甘利山・奥甘利山・大西峰(東京周辺の山350(2010年)山梨県内全制覇！)・カンバ平(静かなる尾根歩き)・高谷山
山梨県
鈍太郎
体力度について
- GPS
- 03:33
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,142m
- 下り
- 1,143m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 4:40
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
大西峰までの登山道は、ひたすら笹原の中を進む感じで、途中急登もありますが、道自体は割といい感じです。笹原のトレイルは大体笹の根がしっかり張ってて路面も石とか少なくて歩きやすい印象です。但し、道が細いところでは両脇から笹が道を覆っていて、足元が見えないところもあります。また場所によっては笹が夜露でかなり濡れていてソックスから水が滲みて靴の中まで濡れてしまいました。 カンバ平までのルートは、前に高谷山に登った際に使ったルートで夜叉神トンネルの脇から桧尾峠まで上がり、そこから高谷山は尾根を登るのですが、前回間違えたそのまま直進するルートを今回は使いました。これで高谷山からカンバ平方面へ下る稜線の途中の中池までショートカットする感じで行けるのですが、途中が想定外にヤバいコトになっていました。ズドーン！と崩落していて、そこを横切らないと先に進めない状態でした。横切った先人の跡も無いようで、いかにも崩れやすそうに見えました。最初横断しようと思いそのポイントに向かって移動している時に、周囲も崩れやすい状態だったため、落石を起こしてしまいました。しかもそこそこの量を。幸い下に登山道など人のいそうな所では無かったのでそれは良かったのですが、崩落地帯の周りでもその状態です。崩落地帯の中はもっと崩れやすそうです。これは横切るのは危険過ぎると判断し、幸いなことにも崩落地帯の上端がすぐ上でしたので、そのさらに上を回り込むことにし、無事に通過することが出来ました。その後は特に問題無く進むことができました。元々メジャーなルートではありませんし、通る人も極僅かだと思われますが、でもその割にはピンクリボンなどもそこそこありますし、危険個所はちゃんと整備されています。途中には切り立った崖の途中につけられた細い段状の道を、崖側の鎖に掴まりながら抜けるような箇所もありますが、ゆっくり進めば問題はありません。そして高谷山から下る稜線にぶつかる中池から先は、尾根ルートとそれを巻くルートがあります。行きは尾根ルート、帰りは巻き道を通りましたが、これが正解でした。地図上では尾根ルートと巻き道が合流する地点がカンバ平になっていましたが、実際は尾根ルートのもう少し手前、白根三山が正面にきれいに見渡せる絶景スポットに樺平の標柱がありました。もし先に巻き道で地図上のカンバ平まで行ってたら、表示が何も無いけど取りあえず制覇した気分でそのまま再度巻き道を戻り、ホンモノに気付かずに帰ってしまってたかもしれません。帰りは巻き道を通りましたが、それほど鮮明ではありませんので地図で踏み跡をしっかり確認しながら進むことをおススメします。中池まで戻り、さすがに来たルートの崩落地帯を再度通るのは嫌だったので、帰りは少々登り返しにはなりますが、高谷山まで登り、さらにそのまま夜叉神峠まで進んで、そこから登山口までメジャールートを駆け下りました。ここは夜叉神小屋までの荷物をキャタピラー車で運搬する道でもありますので、段差や大きな障害物が無く、ただし浮石がゴロゴロしていますので、それさえ注意すればソコソコいいペースで駆け下れる道です。コースタイムでは確か51分となっているところ、目標の15分を何とか切って14分で下れました！ そうそう、夜叉神登山口ゲートから先は、マイカー通行止めは当然ですが、歩行者は問題無かろうとそのまま通過しようとしたら、ゲートのところにいる係員の方に呼び止められ、行き先等を聞かれました。スマホの地図を見せて目的地とルートを話し、トンネルは通らないことは伝えたのですが、前回高谷山に登った際も言われたのですが、道が荒れててお勧めしないようなことを言われたのですが、前にも行ったことあって大丈夫ですよと言ったら納得してもらえました。それと、ゲートを通過する歩行者に協力金として300円をお願いしていると言われたのですが、義務ではないし、それに嘘でも何でもなく、現金を一切持って来てなかったので「キャッシュレスで払えるなら協力しますが、現金のみでしたらすみません」ということで今回はそのまま通過させていただきました。 |
写真
今回のターゲット大西峰も奥甘利山と同様メインルートから少し分岐を登った先にありますが、ここは表示も無く、道もこの通り。知らずに通りがかった人(＝前回の私(笑))は見つけることはほぼ不可能。
5
急登を下って平坦になった辺り。前回御所山へ分岐から下った際、分岐まで登らずにここからショートカットしようか悩んだのを思い出しました。(笑)
5
