鷲ヶ巣山 県北の名峰

2015年04月12日(日) [日帰り]

• GPS: 10:00
• 距離: 11.8km
• 登り: 1,723m
• 下り: 1,714m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:13
• 休憩: 0:47
• 合計: 10:00

6:01 スタート地点
6:14 6:16 登山口
8:04 8:07 前ノ岳
9:37 9:51 中ノ岳
11:44 12:10 鷲ヶ巣山
13:39 13:39 中ノ岳
14:48 14:50 前ノ岳
15:53 15:53 登山口
16:01 ゴール地点

天候

快晴、下界は花見日和

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

600m付近から残雪現る。いたる所雪庇で危険個所多し。それ以外は藪。

写真

4/12 5:55

縄文の里朝日の駐車場の駐車。我々以外誰もいない。

4/12 6:14

取付の林道を歩くこと約10分で登山口到着。

4/12 6:43

登り始めは木々の早春の芽吹きに目をやりながらルンルンで登った。

4/12 6:49

足元にはイワカガミがあちこちに咲き誇っている。

4/12 7:12

いよいよ残雪が現れる。

4/12 7:27

残雪とブナとツリーホールのコントラストが鮮やか。

4/12 7:28

避難小屋が見えた！

4/12 7:33

築何年なのだろうか。豪雪に耐え、今年も朽ち果てず存命している。

4/12 7:33

小屋の裏側では丁度マンサクの花が咲き始めていた。

4/12 7:52

前の岳山頂到着。雲海とその先は奥三面の山々、そして朝日連峰。

4/12 8:05

奥三面ダム湖。

4/12 8:06

これから挑む中ノ岳、そして鷲ヶ巣山。まだ遠いなァ。

4/12 9:30

中ノ岳目指して残雪の尾根を進む。

4/12 9:40

猛烈な藪に苦戦しながらも中ノ岳到着。正面は朝日連峰、以東岳、左は化穴山。

4/12 9:44

三面川。村上の街並み。

4/12 9:45

再びダム湖。

4/12 9:45

南側は光兎山。飯豊連峰東面。

4/12 9:45

少し登り返したところに祠がある。

4/12 9:40

ここから鷲ヶ巣本山を目指す。その手前にもうひとつピークがある。なんてことだ！

4/12 9:45

どこをどう歩けばよいのか。

4/12 10:11

藪にあえぎながも1004Mのピークに到着。

4/12 10:11

登山道なんてない。

4/12 10:21

さあここから鷲ヶ巣のピークを目指して、一踏ん張り。

4/12 10:21

至る所で雪庇崩落中。

4/12 11:34

急峻で藪だらけの尾根を登り切り、山頂到着。5時間30分かかった！

4/12 11:35

信仰の山である。

4/12 11:35

山頂は全く雪は無い。風も吹かず、音も聞こえない静寂の地だ。

4/12 11:36

山頂から見る朝日連峰のパノラマ。素晴らしい！

4/12 11:36

朝日連峰の南側の山々。正面の円錐型の山は祝瓶山。山頂付近は雪が無いみたいだ。

4/12 11:37

飯豊連峰も全容が見える。東面はまだ相当の雪がある。

4/12 11:36

登ってきた山々。

4/12 12:13

時間も無いので、休憩は短く。さあ帰るか。

4/12 12:14

またあの山2ツ越えていくのか・・・

4/12 12:15

下山早々に藪こぎ。

4/12 12:22

藪と雪庇。

4/12 12:50

ようやく山一つ下り切った。

4/12 13:58

これからまた登り。

4/12 13:58

しかしキツイ。

4/12 14:29

途中、クマの足跡らしきもの発見。結構デカイ。

4/12 14:49

途中振返り。いやあ、よく登ってきた。

4/12 15:23

ショウジョウバカマもあちこちに咲いていた。

4/12 15:45

雪割草かな。

4/12 15:45

渡渉ポイント。ヒルの大生息地らしいが、まだ活動期ではないようだ。

4/12 15:55

ようやく林道に。冷蔵庫が捨てられている。

4/12 16:04

駐車場到着。前ノ岳が見える。いやあ激しく疲れた。

4/12 16:35

途中、高速道路から鷲ヶ巣山。形は綺麗だが恐ろしくハードな山である。

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX5V SONY

Xperia acro IS11S au SONY

装備

個人装備

念のためワカンを持って行ったが 使わず。

感想

ricefieldspk

下界は桜満開で最高の花見日和だというのに、我々は早朝5時前に自宅を出発し、苦行の山、鷲ヶ巣山に向かった。それというのもこの山は、ヤマビルが大発生するという評判であり、登山道も藪がひどいらしく、行くならまさにこの時期しかないと判断したためである。更にこの山は私の地元の山で校歌になっている学校も多く、いつかは行かねばならないと勝手に思い込んでいたところ、天気にも恵まれようやくチャンスがきたという訳だ。
登ってきた感想。これまで登ってきた山の中で最高難度。忍耐力勝負の山である。普通の山なら手前の前ノ岳で十分だろう。それがその後ろに2つのピークを越えて行かなければ鷲ヶ巣本山山頂にたどり着かない。苦行の連続ではあったが、しかしある意味よい経験と自信となった。
登山道に入る人は少なく（今回すれ違った人はもちろんゼロ）、これからますます藪が繁殖し人を寄せ付けなくするのであろう。そういうところにヤリガイを感じる人は是非チャレンジして下さい。

コメント

tonkara

はじめまして
こんにちわ

この山はさすがに「鷲が巣を造る山？」らしく、数度の登り返しが続いて精神的にも忍耐の必要な山ですね。さらにこの時期には雪庇越えや薮漕ぎ等本当にお疲れさまでした。
御陰で稜線からの絶景を存分に堪能させていただきました。

ricefieldspk

Re: はじめまして
tonkaraさん、こんにちは、はじめまして。
なんとか最後まで登り切りました。ヤマレコに投稿している他の人などのレポートを見ると、もう少し早くたどり着けそうな山のようですが、いかんせん藪と雪庇に阻まれ、困難を極めました。山頂からの景観はバッチリです。時期と事前調査を入念にぜひ安全な登山を！！