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Yamareco

記録ID: 6155038
全員に公開
沢登り
増毛・樺戸

安瀬山

2023年11月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
K山 その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:40
距離
11.3km
登り
994m
下り
983m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:35
休憩
0:04
合計
7:39
8:24
27
8:51
8:53
372
15:05
15:06
56
16:02
16:04
0
16:04
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ、風は強め
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
滝の沢トンネル入り口駐車場
コース状況/
危険箇所等
濃昼山道よりアプローチ。良く整備されていて歩き易い。整備されている方々に感謝。

沢はラバーだとややヌメる。この時期だからか岩は落ち着いているが、上部の二股周辺は未だにデブリが溜まっていて歩きにくいところもある。

鹿道が発達しているので活用するとかなり短縮できるが、美味しいものを見逃す可能性もある。
その他周辺情報 帰りは江部乙温泉へ
バカ臭い沢出会い
2023年11月04日 08:40撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 8:40
バカ臭い沢出会い
遠めからF1
2023年11月04日 09:19撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 9:19
遠めからF1
お宝発見
2023年11月04日 09:38撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 9:38
お宝発見
最初の二股。明らかに左の方が川床が低い。
2023年11月04日 09:58撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 9:58
最初の二股。明らかに左の方が川床が低い。
ちょっとだけナメ
2023年11月04日 10:04撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 10:04
ちょっとだけナメ
F2
2023年11月04日 10:06撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 10:06
F2
二股その2は右へ
2023年11月04日 10:11撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 10:11
二股その2は右へ
多分3つめの二股
2023年11月04日 10:22撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 10:22
多分3つめの二股
手がかりはあるがヌメるので思ったよりも手応えがある
2023年11月04日 10:48撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 10:48
手がかりはあるがヌメるので思ったよりも手応えがある
良く似ているが違う滝
2023年11月04日 10:54撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 10:54
良く似ているが違う滝
藪の手前あたり。水は途切れ途切れ
2023年11月04日 11:12撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 11:12
藪の手前あたり。水は途切れ途切れ
シャクナゲ畑。花の時期はスゴイのかも。
2023年11月04日 11:20撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 11:20
シャクナゲ畑。花の時期はスゴイのかも。
増毛にしては大人しいヤブ
2023年11月04日 11:29撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 11:29
増毛にしては大人しいヤブ
一等三角点
2023年11月04日 11:47撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 11:47
一等三角点
展望ゾーンより
2023年11月04日 12:26撮影 by  KYV41, KYOCERA
1
11/4 12:26
展望ゾーンより
やや居座る。
2023年11月04日 12:26撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 12:26
やや居座る。
そろそろ進む。足元の何となく薄いところを辿る。
2023年11月04日 12:26撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 12:26
そろそろ進む。足元の何となく薄いところを辿る。
右岸からまいて降りる。
2023年11月04日 13:14撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 13:14
右岸からまいて降りる。
帰りの滝には虹がかかる
2023年11月04日 13:14撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 13:14
帰りの滝には虹がかかる
下部ゴルジュ
2023年11月04日 15:10撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 15:10
下部ゴルジュ
トンネル
2023年11月04日 15:19撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 15:19
トンネル
海岸線へ
2023年11月04日 15:21撮影 by  KYV41, KYOCERA
1
11/4 15:21
海岸線へ
波はそれなり
2023年11月04日 15:23撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 15:23
波はそれなり
ゴール付近のナメ
2023年11月04日 15:26撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 15:26
ゴール付近のナメ
右岸には梯子
2023年11月04日 15:30撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 15:30
右岸には梯子
左岸側には作業道
2023年11月04日 15:30撮影 by  KYV41, KYOCERA
11/4 15:30
左岸側には作業道
撮影機器:

装備

個人装備
長袖インナー タイツ 靴下 グローブ 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS 携帯 タオル ツェルト カメラ ロープ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ スリング ロープスリング アブミ タイブロック ハンマーバイル アングルハーケン 渓流シューズ
備考 懸垂しなかったのでザイルはなくても良かった。朝頑張って早起きして作ったおにぎりを忘れたのが痛恨のミス。