大笹池への分岐。大笹池と南甘利山を回って帰るのもアリかな？とも考えたのですが、まぁまぁ下って登り返しあるし、非ターゲットだし、ということでパスしてハシゴすることに。(笑)
5
これを上がって行くと登山道に合流します。この辺りでググっと曲がって登山道とほぼ平行に進んで合流するため、奥甘利山方面から第2駐車場へ向かう場合遠回りになるので、このショートカット道が作られたんですね。助かります。
5
でもすぐ先の砂防堰堤辺りは崩落土砂でルートがほぼ分かりません。正解は堰堤前を通過して、堰堤に向かって左肩の位置から上がって行きます。少し下に広めの林道っぽいのが見えますが、ソッチは間違いです。
5
桧尾峠まで来ました。こんな分かりやすい案内図が。決して新しいモノには見えませんが、前回コレ見た記憶が無いんですよね。だからココから高谷山に登る所間違えて、今回同様中池方面に向かっちゃったんですよね。
4
感想
先週は土曜日は会社のイベントで休日出勤。代わりの振替休日は8/12にしたので、来週末から9連休が待ってます！！
そして日曜日は駆け出しアイドルやってる娘が名古屋でイベント出演するというので朝からお出かけ。
まぁでもその分、その前の火水で仕事で富士山登ってきましたので、結局毎週山には行けてるんですけどね。(笑)
という訳でプライベート登山は2週間ぶり。
前回乾徳山の手前にある小屋沢ノ頭に登頂し、東京周辺の山350(2010年)の山梨県内選定峰全制覇！と思いきや、数年前に千頭星山登った際に途中の大西峰登頂扱いになってるけど、これ間違いなく行ってないよね？ということに気付いてしまいました。という訳で今回行ってきた訳なのですが、よくよく考えたら前回の小屋沢ノ頭にしても同じなんですよね。乾徳山登った際に近くだから自動的に登頂扱いになってただけで、実際に先々週行ってみたら、通過したルートからターゲットまで余裕で100m以上、これで自動登頂扱いは無いんじゃね？っていうぐらい離れてたと思います。なのでここ2回は登り直しでしたので、記録上の山梨県内選定峰全制覇は、6月末に行った赤岳裏ルートの防火線の頭になりますね。と思ってたのですが、これまた地図で改めて見てみたら、防火線の頭は確かに東京周辺の山350(2010年)の選定峰ではありますが、県境のラインの向こう、つまりは長野県内の選定峰でした！(笑)なので本当の意味で記録上の全制覇はいつかなと気になって、記録を遡ってみたところ、何とほぼちょうど1年前、名所山・風巻・春日山を巡った時だと判明しました！(笑)まったくの偶然ですが、これまた今回同様、仕事富士山後の最初の山行という点で同じです。とは言え去年は厳密にはその間に富士登山競走があるんですけどね。まぁこれは普通の山行的にはノーカウントということで。(笑)とは言え改めて山梨県内選定峰確かめてみたら、ログ取るようになる以前に登頂したターゲットがいくつかありました。中にはちゃんとソコをターゲットとして目指したのではなく、他のついでで恐らくは通ったであろうと思われるようなところもありました。そういう意味ではやはりいつかはログの無い所はいつか改めて再訪し、ちゃんと記録に残して名実ともに達成としたいなとは思ってますが、まだまだ未踏のターゲットも多いことですから、まずはそっちが優先ですかねぇ・・・
さてさて来週から9連休。正確には、その前の金曜日は会社で毎年恒例の農業体験の日になってまして、朝6時からと早い代わりに上りが12：00と、6時間労働で済むものですから、実質的には9.5連休ですね！それに午前中も農作業ですので、本業をやらないという意味では10日連続になるんです。(笑)
せっかくの大型連休なので、どこかガッツリ山行きたい気持ちはモチロンあるんですが、でも早朝日の出スタート登山が体に染みついており、昼間の炎天下に耐えられる自信がぶっちゃけありません！(笑)現に、先週の仕事富士山で、割と曇りも多くて快適で、それほど炎天下を歩いたという意識は無かったのですが、それでも帰って鏡で顔を見たら、富士山前よりも随分と焼けてたんですよね。それまでいかに昼間の直射日光を避けていたかが分かります。なので、長距離ガッツリ登山はもう少し涼しくなる9月以降にしようかなと思っているところではあるのですが、実は9/7にまた新たにロードレース出場が決まっちゃったんですよね。八ヶ岳高原ハーフマラソンです。会社の近くで開催されることもあり、会社に実行委員の方が別件でお見えになったついでに出場者が少なくて苦労していると聞いたものですから、会社のトレラン部仲間と一緒に出ることにしました。まぁハーフじゃなくて5�劼任垢韻匹諭�(笑)という訳で、9月以降結構ロードレースの出場が増えて来てしまいました。特に10月終わりには初フル金沢マラソン控えてますので、そこで後悔するような無様な走りしないためには、そろそろ山も少し控えてロードのトレーニングに力入れないといけないんですよねぇ・・・。それ終わるともう11月、長い所＝高い所が大体なので、そうなると今年行くのは難しいかなぁ・・・(;^_^
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