鈴鹿の上高地でまさかの道迷い
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 526m
- 下り
- 513m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ 気温は概ね12℃くらい 結構涼しい1日だった |
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過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この駐車料金は登山道の整備に使われている 登山ポスト:以前は観光案内所前に設置されていたが駐車場のトイレの前に移動して いた |
コース状況/ 危険箇所等 |
○駐車場〜伊勢谷小屋出合い:舗装された林道歩き 伊勢谷小屋前の橋を渡りすぐ右 折すると根の平への登山道に ○登山口〜根の平峠:緩やかな登りの登山道が続く この道は旧の千種街道 危険な 個所は無いが渡渉個所が2か所ほどある また谷沿いを歩く際は少し注意した方が いいかも ○根の平峠〜上高地:タケ谷と上水晶の分岐までは気持ちのいいハイキングコース そこからタケ谷までは目印のテープを頼り何度も渡渉して行く 危険なコースでは ないが目印を見逃さないことが大事 タケ谷出合いの手前から上高地に入ることが できるがそこには目印も標識も無いので注意 ○上高地:タケ谷との分岐から5分も歩くと突然広〜い台地が現れる 第一の台地だ かつては田代池と呼ばれた湿地もある ふみ跡はこの辺りまで そこからしばらく 行くと第2の台地が現れる この台地には「鈴鹿の上高地の主」と呼ばれるカツラ の木がある また歩いて行くと明神池のある第4の台地へ この辺りまで来ると目 印のテープもほとんどない ルーファイしながら進むと窯跡が現れテント場に 鈴鹿の上高地と呼ばれるエリアはこの辺りまでだろうか? ○上高地〜根の平峠:今回は何処で迷ったのか道を失った 名もない尾根に取りつき 磁石と地図を頼りに尾根道を進むと運よく千種街道に出ることができた ※三重県側とちがい滋賀県側は道標も目印テープも少ない 地図と磁石は必ず持参 すること |
その他周辺情報 | ○下山後の温泉:朝明の駐車場からすぐの所にある釈迦の隠し湯「三休の湯」がおす すめ ここの御主人からはこの付近の山のいろんな情報を聞くことができる @600円 またスモークチーズとソーセージも美味 岩魚の塩焼きもある 夕刻からは星空コンサートも開催される時もある 但し、営業日は確認すること 059-393-5439 |
写真
感想
久々に道迷いをしてしまった。それも鈴鹿の上高地で。(-_-;)
昨日までの雨も上がり、お天気も回復するとの天気予報を信じ今回はF君と鈴鹿の上高地の散策に。朝明渓谷に到着すると予報通り雨も上がるが、週末は満車の駐車場もこんな天気なのでガラガラ。駐車場の管理人さんに行き先を告げ、登山届BOXに届けを提出してスタート。伊勢谷小屋までは地味〜な林道歩き。橋を渡り小屋の横の道を行くと間もなく旧千種街道登山口に。因みにこの千種街道はかの織田信長も通ったと言う。
川沿いの登山道を進むと、ブナ清水との分岐が出てくる。ここから5分ほど登ると根の平峠に到着。ここにはかつて小屋があったという。たしかに小屋跡らしい平坦な更地がある。
県境稜線を越え上高地に。遠くにイブネや雨乞を見ながら気持ちのよい樹林帯を進むとタケ谷と上水晶の分岐が現れる。今日はタケ谷方面から上高地に入ることに。
目印のテープと道標に注意しながら何度も小さな沢を渡渉して行くと、上高地へのショートカットルートの分岐点が。いよいよ上高地だ。
やがて眼下に広〜い台地が見えてくる。ここが第一の台地。実は僕の上高地経験はここまで。ここからは未経験エリア。
第一の台地を後に進むと、目の前に大きなカツラの木が。この木こそ「鈴鹿の上高地の主」と呼ばれる木。
かつて、この辺りの木々が伐採され炭焼きされた時もこの木は伐採されなかったそうだ。近くで見ると凄い生命力を感じる。
第二の台地を過ぎるといよいよ踏み跡も無くなりルーファイしながら進む。
窯跡や湿地が何か所も出てくる。第四の台地を過ぎてしばらくするとキャンプ地に到着する。向こう岸に何があるわけでもないがちょっと愛知川を渡ってみることに。
ところが適当な渡渉地が見つからない。渡渉の苦手な僕は早々と裸足になって渡ることに。F君は何度もトライするが最終的には裸足になって・・・
60近いオヤジ二人が何をしている事やら
昼飯を食べ、根の平峠まで戻ることに。
上水晶方面への導入路が見つからず、ピストンで帰ることに。ところが何処でどう間違えたのか道が分からなくなってしまった。
谷筋に下りようとするF君を窘め、尾根に登ることに。両手両足をフルに使って名のない尾根に取りつく。地図と磁石を使い尾根を進む。こういう時単独行だと心細いがF君がいるから何とかなりそうな気がする。ところが尾根道もつき万事休す。
ここまでかと思った瞬間下の方を見るときれいな「赤テープ」発見。
千種街道に出ることができた。
地図と磁石は必ず持参。これは鉄則。それから道に迷ったら尾根筋に。これも鉄則。