感想

雪を被った大雪を横目に、まさかの11月の沢。何となく1,000mを越えなければ大丈夫だろうと思い、幾つか暖めていた増毛、樺戸方面の山を目指すこととする。

当初は厚田川からの円錐峰を目指そうとしていたが、目指す198分岐の手前3.5km手前で林道が崩落していた。途中すれ違ったハンターさんから、クマを捕り逃したと言われたため、往復7kmの林道歩きが恐ろしくなり撤退を決意。サブ案として用意していた安瀬山に行くことに。

8:00過ぎに滝の沢トンネル入り口横の駐車場に到着。身支度を整えて8:30前に出発となった。我々の他には三人組のパーティーが濃昼山道を歩くとのことで、熊避けの笛を鳴らしながら歩いて行った。

濃昼山道は良く手入れされて歩き易い道になっている。15分程で滝の沢(バカ臭い沢)に出会い、一瞬登りかけるも、念のため地形図を見て、間違いに気付き修正できた。

さらに10分程度歩き、本命の谷地形に到着。入渓とする。晩秋の沢は藪も枯れ果て、非常に見通しが良い。思ったよりも大きな川で、右岸左岸には鹿道が発達しており、非常に歩き易い。ただし、濡れた岩はヌメりがついており、注意が必要。

標高100付近でF1。二段の滝となっており、右岸から登れる。180の二股は左の方が水流が多いが、右へ行く。230辺りでF2。濡れたくないので脇を登る。

1:50で280の二股。分かりにくいがここは左へ。そのあとすぐに出てくる300の二股は右へ取る。この当たりから傾斜が増してくる。最後に390の二股を左へ行く。

幾つか出てくる滝を危なげなく越えると、500を越えた辺りで流れは途切れ途切れとなり、550辺りで藪に突入する。笹をベースにシャクナゲ、灌木、ハイマツが入り交じっているが、どれもそこまで背は高くなく、密度も増毛にしては薄いのでそこまで大変ではない。

20分程の藪こぎでピークの北の稜線に到達。何となく付いている踏み跡をたどりピークへ。三角点回りはキレイに整備されているが、周りは背より高い藪で囲まれ展望は全くないので、カップ麺を食べて速やかに下山する。

来たときとは違う沢筋を辿ろうと、稜線を北へ歩く。途中で開けたところがあり、暑寒からピンネシリまでの展望にしばし見とれる。

適当なところから下山するが、こちらは背の高い笹藪にブドウが絡みつくイヤらしい藪になっており、一苦労した。半分転がりながら下るとアジサイ畑に飛びだして藪が終わる。途中の7m滝は右岸側に巻き道がある。ナメコが成る木を二本も見つけ、ホクホクで下山する。

6:40で濃昼山道まで戻ってきたので、海岸線まで行くことにする。集塊岩をくりぬいたゴルジュになっているが、相変わらずヌメる。なお深さはせいぜい太ももまでで、この時期なのに水もそこまで冷たくない。

20分弱でトンネルに到達。ネットの記録を見ると、山側の扉からトンネルに入れるとのことだったが、取手のようなものは見当たらなかったので現在は使えないかもしれない。

トンネルの下をくぐり海へ。最後は4~5mに広がるナメを歩いて日本海へと到着した。間もなく夕暮れと言う時間帯、でゴールに相応しい雰囲気となった。

海岸沿いを歩いて帰れるかと思ったが、どちらを見ても日本海の荒波を被っており、歩ける雰囲気ではないため、トンネルまで戻っでると、左岸側にフィックスのロープが付いており、上に登れる。

右岸にはハシゴ、左岸にはおそらく送電線の保守用の山道が付いている。辿って行くとドンピシャで鉄塔にぶつかるので、近くなった所で適当に濃昼山道に戻ることができた。

11月に沢に行けるだけでも嬉しいのに、海抜0mゴール、ナメコ、一等三角点と、盛りだくさんの山行となった。なお、今回はクマさんの痕跡は見なかった。

余談だが、濃昼山道の途中から下を見ると、滝の沢(バカ臭い沢)にはかなり大きな滝があるようである。

今回遡行した方は大沢と呼ばれているようで、トンネルの名前の由来になっている滝の沢と言うのがバカ臭い沢の方であるならば、大沢よりもこちらを滝の沢と呼ぶだけの理由があったはずである。

送電線の保守道を辿ればおそらく滝の沢の河口付近に降りることもできるのではないかと思われるため、雪溶けの時期に再訪して確認してみたい。

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