皇海山 (一部ログ切れてます)
- GPS
- 15:24
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 1,971m
- 下り
- 2,205m
コースタイム
- 山行
- 2:46
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:56
- 山行
- 10:51
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 12:24
天候 | 1日目 晴れ 2日目 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
■復路 山の後半でご一緒した登山者の車で渡良瀬渓谷鉄道の大間々駅→桐生駅 JR両毛線で小山駅→東海道線で東京方面へ ★タクシー利用したかったが、足利観光タクシーは一人で営業していて、休日なこともあり全く電話繋がらず。ドコモに転送されて、電波届かないか電源切られているのメッセージ ★知人は10月平日にタクシー利用した際は、前日に予約していたが、約束時間に駅におらず。当日、再度連絡して来てもらったとのこと。(朝8時から17時までの営業) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●庚申山荘から庚申山まで 暗いうちの行動になるので、やや道がわかりにくい。 ●庚申山から鋸山まで 11峰あるが、後半からは鎖場、鉄梯子、ロープの連続。全体に岩場の道だが、微妙に幾つかルート取れるので、間違えたと思ったら戻ること。 ●鋸山から皇海山 鋸山からの急下降が一番グズグズで嫌らしかったかも。登り返しも。上から見て左手にロープが張られていたが、右側のほうが安定していて、昇り降りしやすいかも。 ●六林班峠経由 庚申山荘まで 笹の高さは1.6メートルと小屋に表示されていた。峠までは背の高い笹原だが、峠からは近日カットされて笹は短い。ただし、ずっと右側がかなりの斜度で落ちているので要注意。 |
その他周辺情報 | 国民宿舎かじかで庚申山荘の宿泊代金2080円払う 登山届は必ずここで出す必要あり。下山報告も必要 かじか荘の外来入浴は2時半まで受付、3時まで。 |
写真
感想
皇海山は短縮コースの林道がある時は林道の運転が凄く難しいが、山としては普通と認識していた。ただ、深田久弥さんはクラッシックルートのアップダウンの厳しい道を歩いたんだなあ、どっちで行こうかな?と、ずっと後回しにしていた。
林道が台風で廃道になって、いよいよ百名山完登もあと少しなので、やっと宿題を済ませることにした。
ペーパードライバーに近い自分は誰かに運転していただくか、公共交通機関で行くか、大いに悩んでいた。一緒に誰かと行くことは、その人の安全にも責任を持たないとならないから安易には誘えない。天気も安定しているので、この三連休に行くことを決心。前日にタクシー予約しようとしても全く繋がらず。駅から歩く覚悟で出発した。
渡良瀬渓谷鉄道はトロッコ電車で大賑わい。そうでない電車も1両編成で大混雑。辛うじて座れて原向駅まで到着。無人駅だが、トイレが綺麗でホッとした。
トラックの行き交う国道を歩くのは心配だったが、縁石の歩道あり。かじか荘まで6.2キロメートル。国道を終えて左折して、銀山平の道に入ると道に傾斜がでてきた。季節外れの夏の陽気で半袖になって歩くことにした。ザックおろして準備していると、他県ナンバーの御夫婦らしい車が来た。ダメ元でヒッチハイクのサインを出したら、アッサリ乗せて頂けた。
近くの中倉山から下山したばかりで、温泉入りに来たという。(後で調べたら中倉山は日本のグランドキャニオンみたいな山と言われていて、興味がそそられる。)
車だとあっという間だが、登ったら自分の足ではかなりのキツイだろうと思わせる距離だった。自分で歩いたのは約1.5キロで25分位だった。
やっと登山口に到着して、かじか荘で宿泊代と登山届出す。
一の鳥居までの林道は紅葉がとても素敵だった。渓谷沿いで滝もあり。一の鳥居からはゆるゆると登りだすが、少し曇ってきた。下山してくる登山者が、皆さん相当に疲れているのを見て、明日の我が身を想う😂
庚申山荘までは色々な名所があり、なかなか楽しかった。3時過ぎに到着。トイレが近いので、一階の左側の畳の部屋を選択。右の部屋は水音がずっと流れているのが気になる、カーペット敷き。二階のほうが暖かく、窓も大きく気持ちよさそうだ。
5時頃には食事。食卓でコンロ炊いて、他の方達と懇親。駅から歩いて上がっていた方が二人もいた。相当に疲れて暗くなって降りてくる方や、下山後宿泊の方も何人かいた。合計15人ほど泊まったようだ。
することもないので早目に寝たが、元々山ではあまり眠れない。いつものことなので気にしない。この日は同室の3人組が2時起き、3時出とは聞いていたが、スマホのアラームが1時45分に普通レベルの煩さで鳴り(普通は少し音量控えめにしない?)、その後、延々と全く他人への配慮がゼロのかなりの音をたてて準備する。荷物デポして行くから、そんなに準備することある?せめて廊下でやればいいのに、枕元や同室でやられた。それを1時間半にわたり、ずっとゴソゴソ😱😱😱
二階のかなり離れた場所で寝ていた複数の方々も、あれは酷い音だったねと。山登ることよりも、人として大切なこと学んで欲しいものだ。
怒りよりも呆れ果てる感覚。自分は本来はヘッドライト行動は疲れるので1時間位にしている。それでも、あまりにも煩かったので早目に起きて3時43分出発。
スマホの収納場所が悪かったのか、ログがしばらく取れていなかった。暗い夜道を一人は嫌だなあ、早く誰かに抜いてもらいたいと思っていた。道がイマイチわかりにくい。大きな岩の右?左? ちょうど駅から昨日歩いて上がってきた単独の男性が来て、道をみてもらうと右が正解。岩の周りをくぐるような場所もあり、もう一箇所は男性が戻ってきたりと、明るければ恐らく簡単なんだろうが。
鈍足なので二人に抜いてもらい、のんびり歩いているとひょっこり前にライト当てると山頂標識だった。気が付かずに通り過ぎそうだった😂 見晴らしの良い所まで行って休もうかと思っていたが、あれ道がない?