それより以前に「道に迷わないこと」これが今回学習したこと。
下山後、三休の湯のご主人も言っていたが、鈴鹿の三重県側はいろんな方が登山道を整備しているが、滋賀の方は整備が遅れているので遭難者が多いそうだ。
今回は「鈴鹿の上高地」という素晴らしい景色と「道迷い」という経験をしたがF君のおかげで精神的に助かった山行であった。ありがとう。
それから恒例の2ショットの件だが、今回すれ違った登山者は6名。
うち2名は登山道整備の山男。あとの4名は下山時にすれ違った4人組の女性。
内お一人は根の平でテン泊とか。そんな軽いお話でお別れしたので記念写真はなし。
sugi-chanさん、こんばんは。
朝明からのこのルートは私も大好きです。
日本庭園みたいな感じのところもあって気持ちいいですよね。
そういわれてみれば上高地のような雰囲気も・・・・
人が少ないのも静かな感じでまたよいかも。
kousukedonさん こんにちは
そうなんですよ、このエリアは昔から「鈴鹿の上高地」と呼ばれているんです。
僕も何十年か振りで、第一の台地と呼ばれているところまでしか行ったことがなくほぼ初のエリアでした。鈴鹿の奥地にこんなに開けた台地があること自体不思議ですよね。
次回は紅葉の季節に行こうかなと思っています。
sugi-chanさん 今晩は。
雨も上がりまずまずの天気で良かったですね。
やはり今回は2ショット写真は無理でしたね。
この場所で私もめったに人に出逢った記憶が有りません。
このエリアは気ままに彷徨うように歩けるのが魅力だと思います。
今回迷われたとの事ですが、状況を整理して次に生かす。
こうして山を覚えて行くんだろうと思います。
onetotaniさん こんにちは
道迷い・・・やってしまいました。
あの辺りは猟師道やけもの道も多く、気ままに彷徨うように(感で)歩いていたら・・・
だめですね。
それでも結構冷静でして(一人じゃなかったから)、磁石と地図を頼りに無事生還できました。迷ったのは第5の台地近くのテント場辺りからです。
あの辺りはもう一度トライしようかと思っています。
甘栗さん、おはようございます
十分に鈴鹿の上高地を堪能されたみたいですね
道迷いのおまけつきで
と、冗談はおいて...道迷い
やはり鈴鹿は怖いって思ってる次第のtoshiです
古来から多くの人が足を踏み入れてルートが判らない箇所がある
そんな印象です...だから僕のような遠方のものは経験者と歩きたいのもです
しかしこのような時、重要なのは地図&コンパスなんですねぇ
安易に考えないで鉄則をしっかり守る これが重要な事のですね
toshiさん こんにちは
十分すぎるほど上高地を堪能してきました。本来ならハイキングの延長のような登山でしたけど、道迷いからは木の枝や根っ子をつかまないと登れないような尾根に上がり、磁石と地図とにらめっこしながらの、なかなかスリリングな登山となりました。
運よく登山道に復帰できましたが、多分一人なら心が折れていたでしょう。
こういう人のあまり入らないエリアに行く時の単独行は考え物ですね。
甘栗旬君、おはようございます
恒例の美女はなくとも、F君とのシブイおっさんペアで
キングギドラやスギちゃんとの出会いもあったようで
これまたシブイ鈴鹿の上高地でしたね。
手両足フル使いの道迷い、冷静にと思っても焦りますよね。
F君が居てくれて、赤テープ発見、良かったです
道迷いの後のお水やお風呂は、いつも以上に身に沁みますね
negimaさん こんにちは
「道迷いの後のお水やお風呂は、いつも以上に身に沁みますね 」⇒どこかで隠れて見てましたか?ホントその通り。
がいつも以上に体も心も癒してくれました。
下山時に女性4人組とすれ違った時には世間話はしたんですが、どこか心の余裕がなくお写真を撮るのを失念しちゃいました。
因みに赤テープを発見したのは僕でして、F君は僕の前方を歩いていたにもかかわらずいつまでも彷徨っていました。
sugi-chanさん
こんにちは
スリルのある山行お疲れ様でした。
静かな山歩きを楽しもうとすると
こんな危険が伴うから困り者です。
私の場合地図読み苦手ですので
スマホのGPS頼みですから必ず
ユーザーさんのログを入れて挑みます。
それでも迷うことしばしば❗
地図読み出来るように勉強しなければ
という見本のレコでした。
kazuさん こんにちは
今回の山行の前半は気持ちのいいハイキング。後半は五感と両手両足、そして日ごろ使わない知恵とコンパスのフル活用でした。
久々に本格的オリエンテーリングをやりました。
「単独行だったら」・・・・多分一人なら心が折れたでしょうね。
でもビビりの僕はあまり奥地に入り込む前に適当な所でピストンしたでしょう。
第2の台地あたりから突然踏み跡もテープもなくなります。おっさん2人だったから奥まで踏み込めたし、道迷いしながらも結構冷静に歩いていました。
ヤマレコ以前は道迷いの常習犯でしたのでちょっとは当時の学習効果があったのかな。
それにしても無事生還できてよかったです。
甘栗旬君、こんばんは〜
ドキドキしたでしょう〜わかるなぁ
私がまだピッチピチの女子高校生の時の実際あった本当の話なんですけど、このお話し聞いてくれますか?
