甘利山-千頭星山 〜山梨の山はやっぱりいいなあ、と再認識した旅〜

2023年11月04日(土) [日帰り]

• GPS: 03:55
• 距離: 11.3km
• 登り: 873m
• 下り: 873m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:25
• 休憩: 0:29
• 合計: 3:54

9:26 つつじ苑
9:38 9:38 鍋頭
9:40 9:45 甘利山
10:12 10:13 奥甘利山
10:54 10:58 御所山・青木鉱泉分岐
11:00 11:01 大西峰
11:13 11:13 原っぱ
11:22 11:22 千頭星山
11:37 11:42 鳳凰山展望箇所
11:54 12:00 千頭星山
12:08 12:08 原っぱ
12:17 12:19 大西峰
12:46 12:46 奥甘利山
13:05 13:09 甘利山
13:10 13:11 鍋頭
13:20 つつじ苑

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

韮崎駅発8:40（甘利山タクシー、2000円）
※定刻は9:00だが、1名利用だったので早めに出発してくれました。
甘利山駐車場着9:15
同上発14:00（甘利山タクシー、2000円）
韮崎駅着14:40、発15:21（JR中央線、240円）甲府駅着15:33

コース状況／危険箇所等

千頭星山の先、鳳凰三山の大パノラマが望める場所まで往復25分程度。

写真

登山口を撮り忘れたのでいきなり富士山。会えて嬉しい。

駐車場から20分弱で山頂に到着。

山梨側の姿、やはり美しい。

目指す千頭星山。

振り返り、甘利山山頂と富士山。

青木鉱泉への道を分ける。

気持ちの良い道を進む。

今日は心ゆくまで堪能できる。

11:21、千頭星山山頂に到達。予定より1時間弱早い。秘密の場所を目指そう。

大ナジカ峠への激下りの直前にその場所は在る。

鳳凰三山。

地蔵ヶ岳。オベリスクがはっきりと見える。

辻山方向。

錦繍を纏った姿にうっとり。

薬師ヶ岳から延びる尾根にも目を奪われる。

気品ある美しさ。

千頭星山に戻った。静寂を味わう。

サルオガセ

素敵な光景。

快適な道。

甘利山に戻ってきた。

レンゲツツジの大群落の見られる場所。

甲府市街。夜景を見てみたい。

13:20、登山口に戻った。

3年前にも寄った、つつじ苑でコーヒーをいただく。

甘利山タクシー。プロの安心感。

感想

kimichin2

　甘利山には、3年前のレンゲツツジの季節に訪れて以来である。あのときは、レンタカーを借りてやって来たが、今日は今年から運行されている「甘利山タクシー」を利用させてもらった。運転手によると、隣の北杜市のマウンテンタクシーに触発されて始めたものらしい。韮崎市に感謝せねば。
　「あずさ71号」から乗り換え、標高1640メートルの駐車場に到着したのは9時15分、たちまち雲上の人だ。山梨の山に登るのは、2年と3ヶ月ぶり、嬉しい。山梨側からの美しい富士を見るとホームに帰ってきた気がする。
　今日は、千頭星山、そしてその先の秘密の場所まで行かねばならない。帰りのタクシーは14時30分発、往復5時間で戻れるか、先を急ごう。
　季節外れの陽気、風も無く、少し汗ばむほどだが、富士の姿と伸びやかな笹原に魅了されて心弾む、足早になる。奥甘利山から千頭星山まで、これほど素敵な場所だとは思わなかった。
　そして山頂をあとに、いよいよその場所へ。およそ15分後、眼前に鳳凰三山の大パノラマが広がっていた。広角レンズでも収めきれない。錦繍を纏った山肌が心揺さぶる。立ちすくんだ。
　引き返し、千頭星山で、甲府駅の販売機で買ったワッフルを食す。久しぶりの静寂を味わった。にわかにつつじ苑のコーヒーを思い出した。3年前に出会った忘れられない味だ。少し早めに戻ろう。
　果たしてそれは期待どおりであった。復路も姿を見せてくれた富士山を思い出しながらゆっくりと味わう。上出来な山行、やはり来て良かった。
　駐車場にお迎えの車が現れた。「満喫できました」そう言うと、彼は笑顔でドアを開けてくれた。
（明日につづく）