方向的には左側だけど、右に行く中倉山方面?みたいな小さな標識だけあって、メインの左側にはない。後で見ると、ライトの当て方が悪くて、笹が茂って道を少し隠していたようだった。ちょうど二人組の女性が現れて、彼女達はアプリ確認、ライトが3人分で照らすと道は明瞭🥰 やっぱり明かりは大事ですね。
やっと少し明るくなってきて、一瞬だけ皇海山らしきがみえた。この時が唯一の全貌見えた時。11峰を越すので数えていたが、途中で???
薬師岳だったと思うが、ここで左に道が曲がる。直進でも行けるように見えるので、少し茂みに入ると絶妙のキジ場でした😅
この辺りでヘルメット被り、確か最初がオーバーハングの鎖場。下が見えないのが少しネックだが、懸垂下降みたいな感じで、かなりガッチリした鎖なのでワクワク。でも、昔に比べると体重増えてまずい😱😭😅 軽い身のこなしが、出来なくなっていると実感。トホホ〜〜〜
その次か、次の次位の岩場で後続の二人組男性に抜いてもらう。鉄梯子も立派だし、濡れていないので安心感ある。ロープで下ったり、登ったりするのは、ちと腕力勝負で体が重たい。
六林班峠分岐の標識見てホッとした。眼の前が鋸山山頂。皇海山がガスに隠れて、そこにあるらしい位しか分からなかった。しばし休憩後、皇海山に向かう。
ここからの急下降が斜面が脆くて実は自分的には一番嫌だったかも。ロープ伝いに下ったがイマイチで、登りの時は下から見て左側のロープから遠いほうが登りやすかった。(あくまで私の感覚とその時の状況で)
不動沢のコルあたりから折り返しの人達とすれ違うようになる。励ましてくださる方も多かった。後続の黄色い帽子の男性(以下Sさん)も近づいてきた。
目標の9時到着に少し遅れて皇海山山頂到着。5分ほどで写真撮って、直ぐに下山。鋸山まで登り返し終えないと、まだほっと出来ない気分。
かなり登り返しが辛く、やっと鋸山まで戻って、ふぅ〜〜〜。Sさんと少し会話。私がタクシーのことで前夜嘆いていたこともあり、同じようなペースで下山するならば、駅まで乗せて頂けるとありがたいお話。ここから先は笹原で熊も怖いので、なるべく一緒に音もたてて歩いたほうが良いかと。
古くから山をやられているので私とも話が合う部分があり、単調な下りに楽しさがあって良かった。でも、段々と引き離されて、ついていくのが一杯一杯😅
六林班峠までは笹原の丈が私の背ぐらいあるが、少しは沢登りをやっていたので、水面下を行く感じで割と楽だった。峠からが、ずっと笹の斜面が右に落ちていて、どうしても悪いことを想像してしまうので、慎重にならざるを得ない。延々と続くので、しまいには大きな岩が小屋に見えてしまうことも😂
天下見晴の分岐で元気なSさんは見学に行き、私は休憩後、先に小屋に戻ってデポ回収でパッキング。管理人さんは下山していて、コーラ買えなくて残念。
目標の電車にはちょうど間に合わないので、ペース上げずにゆっくり下山。ヘッドライトはつけないで下山できて良かった。無人駅でずっと2時間待つのも辛いので、駅員さんがいる桐生の街に近い駅まで送って頂き感謝🙇🙇🙇
渡良瀬渓谷鉄道の駅員さんも、とても親切で、どうやって帰るか思案していたら、私が思いつかないような便利な経路をアプリで案内して頂きスムーズに帰宅できました。
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