岐阜県の路線バスでも岐阜県最長のロングコースのバスに
学校帰り岐阜駅から乗った時の出来事です。
間違ったバスに乗ったわけではないのです。
柳ヶ瀬経由で・・終点は「根尾能郷」というバスです。
(今は廃線となっています)
「根尾能郷」ですよ 目の前は能郷白山。
これに乗って居眠りしてしまって降りた所が終点の一個手前
きっと今回のsugiちゃんの心境はこんな感じだったのでは???と
思うのですが、「え?ちょっと違うの? 」
この話の顛末を知りたくないですか?「え?やっぱり聞きたい 」
目を覚ましてパニックになり焦って終点の一個手前のバス停で降りたのがいかんかったな。
終点まで行けば運転手さんに泣いて何とかしてもらったのに。
それでどうしたかって?
夜ポッツーンと山の中に下りて、灯りを探してしばらく歩き、やっとみつけた民家に救済とご相談に飛び込みました。
そしてそこの親切なおじさんに家まで送ってもらいましたとさ。
「おねえちゃん、ゆうべは徹夜で勉強したんかね?」ってさ。 ペロ
めでたしめでたし。 (若いってイイネっ )
参考: 確か岐阜駅→根尾能郷 2時間半
ps・これを教訓にパニックになっても冷静に考えなきゃいけないな
と気が付きました。
「 それよりも、居眠りすんな!!!! じゃないのか((( ̄へ ̄井)」 by sugi
miyaさん こんばんは あなたの甘栗 旬です。
女子高生の頃のmiyaさん さぞかし可愛かったでしょう。
家まで送ってくれたオジサンの気持ちよく分かります。
僕でも送っちゃいます。(^v^)
さて今回の件ですが イエス、久々にやっちまった〜 状態でした。
F君がどんどん谷筋に下りて行こうとするので、こりゃダメだ。尾根に乗らないと本当にとんでもないことになるなって、日頃使わないコンパスと地図とのにらめっこが始まりました。
でも結構冷静でしたよ。
一番ドキドキしたのは信用して登った尾根道が終わり、否が応でも下らなければならなくなった時です。
正直、万事休す。 このまま谷に下りて道がなかったらどうしようと思った矢先に赤テープを発見し無事生還となりました。
前を歩いていたF君が登山道と合流した後ドヤ顔をしてたのが印象的でした。
これが30の写真です。(見てやってください)
持つべきは友と言いますが、F君のおかげで悲愴感なくアドベンチャ〜してたのがよかったのかもしれません。
ところで、美濃の上高地???どこですか?
ここは、僕も迷いかけたことがあります。
正規の看板、東芝山岳会の看板
赤テープなどが、わかりづらい
トコがあって。
同じく、無理やり稜線に上がりましたが
ヤブコギで、ヘトヘトに。
でも、紅葉時期は、静かで
いい場所ですよ。
ぜひ、今回を教訓に、再訪の
機会があると、いいですね。
komakiさん こんにちは
そ〜なんですよ。もう少しで遭難するところでした。
あまりにも雰囲気がいいので調子こいて歩いていたら方角が分からなくなり、おまけに相棒はどんどん谷筋に降りてっちゃうし・・・
笑い話で済んだから言えるのですが、知らない人が見たら僕のコンパスと地図を真剣ににらめっこしている姿はかなりの緊張感が出てたかもしれませんね。
このエリアはまた秋にトライしようかと思っています。
仰る通り紅葉の頃はきれいでしょうね。
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