諸沢山〜無想吊橋〜不動岳〜六呂場山
- GPS
- 29:16
- 距離
- 43.7km
- 登り
- 4,553m
- 下り
- 4,583m
コースタイム
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 7:29
- 山行
- 10:06
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 11:19
天候 | 三日とも晴れ(ただし初日夜に雷雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰り:水窪ダムからタクシー |
コース状況/ 危険箇所等 |
千頭ダムから不動岳まではバリエーション |
写真
感想
不動岳のアプローチのうち懸案だった無想吊橋からの北東尾根を登ってきました。諸沢山取付点までは日向林道を使わず、天地第一吊橋から上西河内の渡渉ルートを選択。不動岳からの下山は水窪ダムまで歩くため、鎌崩尾根ではなく矢筈尾根を下山(林道歩き延々4時間は昨年やってめちゃくちゃ苦痛だったので、ゲートへの下山を選択)
全体として、大井川鉄道のダイヤ改正の影響(10月から連絡バスが川根本町に移管された関係で、静岡を早朝に出ても寸又峡温泉着が10時すぎになる。以前は8時すぎには着けた)を最後まで受けたなと思いました。当初の予定は1日目が諸沢山山頂、2日目が鹿の平でテント泊でしたが、いずれも2時間手前で時間切れに。
寸又峡温泉〜千頭ダム:
寸又川右岸林道の通行に支障なし。ライト必携。
千頭ダム〜諸沢山取付:
天地第一吊橋は踏板が一枚になっているところが複数。今回も吊橋正面から直登したが相当キツイので、遠回りでも丸盆岳へのトラバースで尾根に上がった方がよいと思う。上西河内への下りは、先人によるトラロープが残っており助かるが、落木により切れてしまった箇所もある。上西河内の渡渉は膝下で、正面の斜面に取り付くが、これも結構キツイ。一旦ピークを経由して北尾根を辿ると諸沢山取付に出る。
このルートは日向林道の代替としては使えるが、かなりハイカロリーという印象。
諸沢山取付〜諸沢山:
腐ったハシゴの横の岩場にトラロープが設置してあるが、昇降はかなり不安定。源平尾根は初めて歩いたが、歩きにくくはない。ただし長い。今回は手前で日が暮れてしまったので、途中でテント泊し、翌朝空身でピストンした。
諸沢山取付〜無想吊橋:
日向林道でも崩壊の少ない区間で、一ヶ所高巻気味に通過するが、危険度は低い。無想吊橋の看板からは先人のトラロープに従うが、脆い斜面も通るので注意。
無想吊橋〜逆河内〜不動岳:
無想吊橋の右後方の斜面を見ると、先人の設置したトラロープが見える。これにより一部だけだが比較的安全に下れるルートがわかるので、その先も問題なく逆河内に下りられた。あとは上を見上げて無想吊橋の真下に移動して渡渉。
その先のルート取りは間違えたようで、かなりハードなアルバイトをしてしまった。尾根に乗るとあとは淡々と登るが、正直旧登山道と思えるような痕跡はほとんど残っていない。1700mあたりから背丈の高い笹漕ぎも強いられる。1900mを超えると、笹の背丈は低くなり、鹿道をつなぎながら進む。
不動岳〜六呂場山〜林道ゲート:
不動岳からトラバース気味に直進すると、そのまま六呂場山方面への下降ポイントに行ける。通るのは2回目だが、かなり痩せ尾根が多く、決して歩きやすくはない。
六呂場峠からの矢筈尾根は歩きやすいが、1412m峰からの下りリボンが結構わかりづらく、途中で何度も見失う。取水ホースまで来たらあとはたどるだけ。
コメント
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千頭ダムから諸沢山取付きは、私も少し前にこのルートを使おうと思っていましたが、別ルートにしました。どちらにせよ厳しそうですね。
無想吊橋も行ってみたいです。
私も今年はお腹いっぱいなので、来年以降気力が湧いてきたら追わせていただきます。😃
寸又川左岸林道から日向林道下降は知らなかったです。
お立ち台は行ったことがないので左岸林道経由で大無間山も狙ってみたいですね
昔仕事で歩いたことのあるルートだったのでコメさせていただきました
無想吊橋から逆河内へ下って渡渉してから随分アルバイトされたと書かれてますが、多分白沢の左岸からザレを登って無想の対岸へ渡られたと思われます。
あのルートは今はザレガレで消滅しかけてますが強風等で渡橋出来ない時の正規の登降路でした。
丁度旧無想からの白沢吊橋直下のザレガレです。
ヒコーキ平尾根に合流してからの笹薮は登りの右側が藪が無く、歩きやすかったと記憶しております。
歩く人間が減って、知られていたルートが消えつつあるのは寂しいものです。
また深南部を歩かれる際には、当時を偲ばせる遺構、祠、石仏等ございましたら掲載していただけたら、と期待しております
こんにちは、昔このルートを使われたのですね。今となっては無想吊橋に行くことすら容易ではなくなってしまいました。。ルートはご想像の通りで、昔の登山道の面影はほとんどなかったですが、実際もう少しうまく歩けたかもしれないとは思います。
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