しました。桜とコバノミツバツツジのコラボがこの日が事実上の見納めであり、また、雨の日(束の間の雨上がり)ならではの野鳥や鹿などの野生動物の活発な動きや濃霧による幻想的な自然景観が見えるかもしれないと思ったためです。自然を相手にしていると、同じ動植物や景観でも気象条件や季節が違うだけで、まったく違う見え方がすることがあります。今回の雨の日山行もまさにそうしたことを実感することとなりました。野鳥の種類は多く、鳴き声が確認できたのはトビ、キジ、ヒヨドリ、ヤマガラ、ウグイス、カワラヒワ、メジロ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、キジバトでした。
桜とコバノミツバツツジのコラボレーションはおそらくこの日の前後がベストでしょう。こんなに長い道のりで両者が見られたのは初めてです。瀬戸内海の温暖な気候と豊かな自然環境が織りなすこの地域特有の環境がこの自然マジックを実現させたのでしょう。来年も同じ体験ができるかどうかは神のみぞ知るといったところでしょうか!?
雨の日のヤブコギは気持ちが萎えます。今回完全防備(防水)で臨みましたが、いろいろな植物や泥が濡れた全身に付着してしまいます。またヤブコギの定番であるイバラが常に雨具や露出した手を傷つけようとして、侵入者に対し無言の攻撃を仕掛けてきます。コシダは落とし穴に我々を誘導します。下山後はどこで暴れてきたの?状態です。そして登山後のこれら衣類の処理・・・でも、これはこれで思い出に強烈に残る経験となりましたので、結果よしとしましょう!(^^)!
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