蔵王・北屏風の滑降

2015年04月04日(土) [日帰り]

• GPS: 05:38
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,147m
• 下り: 1,147m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:07
• 休憩: 0:31
• 合計: 5:38

5:15 スタート地点
9:05 9:36 屏風岳
10:53 ゴール地点

東北大学蔵王観測所5:15〜林道から斜面へ5:51〜1166m標高点上6:46〜標高1570m（休憩）8:00-8:10〜稜線8:36〜屏風岳9:05-9:36〜秋山沢右俣10:03〜1166m標高点付近10:16〜林道合流10:38〜東北大学蔵王観測所10:53

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

雪質、斜面状況の判断が重要です。稜線にはほぼ夏道ルートで壁の一部を登りますが、ここをシール登高出来る場合は滑降も可能でしょう。ツボ足＋アイゼンでなければ登れないような場合は、1825m直下からの滑降は危険です。その場合は1825mより手前にやや斜度の緩い斜面があるので、エントリーポイントを探して滑ることとなります。1825m直下の壁は、滑り出しの斜度が50度ほどあります。斜面上部の処理が成功のポイントです。

写真

平らな稜線からスパッと切れ落ちる北屏風の壁

南側から見たドロップポイント

滑り降りて見上げる

さらに下降して見上げる壁

麓より壁を見る

感想

torayama

ほぼ計画通りに実行することができた。とはいえ、1,825m直下の斜度は厳しく、もう少し雪が固かったなら今日のラインは断念せざるを得なかっただろう。滑降と言えるほどのシュプールは描けなかったが、自分の腕前ではこのくらいが限度のように思う。これ以上はもはやエクストリームスキーの領域になってしまう。それは56歳の自分が目指すところではないし、目指せるはずもない。自分は山スキーにおける山行の可能性のひとつとしてトライしているのだ。とにもかくにも無事下降は果たしたのだから良しとしよう。